リリカルな世界の転生者   作:鈴木颯手

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第二話 状況

「…まさかこんな任務だったとは」

 

イェーガーは誰もいない静かな古本屋でため息をつく。

 

ハクアが用意した職は自営業の古本屋だった。と言うよりハクアは地球で大手の企業を起こしておりイェーガーの運営する古本屋はその末端と言うことになっている。

 

「まあ、確かにヘキュバにはきつい任務だろうな。あいつこんな仕事向いていないからな」

 

イェーガーは一人ごちる。ヘキュバは退屈になることを嫌っている。それに加えて読書が好きではないため古本屋は向いていなかった。

 

その点イェーガーは一人でなにもしないで過ごすことが可能だし本も嫌いではない。

 

「しっかし、この策で本当にうまくいくのかね~」

 

イェーガーは手元のファイルに目を通す。そこには今回の策の内容が書かれている。

 

暫くそれをイェーガーは見ていたがやがて引き出しに閉まった。

 

「ま、なるようになるだろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、もう一つ手を打っておくか」

 

イェーガーの件はもう大丈夫だろう。次は原作キャラだな。

 

ぶっちゃけあの戦力はかなり魅力がある。是非とも仲間になって欲しいがあいつらの性格上それはないな。

 

そう言えば先程友人からスカリエッティについて教えてくれたな。

 

原作通り既に活動を行っているか。もう少し早く教えてくれてもよかったな。

 

スカリエッティ自体はいらないがスカリエッティが作った戦闘機人は魅力的だ。特にナンバーズ六番セイン。こいつの能力はとてもすばらしい。だが、こいつはまだ開発されていないだろう。たしかゼスト隊が全滅したときにチンクまで開発されていたんだよな?ゼスト隊壊滅はA'sの二年後だったからだいたい後七年はかかりそうだな。

 

と、なるとスカリエッティは暫く放置だな。やはりStrikersまで待つしかないか。そうなるとどうしても原作通りに進める必要があるな。

 

最低でも高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやての隊長陣に加えてフォワードの四人は必要だな。

 

それなら放っておけばいいのだが俺を含めて転生者と言う異物がいるからな。原作通りにいくかどうか。

 

やはり転生者を探して監視した方がいいか?いや、他のやつらがどんな特典を選んだか分からない以上今は大人しくしているべきか。

 

…そう考えると迂闊に海鳴市に近づかない方がいいな。既に踏み台転生者を見つけた以上それだけでも儲けもんと考えるか。

 

暫くは自信の強化やベルテルミーニ大陸崩壊で戦力が低下した幻魔兵団の再編を行うか。

 

因みに六年前の闇の書事件で俺はこっそりと関わっている。

 

闇の書に見せかけて蒐集をしまくったのだ。お陰でかなり力が貯まったが人口が少し減ってしまった。問題ないとは思うが。

 

それと俺が最近作った企業だが表向きは普通の会社だが裏では武器の密売や麻薬の売買、人売り等を行っている。

 

日本の警察は俺の企業が怪しいとにらんでいるが動けないでいる。企業が行っていると言うより俺が行っているからな。それも国外などは転移していくから足がつかない。全く魔法さま様だな。

 

この麻薬だが何と人を廃人にしないのだ。これはタナトス改の改良版タナトス極だ。これを取り込んだ者を任意でゾンビに変えることができるのだ。その後のゾンビに噛まれるとゾンビになるのは変わらないが俺の任意だから取り込んだ者を好きなようにゾンビに出来るのだ。

 

既にこれを取り込んだものは一万じゃ聞かないだろう。もし俺が一斉にゾンビにさせたらそれこそゾンビ映画が一瞬で出来るな。

 

因みにこれは他世界でも同様に行い既に三つの星をゾンビの惑星に変えている。これらは造魔の材料になるからな。それに加えて友人のお陰で管理局は動かない。動いたやつがいても精々小数。死んでも行方不明となるだけで調べも入らない。

 

さて、早速作るか。

 

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