【Dies irae】奇跡の朝に祝福を Side Riza【2016-2017玲愛誕生日SS】 作:桜月(Licht)
§Side Riza
穏やかに降り注ぐ朝の光に淡く照らされた手元。
ボウルの中でカシャカシャと軽やかに音を立てる泡立て器。
綺麗なカーブを描くボウルの銀色に映える、薄いクリーム色がとろりとろりと滑らかに混ざり合う。
手を止めないままそれをじっと眺めていれば、脳裏に浮かぶこれからのこと。
想像してしまった微笑ましい光景に、つい口元が綻んでしまう。
今朝は、特別なの。
年に一度しか訪れない、彼女のとても大切な一日。
その朝はほんの少しだけ、いつもと違う始まりを迎えるわ。
泡立て器が立てる掠れた音に混じりだした違う音。
それはキッチンに近づいてくる聞き慣れた彼女の足音で。
「おはよう、リザ」
引き結ばれていた唇が開いて、いつもと変わらない朝の挨拶が耳に届く。
それに微笑みを浮かべながらゆるく肩越しに振り返って、からかうように声を放った。
「おはよう、玲愛。今日は出掛けないの? せっかくのクリスマスじゃない」
そうしたら、呆れたようにきゅっと細まった薄紫の瞳。
パジャマの裾をふわりと揺らして、分かってるくせにと、言葉にしないまま小さな溜め息混じりにあったかそうなもこもこのスリッパの爪先がタイルの床をこつりと蹴って。
「そんな気分じゃないよ。藤井くんたちに誘われたけどお家の手伝いが忙しいからって断った」
「あら、あなたが仕事を手伝ってくれたことってあったかしら?」
「あったよ、ちょっとくらいは。たぶんだけど」
「ふふっ、そうね。ちょっとくらいは、あったかもね?」
澄ました顔してさらりと零した声に笑ったら、ふてくされたようにちょっとだけ膨らんだ頬。
少しだけ子供じみた仕草。甘えられているようで悪い気はしないわね。
身近に暮らしていると分かるけれど、こういう素の表情を見せられる相手が玲愛にはとても少ない。
けれどそんな玲愛にも友達ができたようで、育て親としては少しホッとしているのが正直なところ。
学校から帰ってくるたび、口にするのは彼らのことばかり。
高校に入学して以来、初めて出来た年下の友達たちのことを何かあるたびに教えてくれる玲愛の顔が脳裏に浮かぶ。
素っ気ない振りは装うけれど、喜んでいるのが隠しきれない。それをまた、私に伝えようとしてくるところが微笑ましくて、私自身も嬉しくて。
つられて緩んだ口元をボウルから離した指先でさりげなく覆い隠した。
だってこれ以上笑ったら、玲愛ったら本当に拗ねちゃいそうなんだもの。
こないだの休日に買い物がてら玲愛と二人で歩いたけれど、冬景色の広がる街並はクリスマスムード一色で賑わっていたわ。
夜になれば綺麗なイルミネーションに彩られて、また一ついい思い出ができたのだけど。
友達に誘われたって、玲愛は言ったわね。
本当は行きたかったんじゃないかしら。
誘われたことが、本当は嬉しかったはず。素直になれずに断ってしまったんでしょう。
素直になるのが、怖かったんでしょう。
彼女の背負う
育て親としては正直なところ、正しいと言い切るには少し複雑な気分。それは僅かばかりのあの子の笑顔を、奪ってしまう選択だと分かるから。
――ジリリリリリ!
暗い所へ落ちかけた心をはっと打つように、キッチンを通り過ぎたリビングからジリジリとけたたましく鳴り響いた電話。
まるで不甲斐ない私を諭すようなタイミングで響いた大きな音にほっと胸を撫で下ろす。
明るく切り替えた心に浮かんだ微笑みを湛えて、いつもの声音でささやかなお願いを口にする。
「ごめんなさい、今は手が離せないの。玲愛、お願い。代わりに出てくれるかしら?」
「わかった。いいよ」
少しだけ掲げた手元のボウルに落ちた薄紫色の視線。
お願いはあっさりと聞き入れられて、普段と変わりないように思える素っ気ない返事が届く。
だけど心持ち、語尾が上がり気味に感じたわ。それは気のせいかしら?
