太正?大正だろ?   作:シャト6

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八十話

さて、向こうには俺の分身がいるし、万が一の場合はおっさん達を連れ出せる。

 

大輔「んで、何とか正面門まで来たわけだが…」

 

猪「猪!」

 

鹿「鹿!」

 

蝶「蝶!」

 

「「「黄昏の三騎士、参上!!」」」

 

あらら。ものの見事に復活してるわ。この猪鹿蝶は。前までは個々だったが、花札みたいに揃えば最強ってか?けど、彼奴等は降魔を残して消えた。

 

大神「いよいよだ……。俺達はこの聖魔城に潜入し、霊子砲を破壊する。そして…葵叉丹を倒し、あやめさんを救い出す!」

 

カンナ「…これからが本番だな。へっ!武者震いがしてきたぜ!!」

 

すみれ「神崎すみれ…一世一代の大舞台…とくとご覧あれ!!」

 

紅蘭「神武の調子もバッチリや!よっしゃ!気合い入れていくで!!」

 

マリア「冷静な思考と…熱い意志。私を敵に回した事…地獄で後悔させてあげるわ!」

 

アイリス「アイリスがんばるーっ!!えいえい、おーっ!」

 

さくら「帝都の未来は…あたし達が守りますっ!」

 

お〜お〜っ。皆さん気合入ってますな〜。けど、この調子なら余程の事がない限り、俺のフォローはいらないかな。

 

大賢者『解。その様な考えをフラグといいます』

 

黙ってなさい!

 

大神「これが最後の戦いだ。みんな…覚悟はいいな。帝国華劇団、出撃せよっ!!」

 

『了解!』

 

そして大神達は続々と聖魔城に降りていく。

 

さくら「森川さん。あたしの手に乗ってください」

 

大輔「わかった」

 

別に俺個人でも降りれるけど、せっかくさくらが気を使ってくれたんだ。たまには甘えるか。そして聖魔城に降りると、降魔達がお待ちしていた。

 

『帝国華撃団、参上!』

 

大神「よしっ!あの扉から内部に侵入するぞ!」

 

『了解!』

 

さて、降魔は大神達に任せておくか。俺はすぐに入れる様に扉を開けておいた。今の大神達には降魔は相手にならず、あっという間に終わった。だが、まだまだ降魔はいるのも事実。

 

大神「まだ、降魔があんなに…もしや、ミカサがっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かすみ「メインエンジンに異常!!出力低下しています!」

 

由里「補助機関、全機停止!!復旧の見込み、ありませ〜ん!」

 

椿「左舷連鎖砲、使用不能!」

 

「「「きゃああああああ……!!」」」

 

米田「なにっ!このミカサをもってしても、ダメだというのか……」

 

影「おっさん!そんな事言ってる場合か!このままじゃマジで墜落するぞ!!」

 

米田「分かってる!だが、しかし!わしは帝都を守らねばならん!神よ…例えこの命が尽きようとも正義を救わせたまえ!」

 

こりゃこっちで俺の出番は来そうだな。一応ポケットは本体から預ってるから、万が一おっさん達は脱出させられる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリア「隊長…ミカサの心配をしている場合ではありません。我々には…やらなければいけない事があるはずです!」

 

大輔「だな。マリアの言う通りだ」

 

大神「そうだな…ミカサの事も心配だが、今は霊子砲を止める方が先だ。皆、決して油断するなよ!!ここから先は…何が起こるか分からないからな」

 

そして俺が開けた扉から大神達が中に入っていく。

 

すみれ「少尉、強いエネルギーが集まっているのを感じますわ」

 

大賢者『告。高密度のエネルギーを感知しました』

 

何だと!?振り返ると、後から先程姿を消した猪鹿蝶が現れた。

 

猪「猪!!」

 

鹿「鹿!!」

 

蝶「蝶!!」

 

「「「今こそ、我ら蘇り!!我ら【黄昏の三騎士】!!」」」

 

マリア「【黄昏の三騎士】!?」

 

大輔「やっぱあの時見えたのは間違いじゃなかったか…」

 

すみれ「あなた達……死んだはずでは!?」

 

猪「また会ったな…」

 

鹿「叉丹様に逆らう哀れな愚か者ども!」

 

蝶「我らの裁きを受けるがいい!!」

 

紅蘭「な、何や…こいつら!?」

 

さくら「気を付けて!この前とは殺気が違うわ!!」

 

猪「覚悟しろ!」

 

大輔「悪いが、そうは問屋がおろさないってな!!」

 

俺は入り口のハンドルを壊して扉を閉じさせた。

 

大輔「悪いが、ここから先は通す訳には行かねぇんだよ」

 

後からドンドンと扉を叩く音が響く。多分さくら達だろうな。大賢者、あいつ等との会話聞こえるか?

 

大賢者『了。神武との会話を接続します』

 

さくら『森川さん!森川さん!!』

 

大輔「何情けない声出してんだよ」

 

マリア『森川さん!』

 

大輔「大神!こいつらは俺が抑えておく!そのあいだに進め!!」

 

大神『ダメです!森川さん一人だけ置いていくなんて!』

 

大輔「甘ったれんじゃねぇ!!お前は何しにここに来たんだ!霊子砲を止めてあやめを救うんだろ!!」

 

大神『!!』

 

大輔「叉丹を倒すんだろ!?世界を守るんだろ!?甘ったれた事抜かすんじゃねぇ!ボケが!!」

 

大神『森川さん…』

 

マリア『…森川さんの言う通りです。急ぎましょう、隊長!』

 

大神『マリア!?』

 

マリア『早く!!』

 

そうだマリア…それでこそ花組副隊長だ。

 

大神『分かった…すぐに戻るから、それまで持ち堪えて下さい!』

 

大輔「はっ!誰に言ってんだ。…大神」

 

大神『はい?』

 

大輔「別に時間を稼ぐのはいいが…別に、あれ等を倒してしまっても構わんのだろう?」

 

大神『!!…ええ、遠慮はいりません。ガツンと痛い目に合わせてやって下さい!森川さん!!』

 

大輔「了解だ大神隊長。ならば、期待に応えるとしよう…」

 

さて…

 

大輔「…待たせたな」

 

鹿「ケッ!たった一人で残るたあ、全く泣かせるバカだぜ」

 

大輔「そう言ってられるのも今の内だぞ?」

 

猪「俺がいたぶってやるぜ」

 

すると鹿と蝶は消えた。多分さくら達の方に向かったんだろ。

 

大輔「やれやれ。あんな事言った手前、さっさと終わらせて残りの奴を追い掛けないとな」

 

猪「ほざけ!」

 

大輔「悪いが、ここから先は通行禁止だ!投影・開始!!」

 

俺は一本の宝具を投影した。

 

大輔「草紙、枕を紐解けば、音に聞こえし大通連。甍いらかの如く八雲立ち、群がる悪鬼を雀刺し、文殊智剣大神通———恋愛発破『天鬼雨』!!」

 

「バ、バカなあああああああああああ!!!!!!!!!」

 

大量の剣が社の上から猪に降り注いで、猪は倒された。これは固有結界とか発動しないで済むから楽だな。ここ最近は三千世界が多かったし、たまには別の宝具も使わないとな♪

 

大輔「ふう…とはいえ魔力を消費するからダルいっちゃダルいんだけどな。さて、残り二人を追い掛けますか」

 

俺は扉を蹴破り、さくら達を追ったであろう二人の後を追い掛けるのだった。

米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか

  • 米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
  • 【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても
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