太正?大正だろ?   作:シャト6

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第十話

大輔「こ…こいつは!!」

 

俺は画面に映っていた人物を見て驚愕する。そりゃそうだ。まさか米田のおっさんを撃った奴が…

 

大輔「こいつか…間違いないんだな?」

 

オペ1「はい。99,9%の確率です」

 

大輔「そうか…」

 

ま、間違いは無いだろな。銃を構え、その先にいるのは米田のおっさんだ。

 

オペ2「花組への報告はどうしますか?」

 

大輔「…暫くは報告しなくていい。この事はここだけの秘密だ。もちろんあやめにもだ」

 

『了解です』

 

大輔「やれやれ…当分の間、あいつを集中的に監視してくれ。1秒たりとも目を離すな」

 

オペ1「了解です」

 

さて、取り敢えず当面の間は俺も派手には動けない。当分は米田のおっさんの治療に専念だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ん…ここは…?」

 

「目が覚めたか」

 

俺が目を覚ますと、見知らぬ場所にあいつが立っていた。

 

米田「森川…ここはいってぇ何処だ?」

 

大輔「ここは俺の地下の医療施設だ。おっさんの治療は、悪いが陸軍じゃ無理だと判断して、勝手だが此方に移させてもらった」

 

米田「そりゃ〜おめえ、お前さんのとこの方が、確実な治療は受けれるだろうが」

 

俺が気に掛けてたのはそっちじゃねぇ。

 

大輔「ああ。陸軍病棟の方にいるおっさんは、俺が用意した偽物だ」

 

米田「偽物って…」

 

ホントこいつは、簡単に言ってくれるぜ。

 

大輔「取り敢えずもう命の危険はない。そろそろ病棟の偽物と入れ替わってもらう事になる」

 

米田「相変わらずだが、今回は本当に助かった」

 

大輔「なに。俺もあんたが寿命以外で死なれちゃ気分が悪いんでね。病棟には、オペレーターが連れて行く。次に目が覚めたら病棟だ」

 

森川がそう言う部屋を出て行くと、入れ替わりでオペレーターの姉ちゃんが入って来て、俺に何かを注射しやがった。すると眠気が襲ってきた。なるほど、睡眠薬か。んで、次に目が覚めると、見慣れた病棟の部屋だった。

 

「米田さん!目を覚まされたんですね!すぐに先生を呼んできますので!」

 

偶々診察に来た看護婦が、俺が目を覚ましていた事に驚いて、慌てて医者を呼びに行った。んで、診断された結果、峠は越え後は安静にして回復を待つだけだそうだ。にしても、医者の奴驚いてたな。医者自体も匙を投げてたそうだが、ここまで回復するとはって言ってたな。ま、森川のおかげなんだがな。さて、入院中とはいえ、やる事は山積みだ。今出来ることをやらねぇとな。

 

米田「まずは、あいつを呼び出すか」

 

俺は飲水を持って来た看護婦に、早速頼み事をしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペ「無事、米田一基の交換完了しました」

 

大輔「ご苦労さん。後は例の件以外は通常業務に戻ってくれ」

 

米田?「やれやれ。俺もようやくお役御免か」

 

大輔「ご苦労さん。ま、記憶は此方に引き継がれるから、特に無いな」

 

米田?「ああ。そんじゃ後は頼んだぜ」

 

そしておっさんに化けてた分身を解除し、記憶も一緒に引き継がれた。

 

大輔「さて、目を覚ましたおっさんから、何かありそうだな」

 

オペ2「通信。米田司令より入電です」

 

大輔「早速かよ…ホント、元気なおっさんだこと」

 

俺は呆れつつ、おっさんからの連絡内容を確認したのだった。念の為劇場に行くと、カンナが帰ってきていた。カンナ曰く「まだ意識があるなら、諦めるのは早い」という言葉に、全員が励まされていた。その日の夜、いつも通りさくら、マリア、すみれ、紅蘭、三人組とキネマトロンで話していた。

米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか

  • 米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
  • 【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても
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