いいえ、きっとそんなことはない。
だって今日は特別な日だもの。
あの子にとっても、私たちにとってもね。
リビングに続く敷居を駆け足で跨いで、止まることなく鳴り響く電話に寄っていく華奢な背中。それが壁の影に隠れて半分くらい見えなくなる。
微かに視界に映ったあの子の腕が受話器を取る仕草をして、同じタイミングで響いていた大きなコール音が鳴り止む。
玲愛の受けた電話の相手が誰か知れないまま、離れた場所で始まった通話。
きっと電話の向こうの相手が喋ったんでしょう。
『―――』
――ガチャリ。
無言で、玲愛が受話器を置いた音がした。
早いわ、だいぶ早いわね。あれじゃあ挨拶すらろくに言い終えられない早さよ。
瞬殺で通話が断ち切られちゃったけどいいのかしら?
って、いいわけないわよね。
イタズラ電話なら仕方ないけれど、そうじゃないならあれはいけないわ。
ああでも、相手にもよるのかしらね?
――ジリリリリリリリ!!
切られた途端、負けじと間髪入れずに鳴り響いた電話の音。しばらくのコール音のあと、玲愛がまた無言で受話器を取る仕草が視界の端に映る。
そして、ガチャンとさっきより強めに受話器を置く音もすぐに聞こえて。
――ジリリリリリリリリリリリリ!!!
懇願めいてリビングに響いた、電話の音。
さっきまでは強気に響いていたような気がするのに、切られ続けて三度目ともなると音に必死さが滲むわね。
聞いている側の捉え方の問題なんでしょうけど、きっと電話の向こうの相手も縋るような気持ちになっているんじゃないかしら。
玲愛ってば、こういうとき本当に容赦しない子だから。まったく、誰に似たのかしらね。
三度目でやっとまともに耳元に押し付けられた受話器。微かに漏れて聞こえる、電話回線の向こうの誰かの声。
『――――――――』
「…………」
キッチンから様子を伺っても、受話器は今度こそ持ち上がったままなのに玲愛は黙ったまま。
相手の声に耳を傾けているというより、端から会話する気がないみたい。
そんな状態だから、つい苦笑して肩を竦めた。
この様子じゃ、電話の相手が誰かなんて訪ねるまでもないわよね。
玲愛があんな態度を取るなんて、あの人くらいしかいないから。
きゅっと引き結ばれた口元。そっけないふりをしているけれど、きっと内心は嬉しくてしょうがないんでしょう。
素直じゃないあの子なりの甘え方が微笑ましくて、つい忍び笑い。
素直じゃない態度を笑ったのがバレたらやっぱりあの子は拗ねるでしょう。
何でもないフリをしてきゅっとボウルと泡立器を握り直して、微笑ましい会話にこっそりと聞き耳を立てる。
いつもならそういうことはしないけれど、今日だけは聞かないって選択肢はないわ。だって特別な日なんだもの。
無粋だって思うかしら?
そうね、でも聞きたいの。どうしても他人事ではいられないわ。
私たちはあの子のことになるとそういう部分が顔を出すから、育て親の我侭だと思って許してくれないかしら。
それに、あの子とあの人の会話なんて、この先そう何度もあるわけじゃないでしょう。
だからお願い、少しだけ。無粋な私を見逃して欲しい。
『――――――、――――――』
「ちゃんと聞こえてるよ。
すごいね、神父様。喋ってないのに私だって分かるんだ」
彼が不安になるくらい一人で喋らせたあとで、やっと澄まし顔して結ばれていただろう唇が応える気になったみたい。
呆れ混じりの玲愛の声、電話の向こうの彼の声が誇らしげに跳ねたのが分かる。
「ふぅん、それホントかな?
