さくら「か、雷様に…お、おヘソとられちゃう!!」
とにかくさくらの奴を落ち着けねぇと…しかしどうやって…
「(仕方ねぇ!これしか思いつかん!!)悪いさくら!!」
さくら「えっ!?もりか…むぐっ!!?」
俺がとった方法は…さくらにキスをして落ち着かせる事だった。だってよ、既に抱きしめても落ち着いてねぇんだぞ。もうこれしかねぇだろうがよ!!
さくら「んっ…ちゅ…ぷはっ…も、森川さん…」
「…落ち着いたか」
さくら「は、はい///」
顔を真っ赤にしながら答えるさくら。そらそうだろうな!!俺も自分でも分かるくらい顔が熱いんだよ!!言わせるな!!!
さくら「ど、どうして急に…」
「まぁ…その、なんだ。お前を落ち着かせる方法が
さくら「も、森川さん///」
「ん…んん~!さ、さて!とにかくまずは更衣室から出る方法を探さねぇとな!」
さくら「クスッ♪はい!」
取り合えず俺は、隙間がないか入り口周囲を調べる。
「…ダメか。壁と天井が崩れて完全に埋まってるな」
さくら「完全に閉じ込められてしまいましたね」
「だな。崩れた壁をどうにかすれば、出ることはできるんだがなぁ」
さくら「爆弾でもあれば、ここを壊して脱出できるんですけど」
「紅蘭じゃねぇんだからよ。そんな都合よくんな物持ってるかよ…」
さてどうするか…
さくら「森川さん!ロッカーの陰にこれが!」
さくらは持ってきた物を俺に見せる。
「これは…銃だな」
さくら「多分、マリアさんの練習用の銃だと思います」
「なるほど。壁が崩れた時にロッカーから出てきたのか。弾は…入ってるな」
なんとか壁が崩れてる所で、弱い個所をつければそのはずみで塞がってる瓦礫が崩れるはずだ。
「やるだけやってみるか」
俺は銃弾一発だけを残して、残りは中から火薬を取り除いて壁にセットする。
「これでよしっと。爆発そのものの威力は小せぇが、力学上のポイントさえ押さえときゃ、この程度の爆発でも岩は砕けるはずだ」
さくら「ホントにそんな事ができるんですか?」
「多分な。だが、他に方法がないのも事実だ。これに賭けるしかない。だが、これは一歩間違えれば2人とも生き埋めになってお陀仏だ。一か八かの危険な賭けだ。だがな、危険な賭け事は嫌いじゃないんだよ」
さくら「大丈夫です…あたし、森川さんを信じてますから」
「…ありがとな」
そして俺はセットした場所に向けて銃を構える。
「……」
俺の手は震えていた。
(情けねぇな。あれだけデカい事を言っておいて、いざってなったらこの様だ)
俺は確かにスキルは貰っている。当然銃の扱い、整備の仕方もだ。だが、この世界で矢とかは撃ったことはあるが、銃は初めてだ。アイツの所で練習とかはしたがな。自分だけならいいが、今回はさくらもいる分、いつも以上にプレッシャーを感じるな。
さくら「森川さん」
するとさくらは、震えてる俺の手を優しく握る。
さくら「撃って下さい」
俺はそのおかげで緊張がほぐる。そして撃った。銃弾は見事に命中し爆発する。しかし、思っていたより爆発の威力があった。
「クソッ!」
さくら「森川さん!!」
さくらが俺の前に立ち、何かの光で俺達を包み込み爆風から守ってくれた。
「さくら…今の光は…」
さくら「わ、分かりません…あたし、無我夢中で…森川さんを助けたい…それしか考えないで飛び出していたんです。でも、何故あたしに…あんな力が使えたのかしら?」
「……」
そう言うさくら。だが、俺はある事を思い出していた。それは、前にさくらのオヤジさんの事を調べた時だ。さくら…つまりは真宮寺家には、特殊な血統があるそうで、その名は『破邪の血』。その血が原因で、さくらのオヤジ…真宮寺一馬は死んだと言ってもいい。
(やはり、さくらにもその血は流れていたんだな。そりゃそうか、着任早々その血が暴走して、光武を暴走させたっておっさんが言ってたしな)
とにかく、今はやることをやるか。
「その事は後で考えればいいだろう」
さくら「そうですね。今は急いで皆と合流しないと!」
俺達は外に出る。
「なんとか出れたな」
さくら「そうですね。下の方から爆発音が聞こえます」
「なら、敵は地下から来たって事か。かえって好都合じゃねぇか。光武に乗れるんだからよ」
さくら「そうですね。森川さん…行ってきます」
「ああ!行ってこいさくら!!」
そしてさくらは光武の元へ走って行った。
米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか
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米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
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【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても