こちらの事情により登校時間が遅くなりました。本当にごめんなさい。
第六話
『能力測定編といじめを救う』
「
石川は教師から配られたプリントを見ながら言うと、太田さんは「知らないの?」と説明し始めた。
「この学園に住んでいる生徒の約8割は能力と半生物と言う珍しい特性があるんだ、そのため、年に2回は診断をしないといけないんだ! そしてその特性にはまだ見ていないけど、超能力を超えるものも入れば神を超えるもの入るという噂があるよ!」
彼は真剣に説明していると、暗山さんが「はいはい、そこまでにしろー」と彼の頭をこつんと叩いた。
「これで太田さんは前日に熱出したことあるんだからな、気をつけろよ」
「うぐっ」
それを聞いたい手の課、佐々木は「ふふっ」と笑った。
「そう言えば、勇樹君って何の動物と何の能力があるの?」
太田さんは石川に言うと、彼は「いや、実はオレも分からないんだ」とアッサリと答える。それを聞いた太田さんは「それだったら、この診断に行けば結果が分かるよ」と答える。
そして彼らは途中で分かれて家や寮に帰るのであった。
夜、石川は本を読みながらある物を見ている。
そのある物は、青く光る玉が紐に通している変わったネックレスだ。彼はよく覚えていないが、母からもらった大切な物。
「むぅ……」
彼はそれを首にすると、布団に入って横になったのであった。
「うう……母さん」
寝言なのか、石川は呟くとぐっすりと寝たのであった。
・・・・・・・・そして翌日・・・・・・・・・・
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石川達は学校の各教室にある集まり、診断開始となった。
その内容は。
「では、これは何が書いていますか?」
「えっと…四角」
1人はカードを裏返しにして、そのカードには何が書かれているか当てる事。
ガタッ!!
「誤差、0.02cm」
「重さは最大20キロ」
物質が違う物をどれくらいの距離で移動できるか。
「暗闇の中にあるのはなんですか?」
「右から順に言えば、椅子にたんすに絵画、そして果物だけどその果物はリンゴに梨にバナナかな?」
暗闇の中に何があるか当てることなどがある。
暗山たちの診断結果は。
「う~ん、やっぱり難しいな」
「ボクは前よりよくなったけど、ほかはだめだよ」
2人は診断結果の内容を見て苦笑いで答える。
「太田さんは能力名と動物の変化は? オレは蝙蝠と
「ボクは象に
そう言っていると、佐々木と中弐がやって来た。二人の手には診断結果の用紙が握られている。
「あ、お姉さま。どうでしたか?」
「中弐もどうだった?」
2人は佐々木と中弐に言うと、彼女たちはこう答えた。
「私は大きな変化は無かったけど、能力が上がったわ」
「ボクは中学のころから変化は無いよ」
2人は無表情で答える、すると太田さんは何かに気付いたのかこんな事を言い出した。
「そう言えば勇樹君は?」
それを聞いたみんなは「あ」と目を丸くして言う。
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太田たちは、石川の診断様子を(学生の生徒たちに研究員が)大型のモニターがあるところまで来る。
石川は椅子に座って動物診断を受けているところ。
「へぇ、勇樹のやつ動物診断しているんだ」
「能力診断前は当たり前だよね」
家と太田さんはそう呟くと、石川は次の診断に移って行く。
「おお、能力診断か」
暗山さんはそう言うと、後ろから声が聞こえてくる。
「あいつの能力は何だろう?」
「きっと、透視だろう」
「いやいや瞬間移動やろ」
「ちがうよ、火炎だよ」
「それは違います、水よ」
「いやいや」
それを聞いたみんなは「はぁ」とあきれながらため息をした。
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『それじゃあ、診断を開始します。まずはこれを見てください』
石川はモニターに映っている数字が瞬間に映し出されていく。
大型のモニターの右端には、石川が診断している様子が映し出されている。
(1+4×1/4+8-1)×(9×1/3+7,5×4+4,5×2)-0,2+20+1÷10×9+6=?
