手話提督が着任しました   作:怪食P

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一話 提督着任

4月の初めに横須賀鎮守府第334号に着任しました。

 

古いBMジープを運転する提督

ブロロロロ・・・キキッ

 

提督?「ここが第334号か・・・」

 

警務隊「身分証を提示してください」

 

提督?(身分証提示)

 

警務隊「あの、もしかして新任提督ですか?」

 

提督?『横須賀鎮守府第334号に着任する平山です。』(メモ用紙)

 

警務隊「失礼いたしました。・・・しばらくお待ちください(手を制止するポーズ)」

 

提督(コクコク)

 

10分後

 

手話通訳士『お待たせいたしました、手話通訳士の鈴木と申します』

 

平山『よろしくお願いします』

 

鈴木『提督代理はすぐに来ますので、お待ちください』

 

さらに5分後

 

提督代理「すみませんでした。引継ぎ業務が掛かって遅れました。」

 

平山『いえいえ』

 

提督代理「では、ご案内します」

 

鈴木『案内します』

 

提督室

 

提督代理「ここは提督室です。業務や報告などはここで、秘書艦はこちらに。不在ときは隣の秘書艦室に居ますので、コールボタンを押してください」(通訳:手話)

 

平山『分かりました』

 

鈴木「分かりました」

 

提督代理「では、秘書艦のコールボタンを押してみてください」

 

平山(ポチッ)

 

ガチャ

??「はい、お呼びでしょうか?」

 

提督代理「新任着任した提督です」

 

霧島『初めまして、私は金剛型戦艦霧島と申します。よろしくお願いします』(綺麗に手話表現した)

 

平山『平山です。よろしくお願いします。手話上手いですね』

 

霧島『いえいえ、そんなことは~』

 

提督代理「それでは、引継ぎ業務はここまでです。以後、よろしくお願い致します」

 

平山『分かりました』

 

ガチャ

提督代理は鎮守府を後にした。

 

霧島『では、鎮守府の案内をしますね』

 

平山『わかりました、お願いします』

 

鎮守府の外

 

霧島『ろう者が提督に着任するのは初めてでした。びっくりしました』

 

平山『私も、提督を採用してもらうのはビックリしましたw』

 

鈴木『前例は無いようですね。今後は増えるでしょうか・・・』

 

霧島『あ、ここは工廠です。中にどうぞ』

 

工廠内

 

霧島「すみませーん、いますかー?」

 

??「はいはい、居ますよ」

 

霧島「新任提督が来ました」

 

明石「はい、工作艦明石です。よろしくお願いします」

 

平山『平山です。よろしくお願いします』

 

??「明石?」

 

明石「こっちに来て」

 

??「はいはい・・・」

 

夕張「私は軽巡洋艦夕張です。よろしくお願いします」

 

平山『平山です。よろしくお願いします』

 

鎮守府の外

 

霧島『続いては、大食堂です。』

 

大食堂

 

霧島『ここは、艦娘と軍属と一緒に食事する場所です。あとは、甘味処も営業しています』

 

平山『甘味処もやっているんだ』

 

??「あら?霧島さん、そちらは?」

 

霧島「あぁ、そちらは、新任提督です。」

 

平山『初めまして、平山です。よろしくお願いします』

 

間宮「私は給糧艦間宮と申します。よろしくお願いします。伊良湖ー」

 

伊良湖「はーい」タッタッタッ

 

伊良湖「伊良湖です。よろしくお願いします」

 

平山『平山です。よろしくお願いします』

 

鎮守府の外

 

霧島『大食堂の隣は居酒屋鳳翔です。鳳翔さんが営んでいます。今は仕込み中ですね。夜は営業しています』

 

平山『へぇ、居酒屋か~後で行ってみよう』

 

霧島『次は、入渠室です。』

 

入渠室

 

霧島『ここは艦娘を癒す場所、見た目はお風呂と変わらないけど、特殊な薬液が入っているので、艦娘以外は入れません』

 

平山『では、私のお風呂の場所は?』

 

