俺達の高校生活は、平穏に過ぎていく   作:”アイゼロ”

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はい、どうも、アイゼロです。

ついに続編ですよーー。

冬休み期間に関しては、作者の通ってる高校を基準にします。はっきり言うと、来年の1月9日までです。

それではご覧ください。


1日目

夏休みが終わって、今日から2学期。9月に入ったけど、まだまだ残暑が私を襲う。暑いです。

 

私、太宰春歌はクリーニングに出した制服で心機一転、いつものポニーテールで木陰で待ち合わせ中。

 

早く来ないかなー、と心の中で呟くこと5分、待ち合わせ人がやってきた。

 

「おはよう、八幡」

「おう、おはよ」

 

質素な挨拶だけど、少しばかり口角が上がってることに嬉しく思う私。そう、この人こそ私の最初で最後(であってほしい)の恋人、目が腐っている比企谷八幡君。

 

捻くれ過ぎてて、曲がった根性の持ち主だけど、困っている人がいれば助ける優しい人。入学式の日、見知らぬ私を身をもって助けてくれたのが彼。私も気づけば彼に惚れていたのだ。

 

「どうした?ニヤニヤして」

「べっつにー。1人で惚気てた」

「なんじゃそりゃ」

 

そんな他愛もない話を繰り返し、腕がぶつかるかぶつからないかの距離で学校へ向かった。

 

 

 

 

始業式が終わって、担任が戻ってくるまで待機。クラスの皆は夏休みの課題についてとか久しぶりーっとか、定番の話に花を咲かせている。かくいう私も中学の頃からの友達4人の梨奈(りな)有希(ゆき)奏菜(そうな)蘭子(らんこ)と会話を広げている。今年の夏休みは数回しか遊べてないから、一杯話そう。八幡とは夏休みかなりの頻度で一緒に遊んでたからね。

 

ちなみにその八幡は毎度のように読書に励んでいる。

 

「春歌、ぶっちゃけどこまで進んだの?」

「何が?」

「比企谷君だよ!大人の階段!」

「お、大人の階段って……。まだ高校生なんだからそういうのは……」

「いやいや、今の時代そう珍しい事じゃないって。春歌は興味ないの?」

「無いってわけじゃないけど…」

「逆に比企谷君はどうなの?そういう素振りは?」

「たま~に見てくるくらい。けどすぐに視線外すし」

「今時の男子はやっぱり草食が多いのか~」

 

付き合ってからもうすぐ1年でそういうこと(・・・・・・)はさすがに早すぎると思う。八幡だってきっとそう思ってる。

 

けど、八幡が私の部屋で寝る時、私に触れてほしいと私は思った。一線越えなくても、触れることならいくらだってできる。この時は私がおかしいのかなと思ってたけど、恋愛好きの奏菜曰く、好きな人に触れてほしいという感情が普通らしい。女にだって性欲はある、とか。

 

ていうか、よく考えたら、女性も結構な変態なんだね。

 

取り敢えず、いきなり言葉にして『私を触って』なんて言えないから、無意識のふりをして八幡を誘惑することにした。いや、正確にはそうした方がいいと念押しされた。

 

 

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。

新連載という事で、他のシリーズがおろそかになる可能性が高いです。ご了承ください。『妖怪』シリーズに関しては、年内には完結させるので……。

また明日。
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