サモンナイトにちなんで英語の副題を付けていますが、思いつかないこともあるかもしれないので、その場合は後から付ける形になります。
ライとシンクの、互いの自己紹介を終えた直ぐ後、シンクはライにあることを聞いていた。
「ライさん。さっそくで悪いんだけど、エクレールって人を知らない?」
「ああ、この女の子ことだな」
シンクがエクレールを探していると聞いたライは、当のエクレール本人を指差してシンクに教えてやる。
「え、女の子だったの?」
「私が女だと何かまずいか?」
シンクのリアクションにあからさまに機嫌が悪くなるエクレール。その様子を見たシンクは慌ててフォローする。
「ああ、ゴメン! 女の子の騎士なんて想像もしてなかっただけで別にダメってわけじゃ…」
シンクはどうにかしてエクレールを宥めると、あることを聞いていた。
「で、エクレール。姫様が君に、必殺技みたいなのを教えてもらうようにって言ってたんだけど」
「必殺技というと、紋章砲か?」
「そうそれ!」
シンクとエクレールの会話に、蚊帳の外になってしまうライとミルリーフ。
「姫様が、エクレールが上手に使えるから適任だって」
「そ、そうか。姫様がそういうなら教えてやろう」
「あの人、尻尾振っているね」
「その姫様とやらがよっぽど好きなんだな」
エクレールの様子を見ながらこっそりと話すライ達。見た目どころか生態まで犬寄りのようだ
そうこういていると新たな敵軍勢が襲来、紋章砲のレクチャーついでにシンクとエクレールで蹴散らすことになった。
「まずは、自分の紋章を発動させる。これでレベル1だ」
「紋章発動、レベル1!」
エクレールの手の甲に淡い緑色の輝きを放つ紋章が出現、シンクも彼女に合わせてオレンジ寄りの赤い光を放つ紋章を出す。
「全身の力と気合を入れて紋章強化。これでレベル2!」
直後、紋章が二人のバックに拡大されて投影される。
「この要領でさらに力を込めて…」
「「レベル3!!」」
二人が叫ぶと同時に、紋章が細かく配色された見事なものに変化する。横で見ていたライ達にとっても壮観な光景だった。
「最後に、フロニャ力を輝力に変えて、自分の武器から撃ち放つ!」
「それが、紋章砲!」
先程の軍勢が距離を縮めつつあったが……
「「はぁあああああああ!!」」
シンク達が叫ぶと同時に武器を振るうと、魔力攻撃とも光学兵器とも違う高密度のエネルギーが一斉に放出され、大軍勢を丸ごと飲み込んだ。
そのまま放出されたエネルギーは混じり合いながら天を貫き、そのまま上空で徐々に霧散していき、やがて消滅した。
「す、すげぇ…」
流石に上級とまでは行かないが、召喚獣の攻撃に匹敵する攻撃を生身の人間が使ったため、ライは驚愕するのだった。
「でも、雰囲気ぶちこわしだよね」
「言うな、ミルリーフ」
ミルリーフの言うことは尤もだった。攻撃の跡地には先程の謎の生物(後で説明を聞いたら、けものだまというらしい)が大量に転がっていたので無理もなかった。
「紋章砲は便利だが、甲冑を装備した騎士クラスの戦士には防がれることもある。それに…」
「撃つと、けっこう疲れるね」
補足説明をするエクレールに、自分の感じた感想を伝えるシンク。だが、言ってる割には表情に疲れが見えなかった。
「!?」
「あの、どうしたんですか?」
突然、ライは何者かの気配を感じてビクッとなり、辺りを見回す。
シンクが心配そうに尋ねるのも無視して周囲の様子を探る。
「そこか!」
───ダンッ
「ええ!? 何、なんなの!?」
気配のする方を判別したかと思うと、ライはどこからともなく銃を取り出して、その方向に向かって発砲した。
シンクが驚くのも無視して、ライは気配のした方に向かって言葉を飛ばす。
「今のは威嚇だったが、次は当てる気で撃つぞ」
「ほう、儂の気配に気付くか。そこの勇者よりも優秀なようじゃな」
ライの声に応えたのは、ダチョウのような体躯の黒い鳥に乗った女性だった。
抜群のスタイルと銀髪、そして猫耳が特徴的で、青を基調とした服装の上から、腰などの必要最低限の場所の身を守る鎧と黒いマントを身に着け、そして手に弓を持っていた。どうやらこの弓でこちらを狙っていたらしい。
「レオンミシェリ姫」
「姫様? 相手側の…」
エクレールが女性を見てそう呼んだ。どうやら、彼女はシンク達の陣営と敵対している側の親玉らしい。そうと知ったライは再び言葉を飛ばす。
「あんたが大将か。いや、女王陛下の方が良かったか?」