霧島『提督の部屋に付いています、後ほどご案内します』

平山『なるほど・・・いろいろな風呂場ありますね~』

 

霧島『寝風呂、シャクジー、水風呂、サウナ室などですね』

 

平山『士気に関わるからなぁ』

 

霧島『そうですね』

 

鎮守府の外

 

霧島『こっちは資源保管室です』

 

平山『ボーキは露出したまま・・・?』

 

霧島『そうですね(汗)とりあえず、被せるシートを被せておきますね』

 

??「霧島~」

 

霧島「おや、大淀さんどうしました?」

 

大淀「新任提督は・・・あら、こっちにいらしたんですね」

 

大淀「では改めて、大淀と申します。よろしくお願いします」

 

平山『平山です。よろしくお願いします』

 

大淀「鈴木さん、派遣事務所から電話です」

 

鈴木「あ、分かりました。失礼します」

 

平山『分かりました』

 

霧島『私が通訳しますね』

 

大淀「私は手話が分かりませんが、これから勉強しますけどw」

 

平山『艦娘のみなさんに簡単な手話講座を開きたいと思いますが。予定が合えばいいですが』

 

大淀「その件はスケジュールを合わせましょうか?」

 

平山『お願いします』

 

遠くから汽笛が鳴る

 

大淀「あ、遠征メンバーが帰着です」

 

平山『あれか・・・』

 

遠征したメンバーが帰ってきた。

接舷してきたのは、軽巡洋艦ブルックリン級ブルックリンだった。

どうみても、重巡クラスの船体を持つ軽巡。

 

ブルックリン「海上護衛任務を完了しました!」

 

大淀「お疲れ様でした。報告は明日までに提督へ提出してください」

 

ブルックリン「了解・・・あれは着任した提督?」

 

大淀「その通りです」

 

ブルックリン「私は軽巡洋艦ブルックリン級1番艦ブルックリンです。よろしく!」

 

平山『どうも、平山です。よろしくお願いします』

 

ブルックリン「あら、聴覚障害者だったんだ・・・初めて見る・・・あ、失礼しますね」

 

平山『他のメンバーは?』

 

大淀「帰ってきた遠征組以外は、演習と海域攻略をしています。第4艦隊は待機中なので居ると思います」

 

大淀「夜の18:00から歓迎会を開催するので、それまで休憩されては?」

 

平山『わかりました』

 

大淀「では、お疲れ様でした・・・この手話は?」

 

平山『お疲れ様でした。こういうのを表します』

 

大淀『お疲れ様でした』

 

霧島『お疲れ様でした』

 

平山『お疲れ様でした』

 

提督の部屋

 

平山(ふー・・・ここが私の部屋か・・・風呂とトイレは別でよかった・・・風呂は大窓があって、夕日が見えるなんて・・・)

 

18:00 大食堂

 

ガチャ

平山『ここでいいの?』

 

霧島『いいですよ』

 

サウスダコタ「提督着任祝いで、歓迎会を開くぞ!!」

 

艦娘s「オオーーー!」

 

パチパチパチ

 

霧島『では、提督の挨拶からお願いします』

 

平山『鎮守府第334号に着任した平山です。以後よろしくお願いします』

 

艦娘s「よろしくー!」

 

どんちゃん騒ぎしつつ、お開きしてに解散した。

 

翌日の朝を迎えた・・・

 

 

 

 

 

おまけ 艦娘の紹介

 

金剛型 霧島

 

横須賀鎮守府第334号所属

金剛型の末っ子のこと霧島。

手話もインプットしたので、通訳を挟まずに話が通じる。

 

サウスダコタ級 サウスダコタ

 

横須賀鎮守府第334号所属

米海軍から派遣した艦娘。

過去の霧島との砲撃戦がトラウマとして残っている。

 

ブルックリン級 ブルックリン

 

横須賀鎮守府第334号

米海軍から派遣された艦娘。

遠征任務や海域攻略でも活躍するオールマティタイプ。

1番艦である影響でお姉さんと慕われている。

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