Wizardry Online   作:ターミン

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最初は小説風に書こうかと思っていたのですが、やはり日記風に描くことにしました。
これは、自分の目線の日記というよりも冒険者としての目線で書かせていただいています。


第1章「カリグラーゼの盗賊団」

ふう、では昨日の続きを書くとしよう。昨日はちょうど、冒険者ギルドで手続きを終えたところまで話したのだったな。それでは、今日は最初の依頼であった「バットローズ盗賊団」について話していこう。

俺たちは冒険者ギルドの登録を済ませた後、すぐに初めての依頼を受けた。

それは「バットローズ盗賊団」の討伐だ。この盗賊団は「カリグラーゼ下水道」という、今は使われていない下水道を根城にし、その近辺の村に被害を出しているために、今回、討伐の任務が依頼されてきたそうだ。「カリグラーゼ下水道」はモンスターも生息しているらしいが、迷宮の魔力自体も弱く、脅威となるほどではないとのことだった

 

その後、俺たちは冒険の支度をし、「カリグラーゼ下水道」へと向かった。

到着してみると、そこは薄暗く、不穏な空気が漂う不気味な空間だった。それに、下水道とのことだけあって、異臭まで漂っていた。

入口付近を見回ると、一人の男が倒れていた。「冒険者カート」だ。どうやら、仲間の大切さがわからずに、一人でモンスターに挑みやられたようだ。

「カート」は生きているようだったので、ほっといて俺たちは先に進んだ。そして、それと出会った。

それは、とても不気味なものだった。体は腐り落ち、足を引きずっている。その腐った体のせいか、異臭も出ている。そう、それはゾンビだった。物語などで聞いたことがあるが、実際に出会ってみると、その不気味さから恐怖を感じた。

だが、怖気図いてもいられないので挑んでみると案外弱かった…。まあ、最初の迷宮だし

次に出会ったモンスターは「ビートル」だった。大きなカブトムシだ。だが、下水道で見ると完全に「G」にしか見えなかった。また、奥の方に行くと金色の「スクージ―ビートル」というのがいて、逃げ足が速かったが、倒したら500G(ゴールド)ものお金を落とした。

何やかんやで、俺たちは最初のリドルに到着した。そのリドルは、隣にいた冒険者が言っていたが、スイッチを押すリドルのようだ。そこで、俺たちはスイッチを探すことにした。

最初に見つけたスイッチは入口付近の「1」番のスイッチだった。次に見つけたスイッチは4番だった。どうやら、順番がありそうだが、とりあえず押してみることにした。そのうち「2」「3」番のスイッチも見つかった。やはり、順番通り押さないといけないようだったが、「1」番の次に、もう「4」番を押してしまったのだから仕方ない。とのことで、「2」「3」も押してみた。

すべてのスイッチを押し終えたので道をふさいでいる、リドルを出してきた闇天使の像に話しかけると、封印が解除され、決戦場のボスに挑むことができた。あれ、順番は?

第1決戦場のモンスターはゾンビ共だった。だが、そこら辺のゾンビとは種類が違うようで、とても足が速く、強かった。さすが、迷宮の守りの要である、決戦場のモンスターを務める強さだった。なんとか、勝つことができ、道の封印を解くことができた。

そのまま道なりに進んでいくと、先の見えない真っ暗な部屋があった。そう、それは「ダークゾーン」だった。初めての「ダークゾーン」で少し、怖かったが進んでいくと一人の男がいた。その男はどこかの「ダークゾーン」でペンダントをなくしたらしく、探してきてほしいとのことだ。俺たちは(自分で探しに行けよ!)と思ったが、口に出さないでおいた。さらに、道なりに進んでいくと、ついに盗賊団のアジトの入口にたどり着いた。雑魚の「ハイウィマン」が見回っていたが、下っ端だけあり、まったく苦労はしなかった。けれど、途中で出てくる「ローグリーダー」という、ムチムチマッチョはそれなりに強く、苦戦してしまった。なんとか、入口の守りを突破すると、また「ダークゾーン」があった。そこの中をちょっと探してみると、先ほどの男が探していたものであろう「薄暗いペンダント」が見つかった。これは、後で男に返しておいた。そのまま、道なりに進んでいき、途中でリドルを解決するためであろうものをいくつか拾った。何度目かの角を曲がると、ついに2つ目の闇天使の像にであった。どうやら故障しているらしく、途中で拾ったいくつかのものはめ込んだら治った。

