いやぁ、お久しぶりです。お待たせしました。
何せここ最近は学校も忙しくなり、さらにはスキーに行ったりと、冬をエンジョイしておったので、ついここまで手が届きませんでした。
さて、今これを見ている貴方に質問です。
記憶を信じる覚悟はありますか? また、記憶を信じない覚悟はありますか?
ということで、ご閲覧くださいませ~♪ 今回はちょっとクイズのようなものがあります。士道クンと一緒に悩んでくれれば幸いです(そんな難しくないですけどね)
上の、とあるアニメの次回予告にある言葉を少し改変したものです。分かる人には分かるかも
-side 雫
侵入者が3人脱落(内2人が自主的に1階に残った)との報告を受け、そうなんだ、と返した。
驚くとこだと何処かの絵本で読んだ気がするけれども、ただその侵入者が自由に動いてるだけで、干渉も何も出来ないんだから、驚くもなにもない。そうだなぁ、ここまできたらパーティでも開いてあげる・・・くらいかな。私が出来るのは。
くだらないことを考えながら、一冊の童話を取りだした。
‐side 士道
2階の扉は遊園地の最奥、ジェットコースターの裏にあった。さらに言えば、この太陽やら雲やらは全て壁に書かれたものなようだ。
扉を抜けて、無駄に長い廊下を走り、三階への階段を駆け上る。
鉄の扉かは知らないが、やけに重たい扉を開ける。
「また随分と変わったな」
十香がそんな言葉を吐く程に世界観が変わっていた。
上から見た時は無かったと思う程に縦に長い構造の部屋。前方には巨人しか開けれないんじゃないかと思う程巨大な扉と、11個のマス。上3、中央4、下3で分けられていて、下の右端に2と6がはめられている。
さらには、周りには0から9までのパネルがあって、何故か1だけ2つある。
「なんですかねぇ? 2と6・・・」
美九がマスに触れ、その線をなぞる。どうやら周りに落ちているパネルをそこにはめていくようだが、最後に2と6が来るものなんて俺の中にはない。円周率とかだったらお手上げだ。
皆がパネルに仕掛けがあるのかと確認したり線をなぞっていたりしていると、上にあった幾つかの窓が開き、そこから濁流のように大量の水が流れてきた。
「んなっ・・・!?」
俺が声を上げる。いや、上げるしかない。
この階の説明は無かったが、恐らくこのパネルのクイズを一定時間以内にクリアしないと死ぬということだろう。
「ノーヒントですか・・・流石にヤバそうでいやがりますね」
真那が額に汗を滲ませる。辺りを見たら、大体はそうだった。
「数字・・・なんかないのか・・・?」
幸い誰もパニックにはなっていないようだからある程度までは脳の回転も回るだろう。だが、真那も言った通りノーヒントで時間制限付き、しかも失敗したら命が無くなる。こんな窮地に立たされたらパニックになってないだけマシだが、不安感が募るだろう。実際俺もそうだ。
とりあえず状況を整理しよう。
水が入ってきてから大体2分とちょっと。足首までは来てるから、多分後5分くらいは自由に足が動かせる。
このマスは11個で、既に2個埋まってるから、残りの9個をはめていけばいいが、それは何故か1だけ2つある。2と6が最後だから、1234・・・と置いていくのは外れ。
「9桁の数字なんてあったか・・・?」
「・・・折紙がいたら何か分かったかもしれないが・・・」
十香の言う通りだ。天才折紙がいたら何か分かったかもしれないのに・・・いや、過去の事を悔やむのはやめよう。
「し、士道・・・!」
七罪が少し声を荒げる。そちらを向くと、扉の隣に張り紙が貼ってあった。少なくともさっきはなかった筈だ。
すぐに七罪の元へ皆が向かい、その文章を読む。
『出会いの連続、全ては彼に託されている』
それだけの文章が羊皮紙に書かれている。
「彼・・・って男を指すから俺だけだよな。出会いの連続・・・? あぁ! そういうことだったのか!」
ようやく俺はこのクイズの答えが分かった。
確かにそうだ。俺に全て委ねられている。
なんで気付かなかったのかと少し前の俺に説教したいね。
さて、士道クンは最後になって分かりましたが、皆さんは簡単に分かりましたか?
バベル、試練の連続を作り上げるプログラムとして考えたんですが、全○階の内、この3階が一番最初に決まったんですよね。
今まで精霊を救うにあたって頭脳を使うことってあまりなかったじゃないですか。対話とか、セリフを決めるのはあったんですけれど、完全頭脳勝負ってなかったから、こういったものを考えてみました(もしあったらスイマセン)。
このパネル、色々なところで見かけますよね。縦横一列の和が全部同じ数字になる、っていうの。4×4だったら34だってとある問題児様が言ってた気がしますけれど、今回は違います。次回答え合わせをします。
ってな訳で、今回はここまで! ではまたいつか。
記憶にあることは、本当に起こったこと・・・?