いろんな世界にはいろんなヒーローがいるものだ。
ある世界には、仮面をつけたヒーロー。
ある世界には、変身するヒーローなど、各世界には、その世界に合わせたヒーローがいるものだ。
そして、この世界にも、……
いま、目の前に大樹のモンスターが街を破壊している。
街の人は逃げ迷い、あちらこちらから悲鳴と怒号が聞こえてくる。
そんな街の中を五人の影が疾走して行く。
あちこちの地面からは、大樹の根とお思われる、根がうねうねと地面から生え、街をさらに破壊する。
そうして、なぜか、目立つ位置に?五人の影が降り立つ。
そうして、五人の影から名乗りが上がる。
「……リィンホースブラック!!」ドドォーン
「……ホワイトシグナム」ドドォーン
「……ピンクブィータ!!」ドォォーン
「……ブルーシャマル!!」ドォォォン
「……グリーン」ポン
五人の戦士が、この街に現れる。
そして
「……我ら!夜天戦隊!!ヴォルケンリッター!!参上!!x5」
なぜか、レッドが居ないが話を進める。
「町が破壊されていくわ。ブラックどうしよう」(棒読み)
「……そうね、本体を叩きましょう!ホワイト」(ちょっとやる気)
「……私は戦えれば、何でも構わないぜ」(超やる気)
「……私は戦いは控えて、逃げている人の治療を……」(戦う気無し)
「……ワン」(犬になった)
もう、ぐたぐたである。
本来は、攻守のバランスが取れたチームだったはずなのだが……
そんな戦士たちを見る少女がいたが
「これ、絶対あかんやつや…」
呆れた目でみていた。
そうして、戦士たちは戦いを始める。
ブラックとピンクは、一直線で大樹に向かい。
ホワイトは適当に、進路にある根を切りまくる。
ブルーは逃げ遅れた人を助け、怪我をした人を治療して行く。
グリーンは
「わんわん」
穴をひたすら掘っていた。
そうして、ブラックとピンクが大樹の近くまでたどり着く。
「…大きいわね。ピンク」
「そうだな、ブラック」
二人は大きな大樹を目の前にして、その大きさに驚きはする。
「……でも、破壊だよね!!x2」
ヒーローらしからぬセリフが出るが、聞かなかったことにする。
そうして、二人は破壊の限りをつくす。
「あかんでぇぇええ!!それは、やりすぎぃぃぃやぁぁぁぁああ!」
少女の声が町の中を木霊するが、ヒーロー達には聞こえない。
そうして
「……はぁはぁ、こんなに破壊しても、この樹の動きがとまらないとは」
ブラックは息を切らしながら、樹の前に降り立つ。
しかし、大樹は立っているのもおかしいくらいにボロボロであるが
「…しょうがないわ。…こうなったら、最終手段よ!……みんな集まって!アレをやるわよ!」
ブラックは全員に集合を呼びかけ、それにあわせるように、全員が集まる。
「アレをやるのか?」
「アレをするのか、今度はわたしだな」
「アレをするんですか?」
「…わん」
みんなはそう言いながら、とあるフォーメンションをとっていく。
そうして、五人の中心に、巨大な大砲が現れる。
そして、その砲口が大樹に向く。
そうして、五人は、声を合わせて叫ぶ。
「……666ページはぁぁあ!!フリーめそぉぉぉん!x5」
「!?それはぁぁああ!いみわからんでぇぇえええ!」
五人の声に合わせ、砲口から、なぜか、グリーンがものすごい勢いで、大事に飛んでいく。
「と、とられたぁぁああ!!!」byピンク
グリーンが大樹にぶつかると、大樹を中心に、眩しい光が町を包み込んでいく。
そして、光の後に、巨大な爆発が、町を飲み込んでいく。
「!!オーバーキィィルゥゥゥゥゥやぁぁぁああ!」
少女もその白い閃光に飲み込まれていく。
そして、町は消えた。
しかし!人は無事だった。
誰一人とも怪我をしていなかったのである。
しかし、大樹と町は消え、広大な空き地だけが残った。
「………非殺傷モードでも、町はなくなるんだ」
「……無くなったな」
「……わたしはしらないぜ」
「………」(呆然)
四人それぞれが、自分の感想を言葉にする。
そうして
「……悪は栄えた事は無し!!x4」
グリーンはいないが、四人は最後のポーズを決めると、ものすごい勢いで、消えていった。
「!!逃げた〜」
少女はその姿を呆然として見ていた。
そして、グリーンは
「……わんちゃんなの」
「かわいい〜」
「もふもふ〜」
町の子供に、なぜかもふもふされていた。
「はふはふ」
しっぽも振っていた。