リザ、神父様がなかなか連絡くれないって言ってたよ。フォローしておいた方がいいんじゃない?」
『――――――――――』
玲愛にからかわれて、狼狽えたみたい。こういうやり取りを聞くのも、久し振り。
ええ、昔からずっとそうだったわよね。あの人、玲愛には本当に弱いから。
「今から話せばいいんじゃないかな。きっと喜ぶよ。
それに神父様、リザに用があってかけたんでしょう? ちょっと待って、電話変わるね」
『――――――』
受話器を置いて、踵を返そうとしたんでしょう。スリッパがきゅっと床を鳴らした音が小さく聞こえて。
だけどそれを彼の声が静止して。
ぴくりと、跳ねるように揺れた細い肩。
玲愛の身体が縮こまるように強張って、彼女を取り巻く空気までつられて緊張したみたいにきゅっと引き締まる。
『――――――――――――』
しばらくの沈黙の後、まるで魔法の呪文でもかけられたみたいに強張った身体がふわりと解けて。
ゆるりと緩んだ空気、辺りに滲んだのは柔らかな喜びの色。
あの人にはいつも素直になれないあの子だけど、華奢な背中から隠しきれずに溢れる。
「ありがとう、神父様。一番乗りだね、嬉しい?」
『―――――、――――――』
「リザ? キッチンにいるよ」
彼に私の所在を問われたみたい。
受話器を握ったまま、壁に阻まれて視線は合わないけれどちらりと玲愛がこっちに顔を向けた仕草をしたのが揺れた空気に分かった。
『――――――――――――』
「ごめんなさい、イタズラしたかったんだ。久し振りだし、ガマンできなかったの。怒った、神父様?」
こそっと潜めた声で愛らしく問えば、もちろん彼には効果は絶大で。
「……何それ痛いね。私、そんなつもりないんだけど」
『――――――――』
「うるさいな、神父様の変態。そんなこと言うならもう切るから」
彼の愛情表現を鬱陶しそうに振り払う。
だけど始まりとは違って、いつまで経ってもガチャンと置かれない受話器。
素直じゃないあの子の気持ちは、私たちにはとっくにお見通し。
先を促すように届いた彼の声。
それに応えるように、素直じゃない玲愛の唇も声を紡いで。
途切れることなく会話は続いていく。
電話線を通じて、国を越えて交わされる日常めいた親子の会話。
その懐かしさと、微笑ましさに聞いている私まで嬉しくなる。
ふと、聞き耳を立てるのに一生懸命でとっくに作業の止まってしまった手元を見下ろしてつい苦笑い。
その間にも、彼と彼女の会話は交わされ続けて。
「イヤ。そんなことしたら絶交するから」
いつの間にか会話はいつも通りの残念な方向に転んだみたいね。
きっぱりとした玲愛の拒絶の声。
受話器の向こう、それに当然追い縋る彼。
「ダメ、絶交。そんなことしたら絶対、口きいてあげないから」
突き放すようにきつい言葉を吐いているのに、その声はとっても楽しそうに弾んでいる。
それもそうよね。彼に対する、素直じゃないあの子の精一杯の甘えだもの。
「ちょっともなにもないよ。一ミクロンもない。残念だね、神父様」
ぴしゃりと言い切った声は勝ち誇っていて、嬉しそう。
縋ってくれる彼が、玲愛は嬉しくてしょうがない。
離れているから余計にでしょうね。声を聞きたいと素直に態度に示してくれる彼がたまらないんでしょう。
だって、あなたと関われないのはイヤだって声に出して訴えて貰えるなんて、それはとても幸せなことだと思わない?
