ハリー・ポッターと底の少女   作:姫桜

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一日目終了と初授業

あの後、校歌を歌った後はそれぞれの寮へ行った。

スリザリンの合言葉は純血関係が多くてとても覚えやすかったため、メモはしなかった。

で、自分の部屋に行ったわけだが、ここで幸運なことにダフネと同じ部屋だった。

他の女子はアイリーン・マッケンジーさん、ビアンカ・ムーアヘッドさん。

ここの部屋の4人は皆あんまり有名じゃない純血で、それ以外にも純血主義じゃなくて、マグルにも興味があるということが共通していたからか話しやすかった。

この2人とも友達になれた…と、思う。

私が一方的に思っていなければ、だか。

その日私はすぐに寝た。

 

 

 

私は朝が強い。

だが他の3人、ダフネ、アイリーン、ビアンカは違うらしく、私が起こさないと朝食に遅れていた。

それにしても3人は本当に起きなかった。

 

「ほら、3人とも朝だよ!」

 

「…あと5分…」

 

「…眠い…」

 

「…もう少し寝させて…」

 

「どうせ3人で夜遅くまで語りたっていたんでしょ?自業自得だよ、ほら起きて、朝食に遅れるよ。」

 

「「「それでもいいから寝かせて…」」」

 

「はぁ…」

 

と、こんな感じだった。

結局私が部屋の外に音が漏れないように魔法を扉と壁にかけて変身術で作ったラッパで起床ラッパの曲(名前は忘れた)を演奏してやっと起きた。

それでも3回くらいループしないと起きなかったが。

で、結局朝食の時間はギリギリしか取れなかった。

いや、私は別に少食だから大丈夫だったが、ほかの3人は「早く起きればよかった」と後悔している様子だ。

最初の授業は妖精の魔法だ。

たしか浮遊魔法などを学ぶ授業だ。

初日だから…うん、恐らく浮遊魔法だ。

それなら家でマスターしたし、大丈夫だろう。

 

さて、一限目終了、とても褒められて5点貰った。

他にドラコも成功していて早速点数が15点も増えた。

次は母さんの変身術だ。

私は変身術が得意だが、まあ当然だろう。

なにせ母さんの娘なんだから。

 

おや、変身術の授業を前に受けていたであろうグリフィンドールの生徒と階段で出会ってしまった。

耳を塞がねば、と考えた時には遅く、既に罵声合戦が起きていた。

まあ結果的に左右に分かれて行ったのだ…が、私が思いっきり取り残された。

うん、みんなに道譲ったら遅れた。

…まあこの距離なら大丈夫か。

階段が動いて私がいる階段から離れているが、すぐに止まる。

もう一つの階段に繋がって動く階段は止まった。

 

「エミリー!大丈夫!?」

 

「大丈夫!」

 

うん、大丈夫だ。

この距離なら助走をつけて跳べば届く。

後ろから視線があることからグリフィンが残っているんだろう。

少し後ろに下がり手すりに乗る。

そのまま一気に走り出す!

周りから悲鳴が聞こえるが知らん!

これなら届……と、届かないな…これ…

いや、手すりを掴もうとするからダメなんだ。

階段ならギリギリ届く。

バンッ!と音がして左手に痛みが走る。

前にいるダフネ達の顔が驚愕に染まっている。

 

「あっぶなぁ…ダフネ、引き上げて…」

 

「え、ええ…」

 

なんとか私はそれで遅刻を免れた。

さて、変身術楽しみだな。

 

よし、よし、よし!

