東方オリジナルストーリー ~大切な宝物~ 不思議な出会い   作:雷雲改

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次の日、子供たちは心配そうな顔をしながらやって来た

「大丈夫?」

「大丈夫よ。昨日は、ごめんね急に泣いたりして驚いたでしょ。でも大丈夫だから、さぁ話の続きをしましょ」

「わかった~」「大丈夫でよかった~」

と、子供たちは口々に喋り縁側に腰掛けた。



注意 今回は、先代の巫女の視点がメインになります。


東方オリジナルストーリー ~大切な宝物~ 四話

先代の巫女は、一日かけてそのウワサの町に着いた。

 

「ここが、ウワサの町?やけに賑やかだねぇ。ここで本当にあのウワサどうりなのかね?」

 

そこでたまたま近くにいた人にウワサを聞いてみた

 

「ここで殺人のウワサがあるのは本当なの?」

 

「あなたも、賞金の話を聞いて来たのですか?頑張って下さいね」

 

「どう言うこと?教えてもらっても良いかしら」

 

「あっ、旅の人でしたか。なら早くこの町から出ていった方が良いですよ。出ないとあなたが死んでしまいますから」

 

「だからどう言うことなのかしら?」

 

「この町には、化け物がいるんですよ。最近現れたんですけどね。その化け物は、夜になるとある歌をうたいだすのですよ。そして10人が地面からの出てきた謎の黒に飲み込まれて町の外れにいつの間にか出来ていた黒い闘技場らしきところに運ばれるようです、そして翌朝には遺体となって闘技場らしきところの近くに捨てられたように置かれてるといったところです。大抵、首が跳ねられて体のそばに立って置かれてるですよね……」

 

「どうしてあなたはこの町から逃げないの?」

 

「逃げても無駄なんですよ、最初から村にいた人たちは、どんなところに逃げても選ばれるので……最近は、国で賞金がでたらしくそのおかげで挑む人があいつぐためあまりに選ばれないのですけどね……」

 

「ありがとう、そういえばその化け物は、全身黒い人見たいじゃなかった?」

 

「ええ、そうですけど……やっぱり知っているんじゃないですか……それでは、頑張って下さいね」

 

そういうと、その人はどこかに歩いていった。

 

「まだお昼だから少し町を回って見ようかしら」

 

最初に黒い闘技場のようなものを見に行くことにした。

 

町から五分ほど歩くと谷がありそのしたにあった。

 

近寄るとよって見ると、全てが黒く石や、木などでは無くまるで妖術で作られたようであった。

 

触ろうと手を伸ばすがなにかに阻まれて触れなかった。

 

そして一度町に戻って宿を予約して町を一回りすることにした。

 

表は、賑わっていたが路地裏を歩くと誰にも会うことがなく、ただただ冷たい壁が続いていた。

 

すると、少し離れたところに人が立っていた。

 

声をかけるとその人が振り向いた

 

目を疑った。

 

そこにいたのは、居なくなった狗神、黒だった。

 

「黒!」

 

そういって先代の巫女は、駆け寄って抱きついた

 

「黒、どこに行ってたの?霊夢が心配しているんだよ。帰ろう」

 

「……………」

 

黒は、黙ったままだった。

 

「黒?どうしたの?」

 

黒の顔をのぞきこむと、瞳は、真っ黒で虚ろだった。

 

「先代の巫女さん……」

 

黒は口を開いて

 

「あなたは、僕を殺してくれますか?」

といった。

 

「なにいってるの?、どうしたの?」

 

すると、目から涙がにじみ出て

 

「僕は……僕はもう殺したくないんだよ、もう誰も殺したくないんだよないんだよ~」

 

と、言うと黒は、崩れるように座り込んだ

 

「もう、嫌だよ……本当は、幻想郷からも離れたくなかったよ……でも僕の中の、僕の中にあるもう一人がそれを許さないんだ……幻想郷を離れたのだってあそこに住んでいた皆が好きだったから……愛想の悪かった僕でも優しく接してくれた皆を巻き込みたくなかったんだよ」

 

「そうだったんだね。辛かったよね……ごめんね…」

そういうと先代の巫女は、ぎゅっと強く抱き締めた

 

しばらく泣いていた黒は、立ち上がると先代の巫女に向かって、

 

「僕の殺しかたを教えるから、もう悲しむ人を増やしたくないから…僕を止めて」

 

そういって黒は、笑った。

 

そして黒は、喋り出した。これから起こること、下弦の月の日は、昼間が、上弦の月の日は、夜に黒の人格がほとんどなこと。昼間は、どうやっても死なないこと。

そして、自分の中にあるもう一人の自分は、残酷であることを伝えた。

 

 

 

 

日がくれて夕闇に染まる空を見て、

 

「もう時間だ……頑張って僕を殺してね」

 

そういうと黒は、黒いものに包まれて地面に吸い込まれた。

 

ゴーン、ゴーンと町に鐘の音が鳴り響く。

 

鳴り終わると、町一帯に届く歌声が流れ出した。

 

一つ、お伽の物語~♪ 二つ、呪われ少年で~♪

三つ、み~なは殺されて~♪ 四つヨミへの首塚に~♪

五つ、戦の血の雨と~♪ 六つ骸と変わり果て~♪

七つ、涙はもう枯れて~♪ 八つ闇夜に堕ちてゆく~♪

九つ、今夜で終えるかな~♪

十~で吐息を朱に染めて~♪

十~で紅(くれない)染め上げて~♪

 

歌声が終わると先代の巫女は、地面から出てきた黒に飲み込まれた……




目が覚めると、あたりには、同じく連れてこられたであろう人が九人いた。
そのなかには、昼間いろいろ教えてくれた人もいた。

「ようこそ、我がデス・コロッセオへ、私がこのコロッセオのマスターです♪」

マスターと名乗るものは、どこからみても黒本人だ。

「これから皆さんには、一対一で戦ってもらいます。相手は、わたくしの力で作った影の人形とまず5回戦ってもらいます。そのあと、二人の人形を5回出します。
二人の人形は、あなた方の大切な人の魂がどちらかに宿っていますので間違った方を倒しますと、大切な人と、傷つけた人を殺します、最後にわたくしのマスターと戦うと言うことになります。それでは、始め!」

そういうと、全員の回りに壁が出て来て一人一人に分けた。

「あっそうそう、伝えた忘れてたのですが後に行くほど強くなりますので頑張って下さいね~♪殺す気持ちで行かないと死にますから~♪」

そして先代の巫女の前に、その人形が現れ襲いかかった
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