「リザに? うん、分かった。伝えるね」
ひとしきりからかって、からかわれ合って、満足した会話がまた先へと進む。
『――――――――――――』
「……ちゃんと、届いてるよ。ありがとう、神父様」
そっと声を潜めて告げた玲愛の精一杯のありがとうを、大事そうに握られているはずの受話器が拾って彼に届けてくれる。
『――――――』
「うん。またね、神父様」
交わされた、別れの挨拶。
終わってしまう会話を静かに聞き届けて、玲愛を変わらず大切にしてくれた彼に密やかに感謝を告げる。
――カチャン。
少し寂しげにそっと置かれた受話器の音。
ねえ、玲愛。もっとお喋りしたかったのは、どっちの方だったのかしらね?
少しの沈黙の後、ゆっくりとキッチンへ向かう足音。それを聞きながら、苦笑交じり視線を戻して向き直った作業台。
何でもない風を装って、泡立器を握ったまま止まっていた手を動かす。
足音と重なって、キッチンにカシャカシャと乾いた音。
綺麗なクリーム色が薄く螺旋を描いて、蕩けて一つに混ざ合う。
やがて、聞こえる音は泡立て器が立てる音だけになって。
私の真後ろで、ぴたりと止まった玲愛の気配。
ほんの少し、躊躇したように宙を彷徨った玲愛の右手。
小さく息を呑んで、微かに鳴った細い喉。きゅっと音を立てて床を鳴らしたもこもこのスリッパ。
伸びてきた細い両腕。背中に子猫みたいにぴとりとひっついた、暖かい温もり。
「どうしたの? 今朝はずいぶん甘えん坊ね。子供みたいよ、玲愛」
後ろからぎゅっと抱きついてきた玲愛にくすくすと笑って、私のエプロンを緩く掴んだ指先を、重ねた掌でぎゅっと包み込む。
そうしたら、拗ねたみたいにセーターの背中に擦り付けられた柔らかな頬。
「そういう気分なんだよ。たまにはいいでしょ?」
「ええ、歓迎するわよ。もっと甘えてくれてもいいくらい」
受け入れた言葉に、重ねた指先の熱に、ほっと胸を撫で下ろしてくれたのが引っ付いて揺れた華奢な肩から伝わって。
それに少し、胸の奥がツンとした気分になる。
甘えられて、嬉しくないわけがないのに。あなたを私が否定するなんて、あるわけがないのに。もっと欲張ってもいいくらいなのに。
彼があなたを受け入れてくれることを喜んだのと同じ感情が、私にも向けられていることがとても嬉しい。
本当はそんなことを喜ぶ資格なんて私にはないのでしょうけれど、それでも嬉しい。
ああ、今日くらいは喜んでもいいかしら。
素直に、この喜びに浸ってもいいかしら。
「電話、神父様だった。リザにありがとうって伝えてって」
「そう、分かったわ。ありがとう、玲愛」
磨りガラスの窓から柔らかく朝日が降り注ぐキッチンで、ぴったりと引っ付きあったまま私たちの会話は続く。
穏やかな気持に浸りながら、交わす言葉の一つ一つを大切に思いながら。
「ねえ、リザ。ケーキ、ちゃんと蝋燭立ててね?」
「もちろん。ちゃんと十七本揃えて買ってあるわよ。
――ああ、去年より一本増えたのね」
「うん、増えた。一つお姉さんになったよ」
きゅっと力の入った指先に、ツンと下に引っ張られたエプロン。
視線を落とせば、
触れ合ったせいで、トクントクンととてもよく聞こえる玲愛の心臓の音。
期待してくれているのかしら、いつもより鼓動が少し早い。
この子が、私の気持ちを喜んでくれるのなら嬉しい。
私があげられるのは、この気持とささやかなプレゼントだけだけ。
それでもいい、伝えたい。
「誕生日おめでとう、玲愛。また一つ大人になったのね」
ぎゅっと小さな手を握って、精一杯の愛情を込めて贈ったお祝いの言葉。
形作った言葉にどれだけの意味があるのか、深く感じすぎて心が痛い。
