「どういうことだ!?何故泊の属国全てが滅びているのだ!」
泊の首都・天陽で泊の皇帝となった男がわめいていた。内容は最近滅びている泊の属国についてである。
「そ、それが生き残りのものの話ではいきなり首都の真ん中に現れてあっという間に壊滅させたと申しておりまして…」
「そんなことがあるわけないだろう!」
属国について報告した初老の男を皇帝は思いっきり罵りやがて蹴り飛ばした。
「もう一度確認してこい!次同じ報告をしてくれば叩ききるぞ!」
「は、はい!」
初老の男はあわてて立ち上がり駆け足で去っていった。皇帝の間に残されたのは皇帝のみである。
「…陛下」
そこへ泊の将軍が入ってきた。
「ベルテルミーニ王国侵略の軍勢が整いました。何時でも出撃可能です」
「よし、ならば早速出撃せよ!奴等に後悔させてやるのだ!」
「御意」
それだけ言って将軍は下がっていった。
「見ていろよ!ベルテルミーニの蛮族どもが!貴様らのあがきもここまでだ!」
「…戦艦が欲しい」
突如として、天命の如く俺の脳裏に戦艦への欲求が生まれた。
「戦艦…ですか?」
聞き慣れない言葉のためか白董は思わず聞き返した。
「そうだよ。遥か彼方まで届く砲弾。山もを削るその威力。見るものを引き付けるその艦艇の美しさ。あ~、たまらん!」
なんか久しぶりになにかが沸き上がってくるみたいだ。早速建造に移るか。
…いや、地下研究所にそんなスペースはない。新しく増設するか?もしくは第二の地下研究所を作るか。
…第二の地下研究所は追々作っていくとするか。今はここに戦艦を作るだけのスペースを作ることだな。早速作らせるか。
先ずは何を作ろうかな~。金剛型や伊勢型、扶桑型が無難かな?長門型や大和型は最後に作るとしよう。長門型や大和型じゃなくても充分使えるし。ゆくゆくは宇宙戦艦でも作ってみるか?原作では宇宙が出てくるからな。対応ぐらいしてもいいだろう。
「そう言えば陛下」
俺が考えていると白董が声をかけてきた。
「泊に潜入させている幻魔から連絡がありました」
俺は鬼武者に出てきたスチラードを製造して泊の侍女として送り込んでいる。勿論声は出せるようにしてある。鬼武者のスチラードは声が出せなかったからな。
「どうやらここに攻め混む用意が完了して先程出陣したようです」
そうか。ならば迎撃準備をさせるとするか。ついでに数体幻魔やスピリットを出すか。犠牲は少ない方がいいからな。
と、なると闇騎士辺りか?いや、いっそのこと闇騎士を複数出して俺の近衛兵にするか。俺の近衛兵は一人もいないからな。俺が独自に集めていたと言えばなんとかなるでしょ。それじゃあ、何にするかな?
余談だがスピリット召喚についてだが俺が生前集めたカードもしくは内容まで把握しているカードのみとなっているみたいだ。だからアマテラスドラゴンは召喚できるが持っていないカードは召喚出来ないみたいだ。当然だな。持っていなければ把握できないし。
早速召喚するか。先ずは
【闇騎士フローレンス】
これは翼を無くせば人間みたいだな。
【闇騎士アグロヴァル】
こいつはグレーだな。頭馬だし。そう言う兜にするか?いや、口が動くしな。こいつはダメだな。
【闇騎士マリス】
こいつもグレーだな。うさみみなければな~。切ればいけるか?
【闇騎士ケイ】
アグロヴァル以上にグレーだな。狐だし鎧着ければいけるか?
【闇騎士ボールス】
こいつもケイと似てるな。人狼だしな。鎧を着けて爪は武器にすればギりいける…かも。
【闇騎士アグラヴェイン】
こいつはダメだな。背低いし見た目もぐらだから足短いし。だけど暗殺部隊を作ってそこに入れるか?それは後回しだな。
【闇騎士モルドレッド】
こいつがいちばん人間みたいだな。手隠せば鎧着た人間でしょ。と言うかこいつを隊長にするか。威厳あるし。
【闇騎士パーシヴァル】
アウトー。でかいし人外だし。原作やベルカなら使えそうなんだけど今は駄目だな。
…っと闇騎士はこんなもんか?
こいつらを使って近衛兵を作るか。でも統一感はないよな。まぁいいか。