第2決戦場のモンスターは大量のG…ゲフン大量の「ケシードビートル」だった。単体自体は弱いが、何より数が圧倒で気に多く、それに気持ち悪かった。所詮Gなだけあって、何の問題もなくクリアできた。(気持ち悪いを除く)その後、大量の虫の死骸の中に光るものがあったので、いやいやそれを拾い上げてみると、それは「カオカパージ遺跡」の入場許可証だった。

いやな気分になりながらも、第2決戦場を突破し、封印も解除され、先に進めた。

第2決戦場を出て進むと、すぐに安全そうな上の道とゾンビのうめき声が聞こえてくる下の分かれ道があったが、あえて下から行くことにした。そのときは、どうせまたアイテムを取りに来るのだろうと思っていた。その通りだった、下の道にはゾンビがたくさんいたが、ところどころにリドルで使うであろう「~なネジ」が落ちていた。そして、さらに奥に行くとそいつはいた。

全身から漂う禍々しいオーラ、俺たち冒険者よりも一回りも大きい体、そのずっしりした筋肉、あらゆる点からそれが、普通の「コボルト」ではないことが分かった。そいつの名は「シルバーファング」その時、冒険者ギルドに討伐の依頼が殺到していた、超強力なモンスターだった。だが、その時の俺たちはそれを知らず、強いと分かっていたがらも手を出してしまった。そして、死んだ…。

圧倒的なほどに強かった。仲間はみんな一瞬でやられた。瞬殺だ、戦いなどではなかった、一方的な殺戮だった。そして、自分もその後すぐ死んだ。

目を開けるとそこは死後の世界だった。そこで初めて自分は寺院で「カーラルデ」から、蘇生について言われたことを思い出した。そして、一目散に最後に火をともした、蘇生の像に走った。途中で言われた通り、「ウォーカー」という、死神に出会い追いかけられた。凄まじい恐怖だった。後ろから死の手が迫てくるのがわかるのは、怖かった。

この後、自分たちはおとなしく「~なネジ」だけを拾って、次の闇天使の像に向かった。途中「コボルト」に出くわしたが、先ほどの「孤独の銀狼」の二つ名を持つ化け物ほどの強さではなかった。

しばらくして、最後であろう闇天使の像についた。

道中で拾ってきたネジ3つを嵌めると、ちょうど足りたらしく動き出した。

そして、ようやく「バットローズ」と遭遇した。さすが、盗賊団の親分を務めているだけあり、強かった。だが、「バットローズ」の取り巻き達を倒し、「バットローズ」も仲間と連携し、倒すことができた。

こうして、初めての冒険と任務は幕を閉じたのであった。

こうやって書いていると、懐かしいことばかりで、涙が出てきそうだ。今となっては、あの白い狼ですら、余裕で倒せるようになってしまった。そうだ、久々に迷宮にいた、あのペンダントの男に会いに行ってみようか。あの男は、ペンダントを渡した後に、暗闇が一番といっていたから、まだあそこにいるかもな…。いや、外の世界も闇に包まれたし、出てきているか。冒険者だけあって、自分も暗闇は嫌いではないが、いつの日かこの空にもう一度、日を登らせたいものだ…。




第1章「カリグラーゼの盗賊団」を読んでくださり、ありがとうございますうううう。
夜中に書くことが多く、眠気のせいか「誤字」・「脱字」が非常に多く、すごい文章になっていますが、頑張って読んでいただけるとありがたいです。今考えると、シルバーファングって、最後の頃はドロップもいいものないし、やる必要もないし、でまったく相手にすらされなかったんですね。
まあ、今回も読んでいただきありがとうございました。
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