神威が跡形もなく吹き飛び、叉丹だけが残っていた。
「「……」」
大神とカンナは、あっという間に神威を倒した俺に対して、言葉を失っていた。
葵叉丹「おのれぇ…たかが人間に…この私が…」
大輔「そんな考えをしてる時点で、テメェは負けてるんだよ」
葵叉丹「認めん!認めんぞ!!」
カンナ「隊長!叉丹のヤローが!!」
大神「なにっ!!」
大輔「チッ!相変わらずしつこいな!!」
大神「全ての決着をつける時だ!…行くぞ!!」
そして大神の神武と生身の葵叉丹の攻撃がぶつかった。
大神「やったか!?」
しかし、叉丹の奴は瀕死ながら起き上がる。
大神「何を…する気だ!?」
すると叉丹は、ゆっくりと霊子砲に向かって歩き出す。
葵叉丹「フフフ…この城のエネルギーを全て、解き放つ!!世界に…恐怖の雨を降らせてくれるわ!!」
大神「止めるんだ!」
葵叉丹「さらばだ!帝国華撃団!!やはり…貴様らの…負けだ!!」
大神「やめろぉ!」
葵叉丹「貴様ら人間の…罪を償えぇぇい!!」
そして霊子砲が発射された。
大輔1「おっさんヤバいぞ!霊子砲が発射された!!」
米田「させるかあ!!」
俺とおっさんは、そのまま霊子砲がある場所に突っ込んだ。既にかすみ達は俺が避難させてるので、今ここにいるのは俺とおっさんだ。
大輔1「ボイスアーマー!」
俺はおっさんに最大級のボイスアーマーを着せた。
米田「これで終わりだあ!」
そしてそのままミカサごと城に突っ込んだのだった。
大神「ミカサが…!米田司令が…やったのか?」
大神「…どうやらそうみたいだな」
俺は一緒にいた分身が消え、俺に戻ったので記憶が引き継ぎされたので分かる。
大神「俺達は…勝ったのか…?」
大輔(大賢者、周囲に叉丹の反応は?)
大賢者『告。今のところ確認できません』
大輔(そうか。一応そのまま周囲を警戒しててくれ)
大賢者『了』
これで万が一には備えれるな。
大神「…か、勝ったんだ!!」
大神がそう言った瞬間、大きく揺れが起きる。
大神「な…何っ!!」
大賢者『告!強大なエネルギーを感知しました』
大輔「!!警戒しろ!」
カンナ「な、なんだよ…この力…震えが止まらねぇ…」
すると、俺が吹き飛ばした筈の神威と葵叉丹が1つになっていく。
叉丹?「我…甦りたり…我は罪、我は闇。。永久なる不滅の王にして古の蛇。全能なる父に背いた原始の反逆。我の名は…サタン!!」
大神「あ…あれが葵叉丹の正体?」
大輔「おいおい…なんの冗談だこれは」
サタン「来たれ…裁きの時は来た…この世界を始まりの闇に戻す…天よ泣け…地よ震えよ…強こそが大いなる、暗黒の始まりの日!!今日こそが我が望みの成就する日!」
大神「こ、これがサタン…このまま、こいつに、世界は滅ぼされてしまうのか…」
大輔「…んなこと言ってる場合か!」
俺は大神に怒鳴った。
大輔「んなこと言ってる暇があんなら、少しでも抵抗することを考えろ!」
カンナ「大将の言う通りだ隊長!そんなんじゃ、悪魔に魂を売ったと同じだぞ!」
大神「ああ…そうだな!俺達はあんなヤツに決して屈しない!どんなに絶望的な状況でも、俺達は絶対諦めない!そして、必ず勝つ!」
大輔「ハッ!やっとマシな顔になったか…」
大神「…俺達の背には、世界中の人々の命がかかってるんだ!」
サタン「来たれ…来たれ…来たれ…来たれ!!」
大神「くっ!」
すると今度は、殺女が乗ってた機体が光り出す。
あやめ?「光…あれ…お立ちなさい…」
大神「!?」
大輔「おいおい…今度はなんだってんだ!?」
あやめは確かにサタンに殺されたはずだ。
大神「あやめ…さん…?」
あやめ?「いいえ、私は天使長…大天使ミカエル…限りない罪科の道に落ちたサタンと共に歩み、そして、導く者…サタンが甦る時…私もまた甦る…」
大神「大天使…ミカエル?」
ミカエル「私は、この者の肉体に封じられていたのです。さあ、お立ちなさい。世界を救いたいのなら…貴方自身の足で!」
大神「しかし…俺は…大切な仲間を…失ってしまいました…」
ミカエル「正義を貫くのは、大変な事です。時には、多くの屍を乗り越え進まなければなりません。しかし…挫けぬ勇気が…そして、なにより…人々を愛する結びつきが…最後に勝利するのです!どんな困難にあっても…希望の光は、人間の心の中にあるのです…それに貴方には、特別な人物がいるのです」
あやめ…いや、ミカエルはそう言うと俺を見る。
大神「大輔さんが?」
ミカエル「ええ。彼は【輪廻を調整された者】…ですから」
大神「輪廻を調整された者…?」
ミカエル「ええ。ですので、必ず貴方の力になってくれるはずです。行きなさい…そして、正義を示すのです!あなた達に、大いなる父の祝福がありますように」
ミカエルがそう言うと、俺達の周りにはさくら達神武の姿があった。
大神「…み、みんな…!」
すみれ「ホーッホッホッホ…!今世紀最大のヒロイン。神崎すみれ華麗に復活ですわ!」
マリア「行きましょう、隊長!森川さん!」
アイリス「お兄ちゃん!大輔お兄ちゃん!アイリスも行くよ!!」
紅蘭「ウチも行くで!」
さくら「大神さん、森川さん…」
大神「みんな…本当によかった…」
大輔「ったく…心配かけさせやがって」
大神「もう二度と…会えないかと思っていた…俺は…花組の隊長として、今ほど嬉しいと思ったことはない。決してくじけない、熱き心を持つ仲間と共に戦える事を…誇りに思う!!」
大輔「ああ、そうだな!」
俺も本当にそう思う。
大賢者『よかったです、マスター…』
大輔「ん?何か言ったか?大賢者」
大賢者『否。なんでもありません』
大神「みんな行くぞ!俺達に残された選択はただ一つだ!!帝国華撃団・花組、出撃せよ!!」
『了解!』
カンナ「さあ行くぜ隊長!最後の戦いだ!」
大神「ああ!!」
大輔「さて、俺らも気合い入れるぞ!大賢者!!」
大賢者『了!』
米田司令が狙撃されたが、森川も命を狙われるかどうか
-
米田と同じく、狙撃されて一時的離脱
-
【輪廻を調整されし者】だから、狙撃しても