太正?大正だろ?   作:シャト6

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サクラ大戦、再始動です。
今年ものんびりまったりですが、頑張って投稿していきたいとお思います。


第十三話

俺達は今、すみれがお見合いをしてるであろう離れに向けて歩いている。

 

さくら「大輔さん、そろそろ説明してくださいよ」

 

レニ「説明を求める」

 

織姫「そうデース!」

 

さくら達が、先程警備の人達とのやり取りの説明を要求してきた。ま、隠しててもいずれバレるからいいか。

 

大輔「ま〜まず、さっきの警備への人達には、前もって神崎家の執事さんに連絡してあったんだよ」

 

さくら「そうだったんですか!?」

 

大輔「ああ。ここに来る前に連絡したら、普段からすみれと一緒にいる執事さんが出てな。前もって理由を説明しておいたんだよ。お前達が先走って、今いる花組全員が突撃に来るってな」

 

アイリス「大輔お兄ちゃん凄い♪」

 

俺に肩車されてるアイリスがそう答える。少し離れた後方で、レニと織姫が付いてきている。

 

織姫「レニ、店主さんって一体何者なんでスカ?」

 

レニ「分からない。けど、少なくてもここ神崎重工の役人の人達と知り合いという事だけは分かった」

 

後ろでコソコソ話してる2人だが…

 

大輔(こういう時、耳がいいって面倒だな)

 

全部筒抜けだったのである。そして俺達もようやくすみれが見合いをしてる屋敷に到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみれ「……」

 

巻菱「……」

 

忠義「すみれ。黙っとらんで何とか言わんか」

 

すみれ「……」

 

重樹「すみれ、お爺様のおっしゃる通りだぞ」

 

雛子「まあまあ、あなた。そうおっしゃらずに……すみれさんも、お話ししてみないことには、何もわかりませんわよ」

 

すみれ「巻菱さま…あなたはよろしいんですので?こんな勝手に決められて」

 

巻菱「ぼ、ボクは…」

 

忠義「…巻菱くんに、異存はないのですな?」

 

巻菱「……」

 

巻菱父「も、もちろんでございます!神崎家のお嬢様をいただけるなんて、洋一郎は幸せ者です、御前!」

 

忠義「さあ、これで巻菱くんの意思は分かった…すみれ、お前はどうなんだ?」

 

すみれ「わ…わたくしは…」

 

カンナ「ちょっと待ったぁ〜っ!」

 

すみれ「……!!この声は…まさか!?」

 

忠義「…なんだ、お前たちは」

 

大神「帝国華撃団・花組、隊長の大神一郎です!」

 

カンナ「同じく花組、桐島カンナだ!」

 

すみれ「少尉…それに…カンナさん…」

 

大神「すみれくん…」

 

カンナ「すみれ…」

 

忠義「ほう、君が大神一郎くんか。この騒ぎ…わしが誰かと知ってのことじゃろうな?長年、帝劇を援助してきたこの神崎忠義(かんざきただよし)の顔を…つぶすつもりじゃあるまいな?」

 

大神「はい。帝劇をご援助していただいていることには、感謝しています。しかし、それとこれとは別です!すみれくんの意にそわぬ結婚を押し付けるのは、感心できません!」

 

カンナ「そうだぜ、じいさん!何でもテメエの思い通りになると思うなよ!」

 

忠義「フッ…ふははははは!ここまで来るだけあって、なかなか威勢がいいな。ならば、大神くん。こういう事で、どうじゃ?現在、財界が帝劇への援助を停止しているのは、知っておるな?」

 

大神「……はい」

 

忠義「このまま黙って帰れば、帝劇への援助再開を約束しよう。だが、すみれを連れて行けばどうなるか…分かるな?」

 

すみれ「おじいさま!」

 

カンナ「きったねえぞ、じじい!」

 

忠義「女は黙っておれ!」

 

「「……」」

 

忠義「さて…どうする、大神くん?」

 

大神「…分かりました。すみれくんは「申し訳ないですが、神崎すみれさんは、連れて帰らせていただきます」…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「申し訳ないですが、神崎すみれさんは、連れて帰らせていただきます」

 

すみれ「だ、大輔さん!」

 

カンナ「大将!」

 

大神「も、森川さん!」

 

忠義「誰だね君は?」

 

大輔「失礼しました。私は森川大輔と申します。帝劇の近くで飲食店を営んでいる者です」

 

「今現在、歌劇団及び華撃団の責任者代理をしています」

 

俺が自己紹介すると、あやめとあやめそっくりな人が入って来て、説明してくれた。

 

かえで「私は、帝国華撃団副司令、藤枝かえで」

 

大神「藤枝…かえで!?」

 

かえで「あなたが大神くんね。姉さんが言ってた通りの人だわ。そして森川さん、後ほど言わせていただきますが、姉を救っていただき、ありがとうございます」

 

あやめ「かえで…」

 

すみれ「…おじいさま。わたくし…帝国華撃団に戻りますわ。今、行かなければわたくしは、きっと後悔いたしますもの!」

 

大神「すみれくん…」

 

忠義「…よかろう。すみれは連れて行け。ただし、我が神崎財閥は、帝国華撃団に援助は行わない。それでいいな?」

 

大輔「そこからは、こちらのお話しです。あやめさん」

 

あやめ「ええ」

 

俺はあやめの持ってた書類を神崎忠義に渡した。

 

忠義「これは?」

 

大輔「まずは見ていただけたら」

 

爺さんが中身をみようとすると…

 

すみれ「この音は!」

 

カンナ「まさか…敵か!?」

 

かえで「そのようね…でも、心配いらないわ。敵がここを襲撃する事は分かっていたから」

 

大輔「なら、そちらは大神さん達にお任せします。劇場の事は、私達にお任せを」

 

大神「分かりました!カンナ、すみれくん!行くぞ!」

 

「「了解!」」

 

そして三人は、光武の元に走っていった。

 

大輔「…さて、ではお話しの続きを」

 

忠義「うむ」

 

そして再び渡した書類を確認する爺さん。すると、顔付きがみるみる険しくなっていく。

 

忠義「これは…本当なのかね?」

 

あやめ「はい」

 

忠義「巻菱子爵が、まさかあの事件を隠蔽していたとは」

 

巻菱「なっ!?」

 

洋一郎「パパ、どういう事?」

 

忠義「君達も見るがいい」

 

爺さんは、読んでた資料を巻菱親子に渡す。さて、爺さんだけ涼しい顔にはさせねぇぞ…

米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか

  • 米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
  • 【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても
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