レオンミシェリ(以下レオ)は弓を投げ捨てて斧に持ち替え、左手の人差し指を口の前に持ってきて、チッチッと舌打ちしながらその指を振る。
そして、ライ達に対して言葉を飛ばしてきた。
「我が名はレオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ! ガレット獅子団領国の王にして、百獣王の騎士!」
声高々と名乗りながら紋章を発動するレオ。いきなりレベル3で発動したためシンク達は激しく驚く。
そして再び口を開く。
「大将でも陛下でもない。格調高く…………閣下と呼べ、この無礼者がぁあ!!」
直後、レオのバックが爆発し、巨大な火柱がいくつも立ち上った。
『来たああ! レオンミシェリ閣下、戦場に到着!! 愛騎ドーマも相変わらず凛々しい』
「凛々しいか、あれ?」
「うん、わたしも同感」
実況アナウンサーの叫びを聞いたライとミルリーフは思わずツッコミをいれる。
「おぬし等とやり合うのもいいが、儂は先を急がせて貰おう」
そう言ってレオはドーマに乗ったままどこかに移動しようとする。
だが……
「!?」
突然、ドーマの足に連続して衝撃が走り、そのままバランスを崩して倒れこんでしまう。レオが反射的に飛び降り、ある方向を振り向く。
「…気に入らねえな」
レオの視線の先にいたのはライだった。今の攻撃は、彼の持っている銃によるものである。
この銃は帝国軍が開発した最新型で、名もなき世界から召喚されたマジンガンをベースに、ロレイラルの技術を結集して作られたものである。折り畳みが可能で、従来の銃のような単発式と、マジンガンのような連射式の二つの機能に切り替えが可能なトンデモない代物である。
前回の戦いの頃は持っていなかったが、かつて赤き手袋の暗殺者の襲撃を切っ掛けにリシェルから護身用と言われて渡された物なのだという。まあ、その時ライは無限回廊にいたため、襲撃に巻き込まれていなかったのだが。
「貴様、何が気に入らん?」
「目の前の敵を力で脅して、あげくにそれで勝ったつもりで逃げる。その態度が気に入らねえ!!」
ライは、レオが勝ち逃げのようなことをしようとしたと感じたらしい。すると、その一言にレオが反応する。
「ほお、貴様はワシが臆病者だと言いたいのか。……気が変わった、勇者共々相手をしてやる!」
「上等だ。ブッ飛ばしてやる!!」
「おい! キサマ、何を勝手に決めている!!」
結果、ライの発言に対して怒りを露わにしたレオは、ライやシンク達と戦うことを決める。
エクレールはライがこの場を仕切っていることに対して不満だったが……
「ありがとう、ライさん! 一緒に戦いましょう!!」
「おい勇者! 何を言って…」
「城を攻められたら負けちゃうんでしょ? だったらこの場であの人を倒さないとマズいよ!」
「…ああ! もう、勝手にしろ!!」
シンクに正論をぶつけられたエクレールは、どうにでもなれといった感じで了承する。
「ミルリーフ、下がってろ!」
「うん。パパも気を付けて!」
ライがミルリーフを下がらせて、戦いが始まった。
まずはライが剣を手に駆け出し、レオに突撃、そのまま斬りかかる。しかしレオは凄まじい跳躍力で跳びあがり、そのまま斧を投げつけてきた。斧は落下の勢いも付いて凄まじいスピードで飛んできたが、ライは咄嗟に後ろへ跳んで回避する。
「「そこだぁああ!!」」
レオが着地した瞬間をみて、シンクとエクレールが武器を手に飛び掛かる。
「ドーマ!」
レオがドーマを呼んだかと思うと、ドーマは自身の胸当てを嘴で外し、そのまま放り投げた。
「うわぁあ!?」
そのまま投げられた胸当てはエクレールに直撃し、彼女は吹き飛ばされる。エクレールにぶつかったことで勢いを失ったそれをレオはキャッチして、それを使ってシンクの攻撃を防ぐ。この胸当ては、本来はレオの盾だったようで、ドーマに運ばせるついでに防具代わりにしていたようだ。
そしてシンクの攻撃を防いだレオは、そのままシンクの鳩尾に蹴りを入れてきた。
「がぁあ!?」
華奢な体からは想像がつかない程の力で蹴られて、シンクも吹き飛ばされてしまう。
「ふん。勇者もこの程度か」
「どうおりゃあああ!!」
レオが斧を回収しながら呟いてると、ライがその隙を目がけて斬りかかってきた。だが、レオはギリギリのところで気づいてそれを防いでしまう。
レオはそのまま隙が出来たと思い、ライを目がけて斧を振り下ろす。ライは彼女と違って盾を持っていないので、ここで攻撃を喰らってしまうところである。
だが…
「なに!?」
