リリカルな世界の転生者   作:鈴木颯手

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お久しぶりです。難産でした。どうもスランプに陥ったみたいで中々進みませんでした。


第十話 東京喰種風に解体ショーその一

<さあさあ!お待たせいたしました!本日のディナーの登場です!>

 

そのアナウンスが流れテーブルについていた幻魔が叫ぶ。早くしろと言うように。

 

お客である幻魔が座るテーブルがある二階は中央が空いており一階が覗けるようになっていた。そして、その一階では何が何だか分からない様子のディナーの四人の姿があった。

 

<先ずは右端の方のご説明から!名前は酒田春樹、35歳。職業は雑誌の編集者ですが体が鈍らないように毎日ランニングや筋トレを行っているため身が引き締まっていることでしょう!仲介はオズリック様です!>

 

ほう、あのオズリックがこのような一品を持ってくるとは…。予想外だったな。

 

オズリックは下等幻魔からはその強大な肉体と幻魔であることへの誇りから絶大な人気を誇っているが食事に関しては品がいいとは言えなかった。食えれば何でもよくたまに下等幻魔を食らうときもあった。

 

そのためその辺のホームレスでも連れてくるのかと思っていたがいい意味で裏切ってくれたな。

 

<続いてその隣の女性、高梨紗理奈はヘキュバ様の仲介です。此方は先程とは違いプックリと太った雌豚です!この状態に混乱しているのか身体中から出汁がたっぷりと出ています!食べ応えがありそうな食材ですね!>

 

<次に左端の方は服の上からでもわかる盛り上がった筋肉をお持ちのようです!この状況でも慌てることなく腕を組むその姿は何処か頼もしさすら感じますが残念ながら今日で食材となってしまう彼の姿は二度と見ることはできないでしょう!余裕のその顔がどの様に歪むのか今から楽しみです!因みに仲介はバルドレン様です!>

 

フム、今回の食材は引き締まった中年男性、雌豚、筋肉そして、

 

<そして、今日のメインディッシュ!管理局に勤め自分が信じる正義の下前線で活躍している局員の方です!しかし!管理局の上層部ともめることもしばしばあり上からは煩わしく思われていました!今日彼女を食すことは管理局上層部の厄介者をなくすことが出来るのです!きっとこれからは管理局の上層部の方々には安眠が訪れることでしょう!仲介は陛下を通じてジュジュドーマ様です!>

 

管理局の局員か。確かAAランク魔導師だったな?デバイスはこちらで預かっているがスクラッパーはきちんと選ばないとな。反撃されて殺されてはこちらの手間が増えるしな。

 

<さあ!今日の解体ショーを盛り上げてくれるスクラッパーの登場です!>

 

巨大な鉄の扉が開きそこから現れたのは二つの顔を持つ番犬のような造魔、ガートルードである。

 

原作では3に登場し、鬼の一族の海底神殿を守っていた番人であったがギルデンスタンによって改造され鬼武者達の敵として立ちふさがる造魔であるがこのガートルードは元から造魔として産み出されている。鬼の一族何て存在しないからな。

 

ガートルードの姿を見て人間達は恐怖を感じており雌豚にいたっては排尿しているしな。あいつは後で洗わせないといけないな。

 

ガートルードが雄叫びをあげて中年男性に突進する。中年男性はあまりのことに混乱して避けられずその突進をもろに受けて上空に弾き飛ばされる。

 

自動車と接触したくらいの衝撃があるからな。中年男性は頭から地面に落下し頭から血がダラダラと出ていた。可愛そうに、あれでは即死だろうな。

 

ガートルードは次に筋肉をターゲットにしたようで先程とは違いゆっくりと近付いていく。その姿はかなり恐ろしい。

 

筋肉は中年男性と違い反対方向に逃げようとするもガートルードの前足に簡単に捕まり頭を噛み砕かれて即死した。フム、これをやった甲斐があると言うものだ。

 

『さあ!いよいよディナーの解体も後二人となりました。ガートルードによって潰された死体は直ぐに洗浄、調理を行いテーブルへと運びますので少々お待ちください!』

 

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