ブリーチに闘神がいく!?   作:マキシマス

9 / 10
原作まで遠いぜ……


九話

ハリベルを藍染に預けてから少し時が経ち、私とヤミーは2体程ヴァストローデ級を藍染に渡す事が出来た。名はスタークとリリネット、奴らは2体で1体と言う特殊な虚であった。

 

自らの力をわざわざ2つに分けると言う愚行に思わずため息が出てしまったのが印象に残っている。

 

そのままの状態で力を高めていけば私程とまでとは言わずとも藍染の力に近づく事が出来たろうに。

 

もう1体は獣型でグリムジョーと言う豹の姿をしている生意気な小僧であった。力はアジューカスより上、ヴァストローデ級に少し及ばない程度の力であろう。

 

配下に置いていた連中は件並アジューカスレベルかそれ以下であったがハリベルの時のように配下連中もまとめて連れて行った。

 

グリムジョーに関してはもう少しでヴァストローデに進化しそうだったので《虚夜宮》に行く途中で周囲にいた虚をまとめて食わせて無理やりヴァストローデに進化させた。

 

破面になる際にヴァストローデとアジューカスでは能力の上限が変わってしまうのでアジューカスのままでは破面してもすぐに力の上限になり停滞するだろう。

 

ヴァストローデに進化していれば破面してからも力をつければ上昇するので戦力になる。まぁそこら辺はグリムジョーの努力次第なので楽しみにしておこう。

 

ヤミーは少しずつではあるが体力、スピード、霊圧が上がりつつあるのでこのままの方針で進めていって良いだろう。

 

たまに試合と言う名の食事をしているが、無駄な動きを見せた時にその箇所を消し飛ばさない程度で蹴り、動きを矯正していっているので徐々にではあるが無駄な動きが減ってきている。

 

まだまだ時間が必要なようだ、このままではスピード型と対戦した場合、攻撃を当てるまでにだいぶ消耗し怒りで攻撃パターンがさらに単調になりと言う悪循環になりそうだ。

 

出来れば他の破面との戦闘が必要だが霊圧からして相手になるのがスタークとハリベルの2体だけだろう。10刃同士の戦闘は避けるようにと言われているが、藍染に後で提案してみるか……

 

藍染としても戦力が増すなら提案をのむだろう、私が立会人になるか、あるいは東仙あたりに立会人にすれば藍染も断りはしないだろう。

 

まぁまだ先になりそうだが後々必要になるだろう、今はこのまま進めていって伸び悩んだ時にでもいいだろう。私の食事的にもヤミーの食事的にも今が一番効率良く回っている。

 

この2体(3体?)を見つけてからめぼしいヴァストローデ級の反応が無くなってしまったのが痛い。何かと理由を付けて外出しているがなかなか良い報告が出来ていないので、周りの10刃にも捜索依頼がいってしまうと食事の量が減ってしまう。

 

探査神経をさらに広範囲に広げる必要があるようだ、日帰りで探索をしていたが少し本格的に探索した方が良さそうだ。まだ伸びそうなアジューカスには手を付けていないがあまりに戦果が無いときには回収してくる事も考えなければならなそうだ。

 

いつも以上に速度を上げて進んでいるとはるか遠くにヴァストローデ級の反応が微かにではあるが感知する事が出来た。これは往復で3日かかりそうだ。スピードをいつもより上げて進んでいるせいかヤミーが少々遅れているがまだ息がきれていないようだ。

 

少しずつではあるが成長の片鱗が見える形で現れてくるとなかなか悪くないものだ。この近辺はほとんど虚の反応が無くなってしまっているので虚の群れがいる方面に寄り道しながら少々遠回りして行くとしよう。

 

休憩(ヤミーの)を挟みながら2日程してようやくヴァストローデの虚を発見する事が出来たがまるで人形のような虚であった。見た目は現世で言う悪魔を彷彿させる姿をしているが感情の起伏があまり見られない。

 

本人も自覚しているようで心を知りたいと言っている、知識欲があるようなので感情の起伏が少ないだけのようだ。知りたいならば着いてくるように言うとすんなり付いてきた、いささか拍子抜けしてしまったが目的が達成したので良しとしよう。

 

帰りも虚の群れを探しながら進んでいたがヤミーがバテてきてしまったのでいつも通りに蹴り飛ばしながら進む事になってしまった。まだまだ訓練が必要なようだ、隣で終始人形がずっとこちらを見ている、まるで理解不能な行動を観察するかのように。躾だと言うと納得したようだ、理解が早いのは素晴らしいな。

 

帰りも2日程かけて《虚夜宮》に戻ってきたがヤミーがいつも通りボロ雑巾のようになっていた。徐々に蹴る力を上げているので前と同じ状態になっているがイエロも順調に硬くなってきているようだ。第5刃レベルの硬度までになるのも時間の問題だろう。

 

ヴァストローデも平然とした顔をしているが疲労が溜まっているようだ、呼吸が多少乱れている。ヤミーの速度も順調に上がってきている比較対象がいると分かりやすい。

 

私にとって微々たる差ではあるが他の破面達と戦った時等で差が出てきてしまうからな、何時かは私と同等の速度に付いてこれる存在に会いたいものだ。

 

藍染にウルキオラ(先程名前を聞いた)を藍染に渡し、今日は10刃の宮で休むとしよう。このままではヤミーが使い物にならないからな、しばらくはヴァストローデ級の探索は控えるとしよう、ここら辺りの虚がほとんどいなくなってしまったからな。

 

しばらくはヤミーと霊蟲が食事のメインになりそうだ、女の破面にまた定期的に霊蟲を運んでくるように伝え、私は霊圧の超高速循環の回転速度を引き上げていった。




ヤミーが徐々に強くなっていってますね(ノ´・ω・)ノ
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