これが全て映し出された瞬間、モニターからとんでもないことを言い出した。
『これを10秒以内にときなさい』
それを聞いた生徒は、ザワザワと驚き始める。流石に普通の生徒だとこれは解けないと、ところが石川はジーと5秒ほど考えると。こう答えた。
『答えは493.8だ』
すると、モニターから『ピンポーン』と正解がすると同時に『おめでとう!』と答える。
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力の診断では
「200トンのチタンを持ち上げなさい、無理な場合」
「それっ!!」
200トンはありそうなチタン製の箱を両手でヒョイっと軽々と持ち上げる、それを見た研究員は目を丸くすしたり。
火炎の能力では
「それっ!!」
手からボォゥゥゥ!! と火柱を出してはかってみたところ、数千℃以上もある。
氷の能力では
「このプールの水に手を触れてください」
「はい」
手をプールの水に触れた瞬間、バキバキッ!! と分厚い氷が瞬間に出来た。
などなど、数十種類の診断をした結果。石川の診断結果が出てきた。
その内容を石川が見てみると。
『石川勇樹
1年奈須組
あなたの診断結果は…
能力名・
動物・ペリカンです
貴重度:100%
追伸、2ヵ月後に生徒会に来てください。
2ヶ月の理由は会長から話します。』
それを見た石川たちは、「えっ!?」と驚きながら後ろに下がる。貴重度に能力名、そして生徒会に呼ばれる理由。彼は一体何がおきたのかわからないようだ。
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「えっと…どう言う意味だろう??」
石川は帰りに診断結果を見ながらそう言っているが、頭の中は真っ白で何も考えていない様子。
「オレ、退学になるのか…下手したらこの世から―」
ネガティブなことを言いながら歩いていると、路地裏からドンッ! と何か音が響いた。それを聞いた石川は「えっ?」と疑問に思いながら路地裏に入っていくと。
「だからぁ、金は無いのっていってんの!!」
大声に石川はびくっと怯えながらソッと入っていくと、複数の男女が1人の女性に追い討ちをしている。
「やばいな…」
石川はそう思いながらカバンから何か無いかと探していると、ドクロの矢と弓が出てきた。
それを見た彼は「これだ!!!」と小さな声で言うと、数本の矢を掴んで弓に一気に彼らを狙い定める。
そして一気に放つと矢は彼らの影に刺さっていくと、影の中に染み込んでいく。
「よしっ、後は…」
それを見た石川は次の行動に移った。
「だからなんだもいわせんなよ!!」
「せや、この藤村さんを舐めたらいかんで!!」
男女は1人の女性に追い討ちをしている。その女性は石川と同じ学校のバッチをしている。
「そうだ、さっさと金を出すんだよ!!」
「なんの金だい?」
「んだよてめぇ!? 藤山さ…ん…の」
男子は男性を脅そうとしたが、その姿を見たとたん突然大人しくなる。もちろん他の男女も大人しくなる。
それもそのはず、その男性は交番のおまわりさんだ。
「藤山って事は、あの福無学園の藤山か…君たちは何をしていたんだ??」
「え、えっとぅ…逃げろ!!」
おまわりさんの話から逃げようと男女は急いで逃げると後ろから「あ、待ちなさい!!」と追いかける。女性は目を丸くしながら見ている。
「よっしゃ、終わったか…次にっと」
石川はそれを見届けると、その女性のところまで歩いて赤色の十字が描かれてい缶詰を彼女にあげる。
「え?」
女性は驚くがその缶詰を手にしたとたん、彼はその場から走り去っていく。
「あ、あのっ」
女性は「名前は!」と言おうとしたが、彼は遠くまで走ったため話すチャンスを逃してしまった。ただ、彼女は缶詰を手にすると同時にこう呟いた。
「かっこよかったなぁ」
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次の日、石川は学園に登校しているとき太田さんが「おはよう!」と元気よく、やって来た。
「おはよう太田さん、今日は元気がいいな」
「そうだよ勇樹君! 今日はみんなと一緒にカラオケに行かない!」
突然の誘いに彼は驚くが「い、いいけど。どうしたの?」と質問すると、彼はこう答えた。
「実はね、父さんと母さんが手柄を上げたんだ! その事でボクは嬉しいんだ、ふふふ」
太田の笑う声に石川は「そ、そうなんだ」と苦笑いで答えていると、桜たちが「おはよう」と合流する。
「朝から元気がいいわね。どうしたの?」
「桜さん、実はですね」
「太田のことだから、何かいいことあったんじゃないか?」
「ま、ボクは気にしないけどな」
4人の光景に、彼は「これが話し合いか」とつぶやく。すると。
「あら、あれって」
桜は何かに気づいたのか、伊江たちは彼女が見ている先を向くと。
「くそっ! なんであそこで警察が…誰かに見られたのか?」
「いや、それはないっすよ。裏通りで人目が付きにくい所で監視カメラはあまりありませんし」
「だが、そこで犯罪者がいたら、話は別…というぞ」
緑色のショートヘアーをした女性とオレンジ色のツインテールをした女性、そして茶髪のロングヘアをした男性が何かを離しながら学校に入っていく。
それを見た数名の生徒は、何かを避けるかのように後ろに引いていた。
その3人組を見た勇樹は「あれ、あの人たちは」と何か思い出した。
そう、背の高い女性をいじめていたあの3人組。
「あちゃー、水戸先輩と尾張先輩に紀州さんか」
「あの人たち、魔法世界に行くチャンスがあるって聞いたことあるね」
「でも、その前に魔法世界の先生が学校に来て資格があるかどうか見るって聞いたわ。本当かしら?」
「0でも100でもどうか分からない、ただ先生が来る可能性はあるぞ」
太田たちは水戸たちを見て言っていると、勇樹は「そう言えば」とある人を思い出した。
その人は、背は高く海のように水色に輝く三つ編みで、黄色と黒色のマフラーをした女性がいた。
「あの人…誰だったのかなぁ」
勇樹はその人を思い出すかのように呟いた。
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お昼休み、勇樹たちはいつもの場所でお弁当を食べようとしていた。
「今回もみなさんでお弁当ですね」
「そうだな、オレはお姉さまと一緒でもうれしいぜ」
「ふふ、それは嬉しいわ」
「伊江の言葉、嫌味か褒めているか分からないな」
「まぁまぁ、それは気にしないほうが良いよ」
彼らはそう言いながら屋上を開けると…誰かがいた。
その人は、3メートル近い水色の三つ編みをした女性で黄色と黒の縞模様のマフラーをしていた。
「えっと。あなたは?」
太田は女性に向けて言うと、彼女は太田たちを見つめて数秒後、「あ。いました!」と反応する。
「え…あの、誰をだ?」
「誰をって、彼ですよ!」
何かと思い、伊江が質問すると、彼女は石川に向けて言ったため、みんなは「ええっ!?」と驚く。
彼女の言葉を聞いた石川は「ああ、昨日の!」と思い出した。
「勇樹君、知り合いなの? 始めてみるけど」
「知り合いも何も、この人は虐めているところを助けた生徒だけど…」
太田の質問に彼は答えると、女性は「そうです!」と、急接近した。
「私を虐めているところをあなたが助けてくれたのです、正に救世主です!!」
それを聞いた石川達は「え、えええ?!」と目を丸くして見ている。
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