ライはそれを、サイドステップで特に苦も無く避けてしまう。かつて対峙した『剣の軍団の将軍レンドラー』も斧の達人だったので、彼との戦いの経験が活かされていたライには避けることは造作もなかった。そして、ライはそのままレオの背後に回り、柄頭で彼女の左腕を殴りつける。この時の衝撃で、レオは左手に持った盾を落としてしまう。
「舐めるなぁ!」
レオは激昂しながら斧に輝力を纏わせて薙ぎ払ってきた。
だが、ライはそれを一瞬でしゃがんで避ける。そして、そのまま剣を持っていない手で彼女の腹に拳を打ち込む。
「ぐはぁあ!?」
「手応えあり」
攻撃が決まったライは、不敵な笑みを浮かべながら呟く。レオはどうにか痛みに耐え、ライから距離を取る。
「パパ、がんばれー!!」
横でミルリーフがライを応援している。余談だが、この光景を見ていた観客や実況席の面々があまりの愛らしさに頬を緩めていたとか。
「剣と体術だけでレオ姫を……おい勇者。あの男、お前より強いんじゃないか」
「ええ!? そんな殺生な」
一方、エクレールはライのとんでもない強さに驚いており、助っ人として呼ばれたシンクより強いのではないかと思うのも当然だった。
それを聞いたシンクは慌てた様子でそんなことを叫ぶ。
「チッ、紋章も持たない奴に奥の手を使うことになるとはな」
そういうと、レオは紋章を展開してきた。どうやら紋章砲を使うようである。
レオが斧を地面に振り下ろし、輝力を地面に流し込む。すると彼女の紋章と同じものが浮かび上がってきた。
「獅子王炎陣!」
レオが叫んだ瞬間、彼女を中心に火柱が何本も噴き出してきた。さらに、それによって抉られた地面の破片が炎を纏い、火山弾のように周囲に降り注いできた。あまりに規模の大きな攻撃に、周囲にいた者は敵味方問わず撃破されてけものだまになっていくのだった。
「レオ姫の紋章砲は桁が違うぞ! とにかく逃げろ!!」
「わかった!!」
シンクはエクレールの指示に従い、二人でその場から逃げ出す。
その一方で、ライとミルリーフは……
「平凡からかけ離れちまうから、この力は使いたくなかったんだけどなぁ」
「パパ、もう今更だと思うよ」
ライとミルリーフは妙に落ち着いた雰囲気で(ただしライは溜息をついていたが)、何かを話していた。
突然、二人の体が光り始める。しかし、その光はとても穏やかな優しい光だった。
「大・爆・破ぁ!!」
レオの最後の叫びと同時に、そのフィールド一帯を覆い尽くすほどの巨大な爆発が起こった。
爆風は戦場の外にも届く強風となり、どれ程の破壊力なのかを見たもの全てに知らしめた。
『爆破! レオ閣下必殺の“獅子王炎陣大爆破”!! 範囲内に居る限り、立っていられる者は居ないという! 超絶威力の紋章術! 味方も巻き添にしてしまうのがたまに傷ですが、それにしても凄い!』
実況がレオの放った紋章砲の解説をする。広範囲を攻撃する技らしく、欠点も巻き添えが大きいというものだった。
「フランボワーズ、確認せい! 勇者と垂れ耳、あとあの男は死んだか?」
『はい! えーっとですね…』
実況のフランボワーズにライ達の生存状況を確認させるレオ。
しかし……
「ふぅ、助かった。ミルリーフ、大丈夫か?」
「ピ、ピギィ」
硝煙が晴れた先にはなんと、ライが無傷のままで立っていた。
ライは古き妖精の血を引く響界種、その力である妖精の加護でレオの紋章砲を防ぎきってしまったのだ。
ミルリーフも本来の姿である竜形態(小さい方)に変化して、紋章砲を緩和したようである。
『た、大変な事態が発生いたしました! なんと、レオ閣下の紋章砲を直に食らっているにも拘らず、無傷で耐え凌いだ人物がいます! あの乱入者の少年です! そして、先程の幼い少女が消え、代わりに謎の生物が出現!! 彼らは何者なんだぁあ!!!?』
「な!? 無傷じゃと…一体何をした?」
「いや。話すと長くなるんだけど、ちょっとオレの生まれが特殊っていうか」
大騒ぎする実況と、動揺しながら質問するレオに対して、ライは説明しづらそうに話していた。
まあ、このフロニャルドに妖精がいるかどうかわからないので、説明しても解るかどうか不明なのだろう。
『え? はい、ただいま勇者様と親衛隊帳の行方が分かりました。なんとお二人は上空に跳びあがって逃げていたようです!』
ライ達が見上げると、確かに人影のようなものが二つほど見えており、落下しているのか徐々に大きくなって見えた。
「じゃあ、二人が戻ってくる前にケリはつけさせてもらうぜ!」
