魔法少女育成計画YREGROF   作:水甲

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今回でようやくヒロインが決定します。

一人は既に決定してますが、もう一人追加で……

そしてヴェリテに変化が訪れます


9話 表と裏

いつも通りチャットルームでファヴが発表を行っていた。

 

『今回の発表は3つあるぽん。一つ目は魔法の国特製アイテムを5つ解放してぽん。武器、透明外套、兎の足、四次元袋、元気の出る薬ぽん。アイテムは早い者勝ちぽん。そして二つ目はラ・ピュセルが魔女に殺されたぽん。これで5人の魔法少女が魔女に殺されちゃったぽん。だけど三つ目の発表として魔女は残っている12人の魔法少女の中にいることがわかったぽん。この情報はマジカロイド44からぽん。マジカロイド44は未来の道具でこのN市にいる魔法少女の数を調べた結果ぽん。互いに協力している魔法少女がいるみたいだけど、もしかしたら魔女がひそんでいるから気をつけるぽん』

 

ファヴが発表を終えるが、チャットルームにはクラムベリーしかいなかった。

 

『やれやれ、みんな集まりが悪いぽん』

 

『いいではないですか。今頃全員驚いているかもしれませんよ』

 

『魔女が潜んでいることぽん?でも一体誰が魔女ぽん?』

 

『………少し疑わしい人物が一人います』

 

『それは誰ぽん?』

 

『それは教えません』

 

『どうしてぽん?』

 

『今教えたらつまらないからです。出来ればゲームの進行を勧めてくれたお礼に、彼女には絶望を味わせ無いと……』

 

『正体もお礼も気になるぽん』

 

『そうですね。強いて言うならスノーホワイトを利用します。そして行動を起こすのは……魔法少女が私を含めて6人になってからです』

 

『楽しみにしているぽん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あるバーにてカラミティ・メアリはマジカロイドと話していた。

 

「それでまだ正体がわからないのかい?」

 

「えぇ、全然デスが……」

 

「何か気になることでもあるのかい?」

 

「魔女の外見と似た魔法少女を見つけマシた」

 

「似ているじゃなくってそいつが魔女じゃないのかい?」

 

「デスが……」

 

「違っててもいいだろう。どうせ減らされる予定なんだろうから……上手くいけば魔女が釣れるかもしれないしね」

 

「ハァ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………」

 

誰もいない海岸で私は膝を抱えて座り込んでいた。

 

ある理由で他の魔法少女に会わせる顔がなかった。

 

それはラ・ピュセルを助けられなかったことではない。

 

私の記憶に映り込む、ラ・ピュセルの身体を貫いた私とあの感触……

 

私がラ・ピュセルを……

 

救いに来たはずなのに……

 

「何で……私に一体何が……」

 

質問を繰り返すが、誰も答えてくれない。

 

「私はどうすればいいの………」

 

「………それは貴方が決めることじゃないの?」

 

誰も居ないはずなのに、声が聞こえた。

 

声が聞こえた方を見るとそこにはハードゴアアリスがいた。

 

「ハードゴアアリス……」

 

「アリスでいい」

 

「アリス、スノーホワイトにお礼言えたのか?」

 

アリスは首を横に降った。

 

きっとアリスはスノーホワイトに救われた一人なんだろうけど、どうしてここに来たんだ?

 

「それで何の用だ?」

 

「……シスターナナから貴方を探してきてくれって頼まれた。貴方が落ち込んでいるだろうって……」

 

「スノーホワイトの方じゃなくって良いのか?」

 

「スノーホワイトの方には別の人が行ってる。それに私は貴方が心配だったから……」

 

「心配って、この間会ったばっかりなのにか?」

 

「何だか気になったから……」

 

そんな理由でいいのか?

 

とはいえ、正直今は一人にしてほしい。

 

もしかしたらあの記憶どおりにアリスもと考えると体が震えてきた。

 

「悪いけど、今は一人にしてほしいんだ。心配してくれてありがとうな」

 

「側にいる。だって貴方は……」

 

アリスが何かを言いかけた瞬間、大きな音と共にアリスの頭が砕かれた。

 

「アリス?」

 

声をかけ続けるが、アリスは返事をしない。

 

するとどこからか下品な笑い声が聞こえた。

 

「あははは、そいつが魔女かい?」

 

声が聞こえた方を見るとそこには銃を持ったカラミティ・メアリとマジカロイド44の姿があった。

 

「どうやら違うみたいデス。魔女の外見と似ていマスが……人違いデス」

 

「へぇ、でも、勘違いされるような外見してたからね。私じゃなくっても誰かに殺されていただろうね」

 

「そうでショウか?」

 

「それであんたとは初めましてだね。私はカラミティ・メアリ。カラミティ・メアリに逆らうな。煩わせるな。ムカつかせるな。オーケイ?」

 

「マジカロイド44デス。どうぞお見知りオキを……」

 

頭のなかがグチャグチャになっていく。

 

目の前でアリスを殺された。

 

勘違いで……

 

私も同じように勘違いしていた。

 

それに殺されたということは………

 

失敗したということ。

 

「ふ、ふふふふ」

 

失敗という言葉が浮かんだ瞬間、今の私……いうなれば表の私の意識が消える。

 

そして私は……

 

「カラミティ・メアリとマジカロイド44でしたっけ?邪魔をしてくれましたね」

 

「邪魔?それにあんたの服……そうかい、あんたが魔女」

 

「えぇそうよ。私が魔女よ。そして正体を知った貴方達は……いいえ、計画を邪魔したカラミティ・メアリ、貴方はボロクズのようにしてから脱落させる」

 

「いい度胸だね。かかってきな魔女!!」

 

 

 




とりあえずヒロインはハードゴアアリスとスイムスイムということで……

そして次回また一人脱落します。

それが誰なのかはお楽しみに

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