スペカ出てくる(はず)
…できた。昨日魔理沙が来てから17時間後くらい。俺は「空を飛ぶ」を覚えた!上に行こうと思えば浮き上がるし、下に行こうと思えば下がる。前に行こうと思えば進むし、後ろに行こうと思えば戻る。歩くことを意識しなくても歩けるように、飛ぼうと意識しなくても飛んでいる。つまり、無意識に重力を操っている。
…やっと、夢が一つ叶った感じ?
「あら、すごいじゃない」
「ああ霊夢!なんでか知らないけどできてた」
「まあ、良かったじゃない。
それなら、スペカ作ってもいいかもね」
「待ってました!」
…少女(&少年)作成中…
紙を手渡される。
「これがスペルカードの元になる紙よ。これを持って、理想の弾幕の形を念じればできるわ。雑念があるとそれも反映されちゃうから要注意よ」
「とりあえずやってみるか」
…2回目少年作成中…
「一つできたよ」
「へえ、見せてみなさい」
俺は早速スペカを発動する。16方向に放たれる赤い大きめの弾幕。そして小さめだが動きが速い青い弾幕。その2色の弾幕は混ざり合い、見ているものを魅了する。はずだったんだけど。
「うーん、いまいち鮮やかさがないわね。避けやすいし。これじゃあ、中級妖怪にも勝てないわよ」
マジすか…
新しく作ったスペカ、転符「ディレクション・オペレーション」
日本語訳で、「方向転換」
正にその通りに、敵の周囲に弾幕を配置し、敵の正面から弾幕を撃ち込むと共に周囲の弾幕で取り囲む。色のバリエーションも増やしたから、結構いいんじゃない?
「なかなか面倒なスペルね…。まあ、いいと思うわ。どうせなら、霧の湖に行って妖精と勝負してみましょうか」
「お、良いなそれ」
「お!霊夢じゃん!ってあれ、隣のヤツは見ない顔だな…よし、攻撃ー!」
「え、ちょっ!?」
「待ちなさいチルノ。この人は天城 悠、最近幻想入りしてきた人よ。」
「へー、じゃあなんで空飛んでるの?」
「今日習得したばかりよ」
「しゅうとく…?なんかよく分かんないけど勝負だ!」
「悠、チルノ、勝負はスペルカードルールに則ること。スペルカードの使用可能枚数は1枚よ。弾幕も1度当たったら負けよ」
「よし、悠!やるぞー!氷符「アイシクルフォール」!」
なんだこれ、めっちゃ避けやすい。どの弾幕も俺を狙って撃たれてないから、正面安置だな。
「行くぞチルノ。転符「ディレクション・オペレーション」」
「ふん!そんなあたいを狙ってこない弾幕なんて…ってあれ?周りにいっぱいあるぞ?」
「チルノ、対戦ありがとな」
そう言い、全ての弾幕を方向転換させてチルノに撃ち込む。
「うわー!?…くっ、あたいは最強だから負けないもん…」
「チルノ、被弾したから負けよ」
良い経験になった
「アイシクルフォールって涼しそうだよね」ルティ
「涼しかったぞ」ユウ