「諸君、いよいよ他大陸に侵攻する時が来た!」
王城前に集まった幻魔の前で俺は出発前の演説を行っている。まぁ、基本戦闘本能しかない造魔に何を言っても分からないだろうが。
あの後指揮官を誰にするかは決めた。俺だ。やっぱり俺もいくことにした。
「次に軍団長の任命を行う!先ずは侵攻軍団!
第一軍団、団長はベルホルト・グレゴール!
第二軍団、団長はギルガリオ・ハフファニール!
第三軍団、団長はラディ・イェーガー!」
侵攻軍団は主に前線に立って戦う軍団の事である。編制としては
第一軍団
指揮官ベルホルト・グレゴール
造魔
・刀足軽×5000
・弓足軽×3500
・斧足軽×2500
・アサシン改×500
幻魔
・ガッチャ×1000
・バズー×5000
・バラバズー×500
・バーサー×3000
合計2万1000
ゾンビ多数
第二軍団
指揮官ギルガリオ・ハフファニール
造魔
・刀足軽×8000
・弓足軽×2000
幻魔
・ガッチャ×3000
・オオワッシャ×3000
・ゴザレス×2000
・バーサー×2000
合計2万
ゾンビ多数
第三軍団
指揮官ラディ・イェーガー
造魔
・銃足軽×3500
・刀足軽×6000
・砲足軽×500
幻魔
・バズー×8000
・バラバズー×800
・バーサー×3000
合計2万1800
このような編制となっている。グレゴールは堅実的な編制となっていてギルガリオは力攻め、イェーガーには初戦闘である近代兵器を装備した第三軍団の指揮を任せている。合計6万程だが幻魔一体で人間10名以上の実力があるためその兵力は単純に十倍はあると言える。更に各指揮官は優秀なため先ずしくじることはないだろう。ギルガリオは力攻めを好むがそれしか出来ないわけではない。戦場全体を見る能力はグレゴールをも上回る。ただ、グレゴールは兵の喪失を嫌いギルガリオは必要な犠牲と割りきっているだけだ。
お陰で二人の溝はかなり深い。だが、二人とも俺に対する忠義は半端ないものがある。そのため俺は特にどうこう言うつもりはない。二人が害にならない限り。
「続いて補給部隊の指揮官は高等幻魔ジュジュドーマに任せる!」
「了解しました。わらわにお任せください」
オカマ幻魔ジュジュドーマは綺麗に礼をするがみためがみためなので全然絵にはならない。
こいつはここ最近誕生した幻魔で高等幻魔では初めての自然発生した幻魔である。まさかこいつが生まれるとは思わなかったがな。
とにかくこの編成で侵攻して状況によっては増援を行う方針で行くこととなった。
「では、全軍前進!」
俺の声を受けて他大陸侵攻作戦が開始され幻魔達が一斉に動き出す。
因みに俺も一応軍を率いている。下がその編成だ。
近衛兵団
指揮官ハクア・ベルテルミーニ
造魔
・マーセラス
・ドルドー×10
・斧足軽×500
幻魔
・バーサー×500
・バズー×1500
・バラバズー×150
・ゴザレス×500
合計3160
ゾンビ多数
まぁ、俺がいればスピリット召喚でいくらでも戦力を出せるからな。そして最新造魔であるマーセラスも俺の護衛として側にいる。これはエルバが来たときにあまり強い造魔がいないと思ってギルデンスタンに開発させていたのだ。俺が急かしたからか原作よりも実力は高くジークヴルムを一対一で打ち破る実力を持っている。あり得ねえ。
そんなマーセラスは今も俺の後ろで控えている。因みに姿は極だ。
そして第三軍団が出陣していったのを確認して俺も出撃する。
俺は装甲戦車【オルクス】に搭乗する。これは技術班が頑張って完成させた巨大な装甲戦車で装甲は何と200㎜あり一番薄いところでも150㎜はある。そのためかなりの巨体となっており見ただけでものすごい威圧感がある。
さて、この軍勢を見て他大陸の者達はどんな反応をするのかな?もっとも、最後には必ず滅ぼすが。