あと、英題はぶっちゃけ適当です。
ミオン砦内では、激戦状態が続いている。
エクレールは両手に持った双剣による、手数を生かした攻撃で戦う。
シンクは棒に変化したパラディオンのリーチを生かした攻撃をする。棒は金属製で強度もあり、使い慣れているシンクにはそれを活かした防御も可能だ。
そしてライは、剣と銃を操る臨機応変な戦い方だ。銃はリコッタの改造により、輝力を弾丸の代わりにすることで弾切れの心配がない。そのため、連射モードで複数人の兵達をまとめて蹴散らせる。
そのうえ、元から得意だった剣術は、シンク達の近接戦と見比べてもレベルが高いことが伺える。飛び込んでは一閃を放ち、他の敵兵達の攻撃も咄嗟に回避する、ヒットアンドアウェイ戦法で確実に一人ずつ仕留める。
そこにリコッタとミルリーフの援護射撃も加わり、外回りの兵達がこちらに来る前に撃破され、中々順調だった。
だが、いつまでもそれが続くと言う訳にもいかなかった。
「ぶるぅううあああああああああ!!」
いきなり叫び声、それもかなり太い声が聞こえたと思ったらライ達を目がけて巨大鉄球が飛んできた。
「いい!?」
「なにアレ!?」
「マズイ、避けろ!!」
ライもシンクも仰天するが、エクレールの叫びで我に返り、その場から退避する。
ドゴンッと大きな音を立てて鉄球は地面に激突した。打ち付けられた鉄球はその半分ほどが地面にめり込んでおり、深く食い込んでいるのが伺える。
あまりの破壊力に戦慄していると、攻撃を仕掛けてきた人物がこちらに近づいてきた。
「ほ~、この俺の鉄球斧の一撃を避けるとは、や~るではないか」
男は黒い甲冑を装備しており、身の丈は2メートル近くはある大男だ。そして手に持った武器は斧。よく見ると斧の柄に鎖が付いており、その鎖の先に先程飛ばした鉄球が繋がっていた。
「ねえエクレール、あの強そうな人だれ?」
「ゴドウィン・ドリュール将軍。ガウル殿下の忠臣で、異例の速さで将軍に昇進したという噂を聞いたことがある」
エクレールがシンクの質問に答える中、ライはゴドウィンを見てボーっとしていた。
「あの、ライさん?」
「…ああ! 悪ぃ」
シンクに呼びかけられたライは、そこで飛んでいた意識が戻ってくる。
その様子が気になったエクレールは、ライに何があったのか聞いてみる。
「将軍の姿を見てボーっとしていたようだが、何かあったのか?」
「いや、あのおっさんとよく似たのを知っていたから気になって…」
ちなみに、ライが言うおっさんとはレンドラーのことである。武器が斧で声も体もでかい、雰囲気もなんか似ているのだ。
そして、現れたのはゴドウィンだけではなかった。
「へぇ~、勇者だけや思ったらそこの兄ちゃんも来たんやな」
「さっきの雪辱、晴らさせてもらいましょうか」
「お前等、たしかジェノワーズとか言ってた…」
現れたのは、虎耳の少女とウサギ耳の少女、ジェノワーズの内の二人だ。
「そういえば、まだ名乗ってなかったな。ウチはジョーヌ・クラフティ」
「私はベール・ファーブルトンです」
虎耳とウサギ耳はそれぞれ名前を名乗るのを聞いて、ライは「律儀だな」と思った。
すると、一緒に自己紹介を聞いていたシンクはあることに気が付いた。
「あれ? 確かもう一人いたはずだけど」
そう、ジェノワーズは三人組だったはずだが、もう一人の黒猫耳の少女がいなかった。
「ああ、ノワなら砲兵を抑えにいったわ」
「ついでに言えば、私達は本当ならもっと奥で待機してるはずでしたけど、被害が思ったより出たので急遽出てきちゃいました」
ジョーヌの一言を聞いて、ようやく気が付いた。そう、さっきから砲撃が止まったままなのだ。ワイヴァーンのブレスも止まっている辺り、リコッタだけでなくミルリーフも何らかの理由で動けなくなってしまったのかもしれない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ライ達がガレットの将校クラス達に追い詰められている最中、ミルリーフ達も絶賛ピンチだった。