約束のときは、足を掬われそうなほどすぐ側に。大きな
ああ、そうなのだ。もう、一世紀をかけて仕組まれた壮大な運命はどう足掻いても変えられない。
だって、次の誕生日にはこの子はもう――。
「……っ」
浮かんだ言葉の続きを、引き千切るようにして掻き消す。
細い腕に淡く抱きしめられたまま振り向いて、華奢な身体を抱きしめ返した。
きつく、きつく。今この場にいない彼のかわりまで。
彼女が生まれ落ちた奇跡に込めた想いが届くように、祈って。
「……苦しいよ、リザ」
「そうね、ごめんね玲愛。でもね、私嬉しいの。あなたが生まれてきてくれて本当に嬉しいのよ」
ごめんねともう一度囁いて、細い肩に埋めた頬。
込み上げる感情に我慢がきかないまま華奢な身体を壊さないようにだけ気をつけて、今日だけだと逸る心に強く言い聞かせて。
きつく抱き締めた腕の中で、呆れたように溢れた玲愛の吐息。
酷くしすぎたかしら。困らせてしまったかしら。
不安になって、そっと上げた顔。
触れ合った視線を合わせれば腕の中、優しい顔をして私を見つめ返してくれる玲愛がいて。
その顔があまりにも優しく大人びていたものだから、彼女の成長が嬉しくて、つい吹き出して笑ってしまった。
抱いた不安は感じた喜びに塗り替えられて、戻ってきたいつもの穏やかな空気。
それに背中を押されるまま、この子の特別な日の思い出をもっと素敵にしたくて、喜んで欲しくて心が動くままに言葉を紡ぐ。
「おやつの時間が楽しみね。いっしょにケーキを食べましょう。今年も自信作よ、気持ちを込めて焼くから楽しみにしていて」
「うん。リザの焼いてくれるケーキ好きだよ。早く食べたいな」
ふわりとはにかんで、玲愛の目元が幸せそうに緩む。
視界にまっすぐに飛び込んできた彼女の姿にとっくの昔に枯れ果てたはずの涙が溢れそうな気持ちになった。
ああ、ダメね。私にはそんな資格なんてないのに。
それでも、彼女がそれを望んでくれるなら私は彼女を守る存在でありたい。
約束の時が始まるその間際まででいい、それ以上は望まない。
だからどうか、あと残された僅かな時間だけ、そうであることを許して欲しい。
抱えた罪は重いけれど、今腕の中に託された命を慈しむことをやめたくはない、諦めたくはない。
さらさらと流れる銀の髪を撫でて、両手できゅっと包み込んだ頬。
こつんと額を合わせて告げる。
触れ合った場所から、少しでも多くこの気持が伝わるように願って。
「――大好きよ、玲愛。生まれてきてくれてありがとうね、愛してるわ」
「知ってる、リザ。私も大好きだよ」
一回り小さな掌が、私の両方の手の甲をぎゅっと包み返してくれて。
目の前に、私に素直に喜びを伝えてくれるはにかんだ愛らしい笑顔。
頬から離れたと思ったらぐっと伸びてきた細い両腕。
気持ちを伝え返したいとばかり、ぎゅっと抱きついてきた玲愛。
二人して引っ付いたところから気持ちよくて、嬉しくて、心から込み上がる幸せに促されるままくすくすと笑い合って。
いつもと違って少しだけ特別な思い出が出来た、玲愛の十七歳の誕生日の朝。
磨りガラス越しに降り注ぐ朝日の中、私に甘えてくれる華奢な身体を愛いっぱいに抱き締めて、願う。
どうか、この笑顔を守れますように。
あと少しだけでいい、私の大切なこの子の日常が穏やかでささやかな幸せに包まれますように。
彼女と共に過ごす仮初めの私が、彼女の幸せを支える礎となれますように。
END
家族が離ればなれの誕生日のお話でした。
来年は伏せ字の台詞オープンします。神父様と玲愛先輩のやりとりを書くのがいまから楽しみです♪
リザさんのターンも用意する予定です。
ありがとうございました!