ライは剣を一回転させながら、レオに向かって駆け出す。
「獅子王炎陣大爆破に耐えきったからと言って、勝ったと思うな!」
そのままレオも斧を振り上げてライに向かって駆け出す。
ライとレオは同時に武器を振り降ろし、そのまま鍔迫り合いに持ち込む。
「貴様、先程も思ったが中々の太刀筋じゃな」
「クソ親父にガキの頃から戦い方を教え込まれたんだ。腕には自信があるぜ!」
ライはこのままでは埒が明かないと判断、後ろに跳んでレオと距離を取る。
レオも同じことを考えたのか、同様に後ろに跳んで距離を取っていた。
「はぁあああああああああ!!」
「どりゃああああああああ!!」
二人は怒号を上げながら駆け寄り、再び武器を振り下ろす。ライが剣を振り下ろすとレオは斧で防ぎ、逆にレオが斧を振り下ろすとライは剣で防ぐ。軌道が読める攻撃はなるべく体を逸らす、バックステップやサイドステップを使う、等の手段で避けまくる。
もはや紋章術も召喚術も無い、肉体技による対決となっていた。
『謎の乱入少年ですが、レオ閣下に引けを取らない武術の才を発揮しています! そしてレオ閣下の方ですが、紋章砲どころか輝力を使っている節も見当たりませんが、これはどういうことでしょうか!?』
『最初に避けられてしまい、大技の獅子王炎陣大爆破を無傷で防がれた。恐らく、閣下はそこから小細工をしても勝ち目がないと判断しただと思います』
『なるほど! 解説ありがとうございます、バナード将軍! ですが、閣下をそこまで追い込むとは、彼は一体何者なのでしょうか?』
実況席でもライとレオの対決に興奮気味のようである。
一方……
「……加勢するつもりだったが、入る隙がないな」
「だね」
いつの間にか戻ってきたシンク達だったが、ライとレオの剣戟が激しすぎて、入り込む隙がなかった。
剣戟が続いていると……
「しまった!!」
レオの斧が限界を迎えてしまい、そのまま折れてしまう。ライはチャンスと言わんばかりにと止めを刺しにかかる。
「喰らえええええええ!!」
叫んだ瞬間、ライはレオに斬りかかる。
縦、横、斜めに三回連続で斬った後にダッシュ斬りを放ち、レオの背後に回った後で同じ要領で連続切りとダッシュ斬りを放つ。
「ミルリーフ!」
「ピィイ!」
ライがミルリーフを呼ぶと、ミルリーフは竜の姿のままレオにタックルを放つ。
「ピギャア!!」
そして、止めと言わんばかりにブレスを放ち、それがレオに直撃、そのまま爆発した。
「どうだ! オレとミルリーフの必殺技、召竜連撃の威力は!」
剣を持ってない方の手でレオを指差しながら叫ぶライ。
「なんというか、僕達の出る幕なかったね…」
「同感だ…」
シンクとエクレールは、それだけ呟いて呆然としていた。レオが乱入者であるライとそのまま一騎打ちに入ってしまい、そのまま決め技まで使ってしまったので、この反応は当然だろう。
そして、爆発で生じた煙が晴れると……
「「!?」」
「うむ、このまま続けても良いが」
煙が晴れた先にいたのは、武器と鎧を一式破壊され、インナーのみの姿のとなったレオだった。
胸を最低限隠すだけの服を着た上半身でへそが丸出し、下半身はデニム生地のショートパンツという、露出度の高い服装だった。幼馴染のリシェルも同じぐらいの露出度の服装で会いに来たことがあるが、彼女の場合は付き合いが長いこともあって慣れているので特に恥ずかしくもなかった。
だがレオは初対面で慣れて無い女性、胸もリシェルより大きいため色気は彼女と比較にならなかったので、ライも顔を赤くしてしまう。
シンクも耐性が無かったのか、赤面していた。
「この格好では、両国民へのサービスが過ぎてしまうのう」
ライもシンクも赤面している中、レオは恥ずかしがるどころかノリノリでセクシーポーズを決めていた。似たような状況に慣れているのが伺える。
「レオ閣下、それでは…」
「うむ。ワシはここで降参じゃ」
エクレールがまさかと思い尋ねると、レオは小さな白旗を取り出して宣言する。
その瞬間、上空に花火が上がり、そのまま爆発した。
『予想外の事態が発生! 勇者ではなく乱入者がレオ閣下を撃破してしまいました。ですが、彼は勇者と親衛隊長に協力していたので、撃破ボーナスの350点はビスコッティに加算されます!! 勝利条件が拠点制圧なので戦終了とはなりませんが、ビスコッティの勝利は揺るがないでしょう!!』
実況席からフランがハイテンションで実況を行う。内容から察して、シンク達の陣営の勝利が決まったということがライ達にも解った。
ライの独壇場!