「ミルリーフ、ごめんであります…」
リコッタがガレットの兵士達に抑えられており、ミルリーフの目の前には残りのジェノワーズが対峙していた。
「おねえさん、姫様を攫おうとしてた…」
「一応自己紹介。ジェノワーズのセンター、ノワール・ヴィノカカオ。さっきは諜報部隊って名乗ったけど本当はガウ様の親衛隊だから、そこのところよろしく」
「わたしはミルリーフ。一応よろしく」
律儀に自己紹介をしてきたジェノワーズ最後の一人ノワール。ミルリーフもとりあえず、礼儀だと思って自分の名を名乗る。
「さっそくだけど、リコッタは返してもらうから」
「そう簡単には行かせない、リコもあなたも抑えさせてもらう」
ミルリーフは、早いところノワールを倒してリコッタを救出しよう、そうしないと砲撃を使えないし、ワイヴァーンを下手に使ったら彼女に危害が加えられるかもしれない。
というわけで、ミルリーフVSノワールの戦いが勃発した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「勇者とそこの坊主は我らが主、ガウル殿下のご指名だ。片方だけでもいいから広間まで来てもらおう! 小娘の親衛隊長に用はない。降参するなら許してやるぞ?」
勝利者を気取ってエクレールに対して進言するゴドウィン。だが…
「仕方ねえ。シンク、エクレール!」
何かを決心したライは、シンク達に大声で呼びかける。
「オレがこのおっさん抑えとくから、二人で親玉のとこに行ってくれ!」
「はあ!? お前、いきなり何を言ってるんだ!」
「そうだよ! ライさん確かに強いけど、この状況じゃ無茶だよ!」
二人にはライの意図がわからなかった。
「オレとシンクのどっちかが行けばいいんだろ? だったら実戦慣れしているオレが抑える方に回る方が確実だからな」
ライの言うことは尤もだ。だが、だからといって納得でいると言うわけではないようだ。
「そんな、そういうのは僕個人としても納得できません! だから僕がこの人を抑えます!!」
「いや、二人とも生き残ってガウル殿下の好きな方と戦っていただく方が礼儀として正しい。だから私がここを抑える!」
シンクもエクレールも自分がこの場を抑えると言って聞かない。だが、ライも引き下がらなかった。
「ここは年上の言うことを聞けって! オレとしてはここで二人に潰れて欲しくねえんだよ!!」
「いいや、ここは年下が出しゃばる方が駄目ですって! 僕が抑えますから!! エクレールも女の子なんだから、ここは僕に任せて!」
「おまえに足止めなんて難しい戦、出来るわけないだろ! それにライ、お前が生き残った方が勝率も上がるはずだろ、その辺りも考えろ!!」
そのまま口論に突入してしまった三人。ライも、シンクも、エクレールも自分が一人でゴドウィン等を食い止めると言って聞かない、しかもそれが延々と続く悪循環状態に入っていたのだ。
その一方で……
「あの~、おじ様…」
「ウチら、ほったらかしにされてもうたな…」
ゴドウィン達ガレット陣営の面々が完全に忘れ去られてた。
ゴドウィンは何も言っていないが、だんだんと額に青筋が浮き上がっている様子から、忘れられたことについてかなり怒っていることが伺える。
そして、ついに限界を超えてしまった。
「うぉらぁああああっ! ガキ共ぉお! この土壇場で、楽しいやり取りしてんじゃねぇええ!!!」
ブチギレたゴドウィンは、そのまま怒声を上げながら鉄球を分投げる。そしてそれがライを目がけて飛んでいた。
「やべぇ!!」
ライは咄嗟にある行動をとる。なんと、いきなり剣を誰もいない方に投げ捨てたのだ。
