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あれから宮殿の中に入り、今私は繭の中にいる
崩玉という玉の力により虚から破面に存在が昇華されるらしい
霊子を見る限り崩玉の力は力の増加と細胞の強化にあるように見える、この繭はその力を逃さぬように作ってあるようだ
あれ単体では意味をなさないが、私か藍染ならば反応するだろう
力を使うのにある一定ラインの霊圧が無ければその力は発揮されないだろう、一定ラインより低ければそのまま霊圧を食われて消費するだけのようだ
だが欠点もあるようだ力の増加などに細胞が耐えられなければそのまま細胞が崩壊するだろう、それに存在の固定化、力の圧縮などは対象に依存される所だろう、おそらくまだ未完成、あるいは玉の力の出力が足りていない可能性があるようだ
あと五年もあれば破面に自然となっていただろうが、時間が短縮出来るのなら構わんだろう
崩玉の力の増幅を感じる、ようやく始めるようだ
繭の中に崩玉の力が流れてくる、細胞が少しずつ昇華していくのが分かる、日々自分の体を強化してきた私には慣れている感覚だがまだ足りない、崩玉の力を全て取り込むつもりで肉体を変えなければ私を昇華させるには足りない
より強く、より速く、より強靭に、崩玉の力を取り込み、足りない部分は周りから吸い上げようやく私の破面が終わった
周りを見れば面白半分で来ていた破面達が倒れているのが見えた
建物も一部消失している事から私の力の吸い込みで壊してしまったようだ、建物は出来る限り壊さぬように気を使っていたのだが、なかなか上手くいかぬものだ
まだ多少元気そうなのが何体かいる事から、多少骨があるヤツがいるようだ、少しばかり息切れと汗をかいているようだが見ない事にしよう
藍染は崩玉が休眠状態になったのに夢中のようだ、壊さぬように気を少しは使ったのだ、許せ
自分の状態を見てみるにどうやら裸のようだ、身長はそこまで変わらず、体の半分が黒く染まっている、髪は黒く、モヒカンをオールバックしたような状態だ、仮面の名残は目の上下の縦に伸びたラインに張り付くように付いていた
とりあえず倒れている破面の中で体格が近い輩の服でも拝借するとしよう、パンツは後生で残して置いてやろう
少なからずこいつらのおかげで建物の被害が少なくすんだのだからな
ようやく落ち着きを取り戻した藍染が私に十刃の第0刃に任命してきた、現在の第0刃は私が服を拝借した輩のようだ
十刃は破面の中で殺戮能力が高い者から0から9までの者を言うらしい、0の数字は一般の破面には知らせてなく、通常は1から10
の中で解放時0になるようにしているそうだ
おそらく解放状態の霊圧はなかなかなのだろう、腰に差してあった脇差しからある程度の力を感じる
後日、第0刃同士の対決にて勝者に第0刃を正式に任命するようだ
他の十刃もその後に紹介があるようだ、私が勝てればという条件付きだが、私を相手に勝てる輩なぞいなかろうに…
探査神経を最大稼働してみたが、半径20㌔圏内に私を超える者はいない事は確認済みだ、破虚前ならば藍染が実力的に釣り合っていたのだが、破面になってしまった今では私の解放前ならば善戦するという程度にまで差が開いてしまった
そして種族としての成長限界が上がった事で私はまだ成長する事から差は開くばかりだ
とりあえず私の住居を案内したまえ、話はそれからだ
やっと破面化しました
ザシド・トゥルスはやっぱり基礎スペックが高くないとね(*´∀`)