ハイスクールD×D wizard アッパレ番外集ゥ!!   作:ふくちか

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改編しての再稿です

D×D最新刊……まさか彼女がイッセーの女王とはねぇ。

オマケ

最新刊のティアマットさんとの邂逅(ネタバレ注意)

「いいから返しなさいドライグ。私の宝物を」
『無い袖は振れないので返せません!だから…………許してニャン☆』
「……殺す」
『相棒逃げろ!!』
「覚えてろよドライグゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

多分うちのドライグさんならこうなる





EXTRA MAGIC2『二天龍のデート』

 

「なぁ、相棒。変な所とかないか?」

「大丈夫だって」

 

俺は目の前の俺?にそう声を掛ける。

 

俺の目の前にいるのはドライグ。

ロキとの戦い以降、何故だかこうして分離する様になってしまったんだ。

 

 

 

こうしてドライグとドラゴンは一時的に現世に干渉出来るようになった…………のは良いが、こうしてる間は俺は赤龍帝の籠手も魔法も使えなくなる。

 

いざって時は困るが、こういう日常では別に大した問題じゃない。

 

「じ、じゃあ行ってくるぜ」

「気をつけろよー」

 

何だか緊張している様子のドライグを見送る。

 

「……アイツ、一体何しに行くんだ?」

 

雑誌を読んでいたドラゴンはそう疑問符を浮かべる。

 

「さぁな。もしかしてデートとか」

「……プッ」

 

笑ってやるなよドラゴン!

と、そんな時だった。

 

「兵藤一誠、暇か?」

 

颯爽と俺の部屋にやって来た男ーーーーそう、俺のライバルたるヴァーリ。

って言うかホントによく来るなコイツらは。

 

「暇だけどどしたんだ?」

 

まぁ暇なのは暇だ。

今日は俺以外の眷属は皆それぞれ出掛けている。

 

故に家には俺と……おっちゃん位しかいない。

 

 

「実はなーーーーアルビオンがデートをするそうなんだ」

 

 

 

………………え

 

 

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

「お、お待たせドライグ!……待ったか?」

「い、いや別に!……さ、行こうぜ」

「う、うむ」

 

 

 

と言う甘酸っぱいやり取りを繰り広げる赤髪の少年と白髪の少女ーーーー何を隠そう、ドライグとアルビオンだ。

 

「動いたぞ。兵藤一誠」

「……いや、何でこうなったんだ?」

 

俺はと言うと刑事みたいな扮装をして柱に隠れている。

そして俺の隣には、同じ格好をしたヴァーリ。

 

「言っただろう?アルビオンが心配だから、尾行に付き合ってくれって」

「……この格好の意図は」

「アーサーとカイトが見ていた刑事ドラマを参考にした」

「…………最近さ、お前って頭良いけどバカな印象を受けるんだけど」

 

何も格好までこうする必要はないと思うよヴァーリ!

ほら、周りからめっちゃ注目浴びてるよ!

 

「行こう」

「……はぁ、グレイフィアが恋しい」

 

手にあんパンと牛乳を装備した俺達は、仲睦まじく歩く二人を追いかける。

 

 

 

 

 

「ふむ、人間が着る服は色々あるのだな…………」

「これなんかどうだ?お前に似合いそうじゃないか」

「そ、そうか?ならば試着してみよう」

「お、おい!!ここで脱ごうとするな!!あっちに試着室あるから!」

「わ、分かっているとも!あ、すまない。これを…………」

 

先ずは服屋で色々見ているみたいだな。

 

「案外、普通だな」

「普通だね」

 

違う階から様子を観察する俺達。

そしてヴァーリは望遠鏡装備…………もう見るからに怪しさMAXだ。

 

これならまだ社長のコスプレしてる方が怪しまれないぞ絶対。

 

「……アルビオン。人間界の金は持っていない筈だが」

「大丈夫だろ。一応ドライグに渡してあるから」

 

そして出てきた二人。

アルビオンの手には紙袋……多分ドライグが奢ったんだろう。

 

「この時間帯だと…………この階のフードコート来るぞ」

「よし、移動だ」

 

そそくさと移動する俺達。

 

 

すっげぇ…………帰りてぇ。

 

 

 

 

 

「う、美味いぞドライグ!このハンバーガーとやらは!」

「だろ?俺も好きなんだよなぁ、これ」

 

……しかし、デートでジャンクフードとはどうなんだろうか。

まぁ、アルビオンも満足してるし……良いのか?

 

「うん、中々行けるね」

「ちゃっかりお前も満喫してんじゃねーよ」

 

俺はテーブル一杯に並べられた料理を食べるヴァーリの頭を叩く。

 

「お、アルビオン。ケチャップ付いてるぞ」

「何?何処だ!?」

「んーと…………」

 

ペロリ

 

「ひゃっ!?」

 

何と、ドライグの野郎は頬に付いたケチャップを舐めとった!

 

アイツ、良くあんな事を恥ずかしげもなく…………!

 

 

これがグレイフィアとだったら……………………駄目だ、俺にはそんな大胆な事出来ねぇ!!

 

「君は案外ウブだね」

「俺の心読むなよ」

 

ってまだ食うのかお前は!?

 

「最近はカップ麺ばかりだったからね。こういった人の手料理は久し振りなんだ」

「あ、そう……」

「君の家に黒歌とルフェイが住むようになってから特にね」

 

俺はあの黒歌が料理できる事にビックリだよ。

 

「おい、移動するみたいだぞ」

「あ、待ってくれ。後は…………このマウンテンパフェを」

「見失うぞ!後それはカップル専用メニューだ!!」

「なん……だと…………!?」

 

写真にもスプーン二つ付いてただろ!!

 

 

 

ーーーー

 

とまぁ何やかんやあって時刻は既に夕暮れ。

 

ドライグとアルビオンは近所の公園にいた。

(俺とヴァーリは茂みの中)

 

「き、今日はどうだった?」

「あ、あぁ。とても充実していて楽しめたぞ?」

「そ、そうか…………」

『…………』

 

あぁ、焦れったいなぁ。

って言うかドライグの奴あんなに奥手なのか!

 

「ま、またこうして付き合ってくれるか?」

「お、おう良いぜ!」

「や、約束だぞ!」

「勿論さぁ!」

 

何か、良いムードだな…………。

 

「この後二人はホテルに泊まるのか?」

「は?」

「エロゲだとこのシュチュエーションなら速攻ホテルINじゃないか?」

「そりゃゲームの中だけだ!」

「何?君とグレイフィア・ルキフグスもそうではないのか?」

「馬鹿か!もっかい言うわ、馬鹿か!」

 

俺にそんな度胸あると思うか!?

ねぇよ!!

 

「全く君の態度は本当に童貞丸出しだね」

「お前も童貞だろうが!?」

「童貞で何が悪い!?」

「そりゃこっちの台詞だ!!」

 

 

 

と、俺達が馬鹿みたいに言い争っている最中、二人はしんみりと良いムードを保っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




この番外編は基本時系列無視してます。

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