だが…
「はぁあああ!」
―ドンッ―
「なにぃ!?」
なんと、ライは両手を勢いよく前に突き出し、それで飛んできた鉄球を止めたのだ。
ゴドウィンは思わず驚き、シンク達もジェノワーズをはじめとしたガレット軍の面々も口をあんぐりと空けて驚いていた。
ちなみに、ライが鉄球を止められたのはストラという技によるものである。このストラは、自身の身体能力を上げる、生物の自然治癒力の向上、といった効果のある呼吸法(ようは気孔術のようなもの)である。仲間の一人である龍人族の武術家セイロンからやり方を教わっていたので、このような芸当ができたのだ。
「お返しだぁあ!!」
ライは、そのまま受け止めた鉄球をゴドウィン目がけて投げ返す。このまま倒してしまおうと言う魂胆だった。
だが、そうそう上手くいくものではないようだ。
「だっしゃああ!!」
ライが投げ返した鉄球は、割り込んできたジョーヌが自身の得物である巨大斧を叩きつけたことで地面に激突、そのままカウンターが終了してしまったのだ。
「チッ」
「そうそう上手くはいかさへんで!」
舌打ちするライにジョーヌはそう啖呵を切る。
「どうやら、貴様を見くびっていたようだ。手を抜いていたとはいえ閣下を倒しただけはある。だが…」
「! ライさん、なんか苦しそうですけど…」
ゴドウィンの言ったことが気になり、シンクはライの方を見る。ライは息切れしており、先程に比べて披露しているのが一目で伺えた。
「ハァ、なに、慣れないことして、ハァ、ちょっと疲れた、ハァ、だけだ。大丈夫」
ライはもともとストラをあまり使っていなかったこともあり、力加減の操作は上手くできていないようである。ストラは確かに自然治癒力や身体能力の向上が可能な技だが、その分の体力を消耗してしまうというデメリットがある。ライはゴドウィンのパワーのこともあり、咄嗟に強力なストラを使ってしまった、これによって一気に大量を消耗してしまったのだ。
「こんな疲れ切った坊主を相手にしても、殿下は楽しくないだろう。まだひよっこな勇者の小僧と、見習いに毛が生えた程度の小娘の方が手ごたえがありそうなのでな、ここで坊主には退場してもらおう!」
そう言ってゴドウィンは斧を持った右腕を振り上げる。確実にとどめを刺す気のようだ。
(ヤベェ、避けられねえ!!)
「くたばれぇええええええええ!!」
そのままゴドウィンは持ち上げた斧を、疲労で動けないままのライにめがけて振り降ろそうとする。
その瞬間…
―ガキンッ―
突如何かがゴドウィンを目がけて飛んできた。ゴドウィンは咄嗟にそれに気づき、ライへの攻撃を中断してそれを防ぐ。最終的にそれは弾かれ、砦の床に突き刺さった。
「あれは、大剣か?」
そう、飛んできたのはライ達の背丈くらいはある両刃の刃と、やたらと長い柄の大剣だった。これほど巨大な武器を投げたのが何者かとライもシンクも疑問に感じたが、エクレールは大剣に刻まれた紋章に見覚えがあったようで、それを見て言葉を漏らす。
「この刀は…」
((え? 刀?))
まあ、刀といえば片刃の剣のイメージがあるのでライ達の疑問も尤もだった。とりあえずフロニャルドではこれが刀、と考えて思考を打ち切り、飛んできた方角を見る。
「遠間より失礼仕った!」
「アンッ!」
すると、そこに立っていたのはライ達を遠巻きに見ていた縞合羽の人物だった。
すぐ隣に可愛らしい白い子犬を連れており、本人は盃を片手にたたずんでいる。
「おぉ、久しぶりでござるなエクレール。しばらく見ない内に大きくなった」
どうやら、エクレールのことを昔から知っているらしく、そこからその人物がビスコッティ陣営=味方であることが伺えた。
それとは別に、ライはあることを考えていた。
(ござる口調…女の侍? イヤ、イオスみたいにあれでも男か?)
