楽しんで読んでください!!
『続きましてアインズ選手の出番です前にってあれ?何処にいるんですか〜アインズ選手?』
待機中のアインズの姿が見えず慌てるアナウンサーだが空の上からアインズの声が聞こえて来た。
「慌てるな私は此処にいる!」
その姿は死を連想させる喪服の様な黒い服装だがその質の違いは明らか!何処か神秘的でタダの金持ち程度では到底手が出せないであろう指輪を全ての指にはめ、腹に当たる部分には異様な赤い玉いや宝玉がセットされてある!まさに死を支配するアインズ・ウール・ゴウンにふさわしい姿である。
「すまない少し演出とこれを取りに行っていたのだよ」
そういうとアインズは何もない場所に黒い渦の様な物を作りその中から周囲の光を煌びやかに反射する金色の何処か歪で7匹の蛇が加えている宝石は神の物と言われても不思議では無い存在感を放ち本体からもそれ以上の神秘的な力を感じさせる杖を取り出した。
「あ!あれは!?アインズ様はそれほどまでに本気で!!」
『!!どうしたんでしょうデミウルゴスさん』
突然叫んだデミウルゴスに驚きついアナウンサーはどうしたのか聞いてしまった。
「あれはナザリックの秘宝中の秘宝最高位のギルド武器スタッフオブアインズウールゴウン!かつてナザリックに至高の41人の御方全てが揃っていた時代に膨大な時間とアイテムをつぎ込んで出来たワールドアイテムに匹敵する最強の武器なのです!更にあれを触る事が許されているのは「そこまでだデミウルゴスあまりこの杖の事をナザリック外に広めようとするな!!」
「は!これはすみませんつい興奮のあまり口が滑ってしまいました、ナザリックの秘宝の情報を軽々しく喋ってしまうとは私もまだまだ未熟者でした」
「よいデミウルゴス貴様の全てを許そう」
「はは!ありがたき幸せこのデミウルゴスこの失態を超える手柄をいずれ必ずアインズ様の元にお届けしたいと思います」
本当は聞いているアインズが恥ずかしくなった為無理矢理止めただけなのだが何故かデミウルゴスに尊敬されるアインズ様。
そしてスタッフオブアインズウールゴウンを見て目を輝かせながら審査員席で興奮するめぐみんがアインズに問いかけてきた。
「なんですかあの杖は!私の杖もかなりの一級品だと自負してましたがあの杖と比べるとまるで子供のおもちゃです!!その杖はどうやったら手に入れることができますか?」
急に杖の入手方法を聞いてくるめぐみんにアインズは優しく「私の番なので失礼するよ」と言い訳しその場を去る。
「はあ、まったく俺がモモンガとして大会に出ていたならエクスプロージョンを撃って終わりなんだがな、だが俺はアインズ・ウール・ゴウンとしてこの大会に出場したならばその名において敗北は決してありえない!!」
その発言と共にアインズの通る道に花火が点火し煌びやかな道ができた。
(ユグドラシル最終日のイベントアイテムも受けがよさそうだ取っといて良かった)
審査員席ではアインズの発言を聞き「 」が会話をしていた。
「なあ白」
「ん?」
「ああいう奴とかが俺達の世界にいたらもっと面白い世界になっていたのかな?」
空はただ淡々と白にそう問いかけた。
「さあ、白…わかん…ない」
「 」は意味もないと分かっている会話を早々に終わらせた。
「まずは魔法を撃つ前の下準備といこうか」
アインズは不敵に笑うと次々に魔法を唱えていく。
「〈最大化〉〈三重化〉〈魔法位階上昇〉〈魔力暴走〉〈ダークフォース〉〈マジックモジュール〉〈ターボ〉〈エレメンタルマスター〉〈爆裂強化〉〈竜の力〉〈グレーターフルポテンシャル〉」
数々の魔法を唱え終えアインズは杖を大衆に見せつけるように天にかざしあげた。
「さあ、我らがナザリックの威を見るがいい!!」
アインズは腕を一振りする。それに合わせるように突如としてそのアインズを中心に、10メートルにもなろうかという巨大なドーム状の魔法陣が展開された。
魔法陣は蒼白い光を放つ、半透明の文字とも記号ともいえるようなものを浮かべている。それがめまぐるしく姿を変え、一瞬たりとも同じ文字を浮かべていないようだった。
「なんという幻想的な光景なんでしょうか!」
目の前の幻想的な光景にめぐみんは驚きの声を上げる。
「さあ、そろそろ超位魔法が発動するぞ!」
《マキシマム・エクスプロージョン/極限の爆裂》
広場の地面が紅色に染まった瞬間膨大な風と熱が吹き荒れまるで大地がため込んだものを全て吐き出したかと錯覚するほどの爆裂が会場の全てを包み込もうとしたがアインズが杖を使い魔導結界を張り観客たちを守った。
「これが私の最高の爆裂魔法だ!!」
アインズが声を高らかに上げた瞬間結界が粉々に散り盛大な拍手と恐怖の視線が会場内に満ちていた。
「なんという強大な魔法さすがはアインズ様!見事な爆裂と演出このデミウルゴスこの場に立ち会えた幸運に感謝の念を送ります」
審査員席でデミウルゴスは静かに自らの主に感謝と尊敬の言葉を送った。
『素晴らしいエクスプロージョンでした、では審査員の皆様得点を出してください』
アナウンサーがそういうと審査員がすぐさま得点を発表した。
「200点です!私の中の紅魔族の血が熱く騒ぎ立てています!!」
「150点最強武器での最強魔法を撃つゲーマーとして燃える展開でした」
「俺もカズマと同じ理由で150点」
「白は…単純に…綺麗だった…から130点」
「流石はアインズ様と我がナザリックの伝説の武器と言ったところでしょうか!
他の選手達と違い威力だけでは無く演出も入れてくるとはまさに敬服すべざるをえないと言ったところですね!私がアインズ様に点数を入れるのは少し複雑ですが私が出した点数は200点です」
全ての審査員が得点を発表し終わった。
『さあ、アインズ選手の合計点数は!830点です!!アインズ選手が一位に輝いたーーー!!残る選手はあと一人この現状を維持できるでしょうか?』
残った選手も後一人遂に終わりを迎えようとしている今大会一体優勝するのはアインズかアインツィヒか!?
『ここで時間が差し迫ってきたので決着はまた次回に移ります!!皆さんさようなら!!』
優勝するのはアインズかアインツィヒか!?
皆さんはどっちだと思います。