《主人公視点》です
0刃同士の戦いの場に着いたがヤミーと言う破面は一回り大きくなっていた、10刃最強と言うに値する霊圧を感じるとますます私の食欲が刺激されるのが分かる。体がヤミーの体を食らえと叫んでいるかのような心地に私はまるで寝かせておいたワインを口にする瞬間を心待ちにしているソムリエの気持ちが分かるようだ。
出来る事ならばこのような催しを定期的に行っていってもらいたいものだ、私に食事を提供しようと言う姿勢に私も悪感情を抱く事は無いのだからな。
何やらヤミーが騒いでいるが、東仙と言う死神が試合開始の合図を出していた。自ら死期を早めようと喚くとは、なかなか私を喜ばせようと必死なようだ。
だいぶゆっくりと私に拳を振り抜いてきたが、私の皮膚を傷つける事は出来ない。今現在の10刃のレベルが伺い知れる、セロを放ってきたがコレも私にダメージを与えられるレベルでは無い。流石に服が保たないので片手を上げて受け止めた。ヤミーは驚いてるようだがこの程度では話にならないぞ。
ヤミーがようやく斬魄刀を解放するようだ、出来れば開始早々にして欲しいものだが、そこは10刃最強のプライドと私の霊圧が外に一切漏れていないせいで私の力量が図れ無かったのだろうし良しとしよう。
解放状態のヤミーはギリアン並みの大きさまで膨れ上がった、なかなかの大きさだ、食べがいが ありそうだ。
ヤミーは拳を振り抜いてきた、開始早々もそうだったがまずは拳からなのか、ワンパターンの攻撃しか出来ないようだ。単細胞は単純で分かりやすい、力は並みだな、物理的な攻撃力重視の解放でこれでは私にダメージを通すには程遠いな。
あまりにも振り抜いた状態が隙だらけだったので腕を切り刻んで食べてしまったが、ヤミーは自身の腕が無くなった事に気付いていないようだ、体が大きくなって痛覚が鈍化しているのかもしれないな。
ようやく気付いて怒ったのかヤミーの体が一回り大きく、それに合わせて霊圧も大きくなった。ヤツの解放状態の特性は怒れば怒る程体と霊圧が上昇する能力のようだ。
セロを放つようだが隙が多すぎる、攻撃パターンがセロのような遠距離攻撃か体を使った打撃技のみのようだ。セロを受けても良いが時間の無駄だろう、残った四肢を切り刻み食らいヤツの肩でセロを放っているのを見ていた。
放った後にようやく体が落下し始めた、霊圧の下がった状態でセロを放ったせいか解放状態を維持する事も出来ないようだ。四肢を失ったくらいで情けない。超速再生も出来ないようだ。
死にたがっていたが私の従属官になるよう言葉を交わし、東仙が試合終了の宣言をした時にヤミーが気絶した。
そのままだと死んでしまいそうだったので簡単に止血をして10刃の宮にヤミーを運んだ。
後で買ってこようかな(ノ´・ω・)ノ