ONE PIECE~海賊王への導き手~ 【にじファンから移動】 作:グリム★
ナミが倒れてしまう。
キラは、診断は出来るが治療はできない。
ナミの治療をするため医者を探すことに・・・。
※9月3日修正
ナミが倒れてしまい医者のいる島を探して海を放浪する麦わら一味。
航海士であるナミが倒れた今代わりをするのは副船長であるキラの仕事だ。
そんな彼に偉大なる航路が牙をむく……コロコロと天候は変わり……海は荒れた……現在……空から降るのは雪……しかも吹雪だ。
軽く舌打ちをしてキラは海を見つめる。
「キラ」
名前を呼ばれ振り向くとゾロが海を指差していた。
島でも見えたかと期待して示す先を見つめると……
海の上に人が立っている……
何かの間違いではないだろうか……
きっと寒さで目がやられたに違いない。
目を何度もこすり海面を見つめる。
やはりいる……海の上に立っている……
ゾロと顔を合わせしばらく止まっていると……
「今日は、冷えるな」
海の上にいる男が声を掛けてきた。
海面にいるのだから寒くて当然だとキラは心の中で呟く。
ふと……キラは異変に気づいた……男の足元が盛り上がっている……
何かある……そう思った矢先……
水しぶきを上げ水中から海賊船が現れた。
突然の出来事に対処できない一味をよそにその海賊船から何十人もの船員がメリー号へと乗り込んでくる。
敵の船員は銃を構え一味を取り囲む。
海賊船から体の大きな男が現れる……あの顔には見覚えがある……
ドラム王国の王ワポルだ……
ワポルは一味の前まで移動すると手に持った剣を食べながら話し始める。
「お前等ドラム王国へのログポースかエターナルポースは、持ってないか?」
キラは首を横に振りどちらも持っていないことを告げる。
どうやらドラム王国へと戻りたいようだが……
王が何故海賊船に……
などと考えながらワポルを見つめていると
「そうか、じゃあこの船と宝を頂こうか。」
そう言い出すとこちらが何か答える前に船べりを食べ始めた。
「小腹が空いてるものでな」
一言こちらへそう言うとまた食べ始める。
メリー号の船べりがどんどんと減っていく。
ゆっくりとキラはワポルに近づくと肩を掴むと……一閃……ワポルの腹部に拳を叩き込んだ。
ワポルの巨体が軽々と持ち上がる……
「グフッウウウウウ!!!」
地べたへと這い蹲り食べた船の材料を吐き出しワポルは悶絶した。
敵船員も目の前で王がやられたと言うのに何も言わない……
キラの一撃に息を呑んでいた……
軽々とあの巨体を持ち上げた威力が自分に向けられるのではないかと萎縮してしまったのだ。
唖然としていた側近の一人が我に返り声を上げた。
「き、貴様!ワポル様に何をする!」
首をコキコキと鳴らしキラはルフィに声を掛ける。
「……あのバケモノ……吹き飛ばすぞ」
ニッっと笑ったルフィが拳を構え大きく頷く
『ゴムゴムのバズーカ!!!』
『剛砲!!!』
二人の攻撃がワポルの腹部にめり込む……
鈍い音が海へ響くと……ワポルの体は宙へと浮かび……吹き飛ぶ……
敵の船員達は大きく開いた口が塞がらないようだ
船員達にキラは微笑みながら質問する。
「まだやる?」
真っ青な表情を浮かべ側近は大声を張り上げた。
『た、退却ーーーーーー!!!』
残党は、急いで船へと戻りワポルの飛んでいった方向へと向かっていく。
クスッっと笑うとキラは大声で次の進路を告げた。
「ドラム王国へと向かう!」
不思議そうな表情を浮かべる仲間達にキラは笑顔を見せる。
ドラム王国には昔世話になった医者がいた。
その医者はDr・くれは
腕は確かだ……信頼できる。
問題は人間性だな……
クスッっと笑うとキラは航路の指示を出す……
目指すはドラム王国……