変身術はマッチを針に変える授業だったのだが、張り切りすぎたようで私が作ったのは針だが、母さん曰く美しい針だ、というくらいには綺麗な針ができた。

幾らばかりか彫刻が入った針は裁縫に使いたいと母さんが言ったのであげた。

変身術では10点貰えた。

私以外には成功者はハーマイオニーしかいないらしい。

私はまだ何回も訓練したからわかるがマグルのハーマイオニーが出来ているのは素直にすごいと思った。

3限目は…あぁ、グリフィンとの合同授業で魔法薬学か。

グリフィンとスリザリンは仲が悪い。

それはもう国で言うと日本と韓国くらい。

廊下であったら罵倒が飛び交うくらい。

3人はあんまり気にしていないらしいが、ほかのスリザリン生は嫌そうな顔をしていた。

まあ私は正直どうでもいいが。

 

まあ案の定教室ではスリザリンとグリフィンドールは化学反応のように左右に分かれていた。

なぜこうも綺麗に別れられるのか、まさか本当に化学反応が起きているのかと考えつつダフネと一緒の席に座り、近くの席にアイリーン、ビアンカが座る。

しばらくするとスネイプ先生が教室に入ってきて出欠をとっていく。

そしてハリー・ポッターの番になると

 

「ああ、左様。ハリー・ポッター………我らが新しい──スターだね」

 

その後出席を取り終えたスネイプは生徒を見渡し、この授業について語る。

 

「この授業では杖を振り回すようなバカげたことはやらん。そこで、これでも魔法かと思う諸君が多いかも知れん。フツフツと沸く大釜、ユラユラと立ち昇る湯気、人の血管の中をはいめぐる液体の繊細な力、心を惑わせ、感覚を狂わせる魔力……諸君がこの見事さを真に理解するとは期待しておらん。我輩が教えるのは、名声を瓶詰めにし、栄光を醸造し、死にさえふたをする方法である──ただし、我輩がこれまでに教えてきたウスノロたちより諸君がまだましであればの話だが」

 

この演説が終わった後

 

「ポッター!!アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」

 

「…わかりません。」

 

先生…それまだ習わんとです…多分ハーマイオニーは教科書を全部見たんだろう、手を挙げている。

この問題の答えは教科書の後半にある。

答えは生ける屍の薬だ。

 

「チッ、チッ、チ……有名なだけではどうにもならんらしい。もう一つ聞こう。モンクスフードとウルフスベーンとの違いはなんだね?」

 

違いがないのに違いは?と聞くのか…答えようがない…ハーマイオニーはわかってるんだ、すごいな…

 

「わかりません」

 

「クラスに来る前に教科書を開いて見ようとは思わなかったわけだな、ポッター、え?もう一つ聞いてやろう。ベゾアール石を見つけてこいといわれたら、どこを探すかね?」

 

「わかりません。ハーマイオニーがわかっているそうなので彼女に質問してみたらどうですか?」

 

おお、反撃した。

というかハーマイオニー、座らないと。

 

「座りなさい」

 

…おぉ、流石にこの程度では減点しな

 

「ポッター、教師に対する無礼な物言いは減点だ、グリフィンドール、5点減点。」

 

…グリフィンが嫌いというか、ハリーが嫌いなんじゃないかな、スネイプ先生。

 

「さて、スリザリンに解る者は?」

 

…誰も手を挙げない。

とりあえずわかるから挙げよう。

 

「ほう、わかるのかね、ヴェンデッタ。最初の質問から答えてみろ。」

 

「はい、まず最初の問題の答えは生ける屍の薬。次の質問は違いはない。最後の問題はヤギの胃の中です。」

 

「パーフェクトだヴェンデッタ、スリザリンに15点。諸君、なぜ今のをノートに移さない?」

 

「感謝の極み。」

 

「では授業を開始する。教科書を参考におできを治す薬をつくれ。教科書は12ページだ。」

 

…減点されない…だと…

 

「さて、始めましょうエミリー。それにしてもよく分かったわね。」

 

「教科書を読めばすぐわかるよ、そんなすごい事じゃないよ。」

 

こうして魔法薬学は微妙な空気でスタートした。




あぁ…久しぶりで駄文がさらに駄文に…これは…面倒なことになった…
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