悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り 作:(´鋼`)
京谷「いやー中々楽しかった。そう思わない?」
プッチ「まぁ私は楽しめたな。」
咲夜「それより、これで全てなの?京谷。」
京谷「いや、確か……最後に月だったかな?」
咲夜「月!?」
京谷「そうそう、月に観光。次いでに潰しに行く。」
プッチ「もはや潰すのが定番と化しているな。」
現在京谷たちは、ふよふよと空を浮かんでいた。
京谷が月に行こうにも行き方が分からなかったからだ。
紫「お困りのようね。京谷。」
京谷「そりゃね。でも、ちょうど良かった。」
紫が京谷の近くに出現する。何時もの空間から上半身だけを出して。
紫「『月への行き方』知ってるわよ。」
京谷「おぉ、そうなの。」
プッチ「何時もの様にリアクションが薄いな。」
京谷「それで?月の行き方はどうすれば良いの?」
紫「あぁ、その事なんだけどね。一週間待ってくれないかしら?」
京谷「何故に?」
紫「それは後でね♪じゃあ一週間後、霧の湖に。」
紫は自分の空間に戻る。同時に、その空間が閉じられる。
京谷「……一週間か。」
プッチ「何がだ?」
京谷「その月に行けるのが一週間後なんだってさ。よく分かんないけど。」
プッチ「一週間後……何があるんだ?」
咲夜「………もしかして。」
京谷「何か分かる?咲夜。」
咲夜「いえ、ただ月に行ける方法っていうのがね。確か、満月の時に行ったわね。」
京谷「満月?」
咲夜「満月の時に水面とかに映ったら月から行くのよ。大方、満月になるのが一週間位かかるのね。」
プッチ「後一週間もあるのか。どうする?」
京谷「………一旦帰るか。紅魔館に。」
プッチ「そうするか。」
京谷たちは紅魔館へと行く。
『キングクリムゾン!!』
紅魔館の門前にて
京谷「ただいまー。」
美鈴「…………zzzzzzzzzzz」
プッチ「相変わらず寝ているな。」
咲夜「先に中へ入ってて。後から行くわ。」
京谷「程々にね。」
京谷とプッチは門を開け、中庭へと足を進める。
途中断末魔が聞こえた後、咲夜が時止めで京谷の隣に移動していた。
そして、扉が開かれる。
館内にて
京谷「ただいまー。」
咲夜「ただ今帰りました。」
プッチ「あー、目がチカチカする。」
京谷「いや帰っての第一声がそれ?」
レミリア「お帰り。京谷、咲夜、プッチ。」
目の前には出迎えてくれたレミリア。
咲夜「お嬢様、この度は…」
レミリア「気にしないで、別に謝ってもらう程の事じゃ無いわよ。咲夜。」
咲夜「…ありがたき幸せ。」
レミリア「そんな事より咲夜…って取り敢えず、京谷とプッチは部屋に戻ってて。」
京谷「何故n『いいから。』……はい。」
京谷とプッチはそれぞれ部屋に戻る。
レミリア「咲夜。」
咲夜「何でございましょうか?」
レミリア「ちょっと耳を貸して。」
咲夜はレミリアに近付き、耳をレミリアに向ける。
レミリアは咲夜の耳元で言った。
レミリア「京谷とは上手くいったかしら?」
咲夜「なっ!?//////////////お、お嬢様!?」
レミリア「その様子じゃ、上手くいったのね。いやはや、さっさと繋がってくれれば私たちも焦れったく無かったのにねぇ?咲夜。」
咲夜「ま、ままままさか。うううう運命を?」
レミリア「だとしたら、どうかしらね?」
咲夜「あぁぁぁぁぁ//////////////」
咲夜は頭を抱え込みながら、蹲る。
レミリア「でも良かったじゃない。京谷と両思いになれたんだし。」
咲夜「///////////////////」
レミリア「……おーい咲夜ー?おーい?」
レミリアは咲夜の顔に手を近付け、手を上下に振る。
レミリア「……駄目ね、赤くなったまま気絶してる。……仕方ない。」
レミリアは自身の能力で京谷が戻ってくるように運命を操作。その後、自室に戻っていった。
『キングクリムゾン!!』
咲夜「…………………」
京谷「おーい?咲夜、俺が分かる?」
咲夜「ふぇ!?あぁ、うん。分かる。」
京谷「…………………」
現在、咲夜と京谷は同じ咲夜の自室に居る。咲夜は椅子に座っている状態。
京谷は少し腰を落とし、咲夜と目線を合わせる。
京谷「なーに動揺してんの?もしかしてだけど、何かレミリアちゃんに言われた?」
咲夜「き、京谷!?顔がっ////////////////」
京谷「ん?どした?」
咲夜「(ち、近い!!)」
京谷「???」
何故かは分からないが、京谷は咲夜との距離を徐々に詰めていく。
咲夜「(あ、あれ?何かどんどん近付いている様な……)」
京谷「はぁ…………咲夜。」
咲夜「ふぇ?」
チュ
咲夜「ングッ!?」
京谷「………………」
咲夜「(き、京谷ァアアア!?)」
京谷は咲夜から離れる。
京谷「ふぅ。」
咲夜は呆然と京谷を見ていた。
京谷「咲夜。」
咲夜「なっ!?何!?」
京谷「………レミリアちゃんに何を言われたのかは分かんないけど………出来れば、何時もの咲夜を見せてよ。」
咲夜「ふにゃ!?」
京谷は咲夜の頬に手をそっと当てる。
咲夜「!?」
京谷「俺の前じゃ、何時もの咲夜で振る舞ってほしいんだ。誰に何を言われようと、咲夜は咲夜でいてほしい……って、こんなくさい台詞は俺には似合わないな。」
咲夜「…………京谷。」
京谷「ん?」
咲夜も顔を近付ける。
チュ
京谷「!?」
咲夜「ぷはっ……さっきのお返し。」
京谷「こりゃ……参ったね///////不意討ちは予想してなかった。」
咲夜「でも、ありがとう。確かに、ちょっと動揺してた。京谷のお陰で吹っ切れたけど。」
京谷「それは良かった。力になって何よりだ。」
咲夜「京谷。」
京谷「ん?」
咲夜「もう一回。」
京谷「ふふっ、良いよ。」
咲夜の扉前
レミリア「持ってきておいて良かったわ。ビデオカメラ。」
プッチ「何故あるんだ?」
コア「おーおー見せつけてくれますねぇ。」
パチュリー「何で私まで。」
扉に隠れていた四人は、その一部始終に見ていたようであった。
どうも、うぷ主の鬼の半妖です。
………何時から京谷と咲夜のイチャコラ回になったんだ?
てか、恋愛系よく分かんないや。←ジャアカクナヨ
どうでもいいけど、唐突にスタンド紹介。
今回は妖夢のスタンドだ。
『サムライ・スピリット』
破壊力― スピード― 精密性― 持続力A
射程距離E 成長性E
【軌道を詠む能力】【見た軌道を模倣する能力】
矢に刺された事によって発現した刀のスタンド。破壊力やスピード、精密性は本人の技量が投影される。
尚、軌道を詠む能力は剣や拳、果ては銃の弾丸や光線の軌道をも詠む事ができる。
軌道を模倣する能力では言葉の通りである。
以上です。
では、次回もお楽しみに。