太正?大正だろ?   作:シャト6

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第六十九話

1週間後、無事さくら達も重力と酸素の薄さを克服でき、今日から本格的な俺との修行に入る。しかし…

 

大輔「まさか、予定してた重力より5倍進めたのは驚きだな」

 

そう。俺の中では、外の世界の15〜20倍に耐えれば万々歳だったんだが、まさか25倍の重力まで耐えれるとは驚きだな。

 

『解。真宮寺・さくらとマリア・タチバナは、2ヶ月の修行により、外の個体よりかなりな体力、気を獲得しました』

 

大輔「!?」

 

俺は突然の声に辺りを見回す。が、当然だがここには俺達以外誰もいないはず…

 

さくら「どうしたんですか?森川さん」

 

大輔「いや…」

 

……なんだったんだ?

 

『解。ユニークスキル【大賢者】の効果です。ようやく神から許可がもらえた為、速やかな反応が可能になりました』

 

いや…この大賢者って能力…あれだよな。

 

 

 

 

※[因みに作者は、転スラのアニメや漫画は見てますが、大賢者の喋り方や能力の効果やつかい方を間違っている可能性があると思いますので。悪しからず…m(_ _)m]

 

 

 

 

しかし驚いたな。能力は無限だが、まさかアイツがくれるとはな。

 

大賢者『解。森川・大輔を転生させた存在から、かなり気に入られている模様』

 

あ〜そうですか。んじゃ、これからよろしくな大賢者。さて、そろそろ始めるか。

 

大輔「修行の内容だが、1週間ずつ重力を増やしていき、最終的には50倍まで耐えてもらうつもりだ」

 

さくら「ご、50倍ですか…」

 

大輔「そうだ。そして、2人には俺と戦ってもらう」

 

「「!?」」

 

さくら「そ、そんなの無理ですよ!」

 

大輔「安心しろって。ちゃんとハンデを用意してる」

 

俺はそう言いながらある道具を出す。

 

マリア「それは?」

 

大輔「これは重りだ」

 

さくら「重り…ですか?」

 

大輔「ああ。この重り1つ俺の体重の倍ある。それを両手両足につける」

 

さくら「い、いくらなんでもそれは流石に…」

 

マリア「そうね」

 

大輔「まあそう思うよな。だけどな…」

 

俺は重りをつけて、一瞬でさくら達の背後に回り込む。

 

「「!!」」

 

大輔「こういう事だ」

 

マリア「…なるほど。確かに今の私達には、それ位のハンデは必要みたいね、さくら」

 

さくら「そ…そうですね」

 

どうやら、お互い今の実力に気が付いたみたいだな。いくら重力や酸素を克服できても、まだまだ俺のスピードにはついてこれてないみたいだな。

 

大輔「さあ!それじゃあ始めるぞ!ルールは簡単だ!お前等は俺を捕まえればいい!」

 

さくら「捕まえる…ですか?」

 

大輔「そうだ。今日から3週間の間、お前等は俺を捕まえる事ができればいい」

 

マリア「それだけですか?」

 

大輔「そうだ。ただし、1週間ごとに重力等は上がっていく。最終的には重力は50倍にまでなるからな」

 

マリア「50倍ですか…」

 

大輔「そうだ。だから早目に捕まえるのをオススメするぞ♪当然攻撃も許可する。では…スタート!」

 

そう言うと、さくらとマリア一斉に俺に向かってくる。だが、そんなのはお見通しだ。

 

大輔「甘いな」

 

さくら「キャッ!」

 

マリア「クッ!」

 

突っ込んできてるから、2人とも砂浜にダイブする。

 

大輔「おいおい。寝ている暇なんてないぞ?」

 

さくら「ま、負けません!」

 

マリア「まだまだ!」

 

こうして、3週間に渡る鬼ごっこが始まったのだった。最初の内は、それぞれが俺を捕まえようとしていたが、次第に互いに協力して俺に挑んで来た。だが、当然捕まえられる訳もなく撃沈してるがな。だが…

 

大輔「今日で2週間半経ったが…」

 

さくら「ハァ…ハァ…」

 

マリア「フゥ…フゥ…」

 

段々俺に近付いている。何度か危なかった事もあった。重力も最初の頃より重い。

 

大輔「いやいや…マジで予想以上だな」

 

こうなってくると、そろそろ捕まりそうだな…そして遂に…

 

さくら「つ…捕まえました〜!」

 

マリア「つ、遂にやったわね…」

 

無理だと思ってやが、まさか捕まるとはな。俺もまだまだか…

 

大輔「やれやれ。俺も少しヤキが回ったな。けど、よく捕まえたな」

 

俺は捕まえたさくらの頭を撫でる。マリアもしてほしそうだが、中々言い出せないと思ったから撫でてやった。

 

大輔「さて、今日休んで明日は俺とガチバトルだ」

 

「「はい!」」

 

俺達はそれぞれの部屋に戻り翌日に備えた。しかし、ここまで成長してくれたのは大きな誤算だな。いい意味で。

 

大賢者『解。2人の霊力は、他の個体を大幅に超えています』

 

おっ!となると最初の目標通り、花組連中1、2の強さになったって事か。因みにさくらとマリア、どっちが強いんだ?

 

大賢者『解。そこまで大きな差はありませんが、真宮寺さくらがマリア・タチバナより僅かに上です』

 

やっぱりさくらの奴か。まあ、元々真宮寺家は代々、物凄い霊力持ちの家系らしいからな。けど、そんなさくらとでも差は僅かなマリアも十分だがな。

 

大賢者『…その2人をかなり凌ぐ者がいるのも事実です』

 

…俺の事…だよな?

 

大賢者『是。その通りです』

 

分かってはいたけど、改めて言われると凹むよな…そして、俺とのガチバトルも終わり、無事に2人長い修行を終えたのだった。まあ、やり過ぎてマジで死にかけさせたのは反省だな。普段脇侍とかしか相手しないからさ…

米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか

  • 米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
  • 【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても
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