東方オリジナルストーリー ~大切な宝物~ 不思議な出会い   作:雷雲改

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「はぁ、今日も良い天気だね~」

そう言って霊夢は、体を伸ばす。

神社の落ち葉掃除をしていると近くの子どもたちがやって来た。

「おばさん~なにやってるの?」

「誰がおばさんよ!霊夢お姉さんよ!!」

「まぁまぁそれは、さておきお賽銭持ってきたよ~」

「ハイハイ、ありがとうございます」

すると、一人の子どもが

「そういえば、ペンダントっていつもつけてるけど」

「これは、ロケットペンダントって言うの、この中には、宝物が入ってるんだよ」

すると子どもたちが集まって来て

「「「そのペンダント見せて見せて!!」」」

言ってきた。

「ダーメ、このロケットの話なら聞かせても良いけど……」

「じゃあ聞かせて!お姉さん!」

「はぁ、調子の良いこと言うのね。まぁわかったからそこに座ってからね」

そして皆が座ったのを見てから

「じゃあ始めるわよ。これは、昔の物語……」


東方オリジナルストーリー ~大切な宝物~ 一話

~十数年前~

 

霊夢はその日、その年初めての雪が降っている中一人で神社でまっていた。

 

「あー遅いな~、今日は、早く帰ってくるって言ってたのにホントに遅い!帰ってこないとごはん食べれないのになにやってるんだろ?そんなに仕事が長いのかな?」

 

ガラガラと引き戸を開ける音が聞こえた来た。

 

廊下を走って

「やっと帰って来た。早くごはん作ってよって……」

そう言って止まった。

 

「えっと……誰?」

 

「いや育ての親を忘れんなよ!!」

 

ビシリッとチョップが霊夢の額にめり込む。

 

「違うわよ!!あなたじゃなくてあなたの担いでいるその子よ!!」

 

そう、帰って来た育ての親(先代の巫女)は、知らない子どもを担いで帰って来たのだからそんな反応をしてもおかしくない。

 

「何だそんな事?まぁ食べながら説明するから少し待っていてねー」

 

そう言って説明巫女は、台所へ向かう。

 

「いや、教えなさいよ~(怒))

 

そう霊夢が怒るが先代の巫女は、気にせず台所で料理をしている。そして

 

「あと、その子を布団に寝かせるから布団を敷いておいてね~」

 

「わかったよ!後でしっかり聞かせてもらうからね!」

 

そう言って霊夢は、布団を敷くが毎日布団を敷いているおかげかすぐに敷き終わった。

まだ台所では、料理をしているようだ。

 

「にしても、誰なんだろう?」

 

そう言ってその子の顔を覗いてみた。

 

「キレイな顔、男子だよね。全身黒い格好だな~もしかして、さらってきたとか?」

しかし、良く見ると服はボロボロで顔も土がついている

 

すると、台所から

「料理できたからおいで~」

と自分を呼ぶ声がした。

 

「わかったよ~、今すぐ行くから~。」

 

そう言って急いで向かう。

 

「「いただきます~」」

 

そう言ってごはんを食べ始める。

 

「あの子は、誰?まさかさらってきたとか?」

 

「んな訳あるか!」

 

またもや、ビシリッとチョップが額にめり込む。

 

「痛いわね!聞いただけじゃない!」

 

「だったらそんな事聞かないの!あの子は、帰ってくる時に神社の階段に倒れてたのを連れてきたの!服は、ボロボロで汚れていたし、外は雪が降っているから可哀想に思って連れてきたの!」

 

「で、あの子は、どうするの?」

そう聞くと、

 

「あまり食べて無さそうだし、あの子が起きたら食事を食べさせてから事情を聞くつもりだ…」

 

そう言ったとき、ドタドタと走ってこちらに向かってくる音がした。

 

「目を覚ましたみたいだね」

 

庄子開けて、少年が出てきた。

 

そして、「グゥゥー」と盛大なお腹の音がなった。

 

「じゃあ、ごはん食べる?」

 

少年はうなずくと、あわてて食べだした。

 

「霊夢~年が近そうだし、ちょっと質問してみてよ」

 

「はぁ~、いいわ。じゃああんたの名前はなんなの?」

 

少年は、あわてて食べるのを止めると

「いぬ……がみ……狗神」

 

先代の巫女は、驚きつつ納得し

「そう、狗神って言うのだ……」

 

 

「えっと……下の名前は?」

 

狗神は、首をかしげ

「下の名前……?」

 

「下の名前よ!私だったら上の名前は、博麗で下の名前は、霊夢みたいな」

 

狗神は、首をかしげたまま困った顔をしている。

 

「じゃあ、お父さんやお母さんの名前は、わかる?」

 

狗神は、首をかしげているままだ。

 

「ちょっと、どういうこと?なんでこの子名字しか覚えてないの?あんたはわかるの?どうしてだか」

 

「多分……」

 

チラリと狗神の方を見ると首をかしげるのをやめ、ごはんを食べている。

 

「幻想郷以外の所からいたんだと思う」

 

「?」と霊夢は首をかしげる。

 

「まぁそれはさておき」

 

先代の巫女は立ち上がると

 

「あんた、狗神だよね。親が見つかるまでここに住みなさい!」

 

霊夢と狗神は、ポカ~ンとしていたが

 

「じゃあ霊夢!狗神の下の名前を付けてちょうだい!」

 

「えっ、えっと……」

 

少し考え、「全身黒いから、黒とか?」

 

「よし、狗神もそれで良いよね!」

 

狗神は、少し驚いてごはんを喉に詰まらせたが味噌汁を飲んでから、

 

「はい、ダイジョブです……」

 

と力なく言った。

 

「それじゃ霊夢、家の案内をしてね 私は、片付けているからあとよろしく~」

 

そう言って先代の巫女は、皿を持って言って台所に行った。

 

「えっと……元気な人ですね……」

 

狗神は、戸惑いながらそう呟いた。

 

「はぁ、じゃあ案内するね。黒、ついてきて」

 

そう言って、霊夢は、歩きだしたのであわてて、あとをついていった。

 

「あの~、霊夢さん?」

 

家の案内をほとんど終えたとき。黒が恐る恐る聞いた。

 

「なに?あと、霊夢さんじゃなくて霊夢でいいよ」

 

「ごっごめんなさい。じゃあえっと、霊夢さんは、いくつなのかな~って思って」

 

霊夢は、はぁとため息をつくと、

 

「何だそんな事?これでも7歳だよ。あと、女性に年きくのは、失礼だからね!」

 

「ごっごめんなさい……」

 

「これから、家のことを手伝ってもらうからね。すぐに謝るのも直した方がいいよ」

 

「ごめんなさい……あっ」

 

そうして、新しく、狗神 黒が家族になりました。

 

霊夢は、語るの止めて、

 

「もう、夕焼けだから家に帰りましょう」

 

と、いうと

 

「えーまだ話し終わってないよ~」

 

「その黒さんは、どうなったの?」

 

と色々な質問が飛んできた。

 

「ハイハイ、わかったから、明日もこの話しの続きを話すからね。そしたら、黒がどうなったかわかるからね。暗くならないうちにね!」

 

子どもたちは少し不満そうだったが家に帰っていった。




皆さんこんにちは!雷雲改です!!
今回初めてコラボをさせていただきました‼
ただ投稿が遅れたのは、ほんとうに申し訳ないです……
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