太正?大正だろ?   作:シャト6

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第八十一話

俺は扉を破壊して中に入り奥へと進んでいる。

 

大輔「道中は降魔の気配はなしか」

 

やはり全ての降魔は外か?

 

大輔「まぁいいか。いないならいないで、道中の大神達も消耗しないしな」

 

そんな事を思いながら進んでいると、地面に何か落ちてるのを見つけた、

 

大輔「なんだコレ?」

 

落ちてたのは何かの持ち手だった。

 

大輔「この持ち手の柄…何処かで見たような気がするんだよな…」

 

どこだったか…

 

大賢者『解。解析の結果、これは個体名神崎すみれが所持している神武の物と思われます』

 

大輔「なんだと!?」

 

この持ち手…すみれの薙刀のやつか!って事はまさか…俺は慌てて周囲を確認する。すると、すみれの神武と別の機体の足跡が崖の方へと続いていた。

 

大輔「まさか…嘘だろ…」

 

大賢者『…告。おそらく神崎すみれは、敵との戦闘の末落ちたと思われます』

 

大輔「……」

 

俺が思ってた事が、大賢者の答えにより現実になる。

 

大輔「バカ野郎……俺の返事を待ってるんじゃなかったのかよ…」

 

さくら達との約束を破るんじゃねぇよ…

 

大輔「……進むぞ。大賢者」

 

大賢者『御』

 

俺は大賢者にそう言い、歩みを進めた。更に奥に進んでいくと、奥から爆発音が響き渡る。

 

大輔「爆発!?」

 

俺はその場所にダッシュした。到着すると、そこには爆発でやられた数体の降魔の死体があり、その中心には神武があった。

 

大輔「この神武は…」

 

大賢者『解。この神武は李紅蘭の機体と思われます』

 

だよな…パッと見は分からないが、キャタピラがあるからおそらく紅蘭のだろう。こんな風になってたら、やっぱ中の紅蘭の生存は…

 

大賢者『告。爆発の規模から見て、望みは低いと思われます』

 

だよな。俺も気配とかを探ってみたが、気配は感じないし…何より心臓の音も聞き取れない。

 

大輔「クソッ!」

 

俺が残りの二人を逃したからか?

 

大賢者『告。計算不能』

 

俺が残らず、彼奴等と一緒に行動すればよかったのか?

 

大賢者『計算不能。理解不能。回答不能』

 

大輔「…計算不能。回答不能って、何が大賢者だよ。回答もできねぇなら黙ってろ!」

 

大賢者『……』

 

大輔「……」

 

…はあ。何やってんだ俺は。大賢者の奴は何も悪くねぇのによ。

 

大輔「…頭冷やさねぇとな」

 

とはいえ、この先もこんな事があれば俺は冷静でいられる自身はねぇな…

 

大輔「…進むか。じゃあな…紅蘭」

 

紅蘭に別れを言い、俺は奥に進むすると今度はマリアとさくらの機体があった。

 

大輔「マリアとさくらの機体…マリア!さくら!」

 

俺は神武に近づき、コックピットを開け両方確認した。

 

大輔「見た感じ外傷は見当たらなが…」

 

俺はすみれと紅蘭の事を思い出し、マリアとさくらの首に指を当てた。

 

大輔「……駄目か」

 

二人の脈拍を感じない。

 

大輔「さくら…マリア…俺の答えを聞くんじゃなかったのか?さくら…お前言ったよな…叉丹を倒して、帝都に平和が戻ったら、すみれ達と一緒に俺の返事を聞くって…マリア…お前は何があっても死なないんじゃなかったのか…いつか銃の腕で俺を超えるって言ったよな?このままじゃ一生超えることはできないぞ?」

 

そう話すが、当たり前だが二人から返事はなかった…

 

大輔「大賢者…もし俺が暴走したら…止めてくれ」

 

大賢者『…了』

 

大輔「頼む…それと、さっきは悪かったな」

 

大賢者『否。問題ありません…私は貴方の為に存在します。ですので、やはり好きな方にああ言われれば辛いのも事実です

 

大輔「??なにか言ったか?」

 

大賢者『否。何でもありません』

 

大輔「ならいいけど…」

 

さて、いつまでもここにはいられない。俺も奥に進まないとな。

 

大輔「じゃあなさくら、マリア。上から平和になった帝都を見守っててくれよな」

 

俺は二人にキスをして、大神の後を追い掛けた。ようやく霊子砲が置いてる部屋に到着した。だが、やはりここでも犠牲が出たか。

 

大輔「この黄色い破片と紫の破片…この破片はあいつの機体だよな…」

 

大賢者『解。破片の解析の結果、これはイリス・シャトーブリアンの神武の物と思われます。そしてもう一つは、降魔蝶の機体と推測します』

 

蝶か。アイリスの奴…さくら達みたいに体張りやがって…けど、幼い子供を逝かせてしまったのも…辛いな。さくらとか親にどう説明すればいいんだか…

 

大輔「…これが終わったら、おっさんにさくら達の故郷と親の場所を聞いて、俺直々に謝りに行かせてもらうか」

 

もしかしたら、おっさんや大神もついてきそうだがな。

 

大輔「さて…中に入るか」

 

おそらくだが、中に叉丹と降魔になった殺女がいるはずだ。そして、無事であろう大神とカンナが。

 

大輔「さて…取り敢えず葵叉丹には、彼奴等の分殴らせてもらわないとな。フォロー頼むぞ…大賢者」

 

大賢者『了。お任せください』

 

そして俺は石の扉を開けて中に入り、大神とカンナと合流し、葵叉丹の前に出るのだった。

米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか

  • 米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
  • 【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても
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