以前、仲間の一人である、元侍の吟遊詩人シンゲンから侍の中にはござるという語尾を付けて話す者がいると聞いていたので、その人物が侍だと睨んでいたようだ。ちなみに、女の侍はシルターンでも珍しいらしいが、ライは以前に無限回廊から迷い込んだ【転生の塔】というところの守護をしていた組織【白夜】のメンバーで、女侍のユヅキという人物と戦ったことがあった。そのため、ライはすぐに女の侍という考えを思いついたのだ。
その一方、エクレールは嬉しそうな表情をしていた。なんというか、憧れの人物を目の前にしている、そんな感じである。
「ダルキアン卿!」
「え?」
「ダルキアンだと?」
「あの人が、昼間言ってた?」
どうやら、この侍口調の人物がエクレールが言っていたビスコッティ最強の騎士らしい。侍っぽいが騎士?という疑問がライとシンクの中に渦巻いていたが、ダルキアンはそのまま口を開く。
「そちらの勇者殿と斧将軍、あとその白髪の少年にはお初に御目にかかる」
ダルキアンはそのまま、勢いよく笠と縞合羽を脱ぎ捨てた。その下にはビスコッティ騎士団の制服のような意匠の服を着ている。そして、縞合羽が脱ぎ捨てられたことで体格がわかり、そこから女性だということがはっきりとわかった。
そして、ダルキアンは声高らかに名乗りを上げる。
「ビスコッティ騎士団自由騎士兼、隠密部隊頭領、ブリオッシュ・ダルキアン!!」
名乗りを上げたダルキアン(以下ブリオッシュ)は、その次に何か書類のようなものを広げながら口上を続ける。
「騎士団長ロラン殿からの要請により、助太刀に参った!!」
だが、敵も勝利がかかってるので必死だったようだ。ブリオッシュの後ろにある塔から、口上を続ける彼女に弓を射ようと準備をする兵の姿をシンクが見つける。そして、その矢が放たれてしまった。
「危ない、後ろ!!」
矢はブリオッシュを目がけて飛んで行くが、彼女は避ける気配が全くない。
「紋章剣…」
かと思っていたら、ブリオッシュは紋章を展開する。どうやら紋章術で矢を防ぐようだ。
「裂空、一文字!!」
ブリオッシュは腰に差していた剣(どちらかといえばこっちが刀)を居合の要領で抜き、その勢いで紋章術を剣撃と一緒に飛ばす。
放たれた紋章剣は、そのまま矢をまとめて落とした………だけではなかった。
「……ええええええええええええええええええ!?」
「と、塔が斬れた、だと…」
なんと、ブリオッシュの紋章剣は、そのまま塔に巨大な切れ目を作っており、そこから塔の上部分がずれ落ちていく。
そのまま落ちた塔は、中にいた兵&近くにいた兵を巻き添えに崩れてしまう。
この光景を見たライとシンクは、顎が外れそうなぐらい口をあんぐりと開ける。
「勇者殿、おかげで助かったでござるよ~」
シンクのおかげで攻撃に気付けたということで、彼に対して礼を言うブリオッシュ。その時の彼女の表情は、物凄い朗らかだった。
「あ、口上の途中でござったな。えっと…どこまで話したか?」
「アン?」
ブリオッシュが首を傾げると、それに対して「さあ?」といった感じで答えるように鳴き声を上げる子犬。
「まぁともかく、押しかけ助っ人の推参でござる。さぁ、いざ尋常に…」
その直後、空に向かって花火が打ち上げられる。
そして…
「勝負でござるよ」
花火が炸裂した直後にさわやかな笑顔で告げるのだった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブリオッシュがライ達と合流していたのと同時刻。
「やぁあ!!」
ミルリーフは振りかぶった両手に魔力を纏わせてノワールに殴り掛かる。
だが、ノワールはそれをいともたやすく避けてしまう。先程からこの調子であるため、ミルリーフは段々と消耗して行ってしまう。
ちなみに、その間に一般兵達が集まってきて、テテもプニムも倒されてしまっている。
(わたしだけじゃこの場を切り抜けられない。でも、ワイヴァーンを呼び戻しても他の召喚獣を呼んでもその前にリコッタが…)
「リコにもあなたにも悪いけど、ここでリタイアしてもらう」
そして、ノワールは両手にナイフを持ち、ミルリーフに向かって駆け出す。
が…
『ぐわぁ!!』
その時、何処からともなく輝力でできた手裏剣がリコッタを抑えている兵達を目がけて飛んでいく。
それによってリコッタを抑えていた数人の兵達を撃破、そのまま全員けものだまと化した。
「(今だ!)ワイヴァーン、フレアキャノン!」
「Gyuaaaaaaaaaa!!」
ミルリーフの呼びかけに応えてワイヴァーンがこちらに飛翔、そのまま火球をブレスをノワール及びガレット兵達にぶっ放す。
「回避!!」
『ぎゃあああああああああああああああああああ!!?』
ノワールが回避指示を出して自身もその場を離れる。
だが、彼女以外の兵達がまとめてブレスを喰らってだま化した。
「今の攻撃は?」
ミルリーフがリコッタを捕えた兵達を倒したのが誰かと辺りを見回していると…
「リコ、大丈夫でござるか? あと、そこの幼子もおかげで助かったでござる」
いきなり聞こえた声の方に、ミルリーフとリコッタだけでなく、ノワールも顔を向ける。そこにいたのは、ブリオッシュの付き人と思われる狐の耳と尻尾を生やした金髪の少女(?)だった。
背丈は高い方だが、見た目から察した年齢は少女。なのになぜ(?)かというと…
(お、おっぱいおおきい。ミントお姉ちゃんくらいあるかも…)
ミルリーフの思った通り、バストサイズがすごい大きさだったからだ。それはもう、見た目十代の女の子には大きすぎるほど。ミルリーフの知る範囲では、いつもライが野菜を提供してもらっている召喚師の女性ミント、町にある占い屋の店主シャオメイの真の姿であるメイメイぐらいだろう。
「ユッキー!! 来てくれたでありますか!?」
「騎士団長からの要請があったでござるよ。それに大事な友人であるリコの危機でござるからな」
ユッキーと呼ばれた彼女は、リコッタとは友人同士のようである。
「まさか、ユキまで駆けつけて来るなんて思わなかった。ということは親方様も?」
「その通りでござるよノワ」
「マズイ、報告に行かないと…」
この会話から察するに、ノワールとも面識があるらしいことが伺える。
そして、その彼女がいることでブリオッシュもこちらに向かっていると言うのを察して、ノワールはすぐにその場から去っていく。
そのあと、ミルリーフは少女(?)に話しかけた。
「おねえさん、わたしたちの味方なの?」
「そうでござるよ。拙者はビスコッティ共和国隠密部隊筆頭、ユキカゼ・パネトーネでござる」
名前を名乗った後、ユキカゼはひだまりのような笑顔で「にんにん」と口にしたのだった。
だが、それとは別にミルリーフはあることを考えている。
(この人、なんとなくだけどリコッタとか姫様とは違う。なんていうか、別の生き物?)
ミルリーフは、竜特有の勘によるものか、至竜特有の魔力探知力によるものなのか、ユキカゼがミルヒやリコッタとは違う種族ではないかと察していた。
だが、悪魔のような邪悪さは感じなかったので、味方であると結論付ける。
その後、ミルリーフも自己紹介をして、三人でライ達の下へ駆けつけるのだった。
さて、ようやくダルキアン卿が出てきました。
ですが、大学の試験が近いので今月の更新はこれで最後となります。
再開は8月未明となりますので、ご了承ください。
それでは、これからも「サモンナイト 勇者と姫と超響者」をよろしくお願いします。