悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り   作:(´鋼`)

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帰宅

京谷「ふんふふんふふーん♪」

 

現在、京谷は上機嫌で空を飛んでいる。いや、『C-MOON』を使って浮かんでいるが正しい。

それもそうだ。『スーパーエイジャ』や『粒子固定器具』など貰っているからだ。

だが、京谷はこんな事を考えていた。

 

京谷「(ポラロイドカメラ、紫さんくれないかなー?)」

 

そんな考えの最中、京谷は紅魔館に到着する。

京谷は門の近くに降り立ち、そのまま歩く。

そして京谷は寝ている門番目掛けて、

 

京谷「『スーパーエイジャ』!!&『波紋疾走《オーバードライブ》』!!」

 

左手に『スーパーエイジャ』を構え、右手の指先に波紋を集中させ当てた。

その波紋は、その宝石の中で増幅され光線となって寝ている門番に発射された。

それは門番に直撃する。

 

美鈴「………………」

 

光が消えた後、残っていたのは所々火傷を負っている門番の美鈴の姿であった。

 

京谷「流石にやり過ぎたか。」

 

京谷は美鈴の所に駆け寄る。

 

京谷「おーい、平気かー?美鈴ー。」

美鈴「い、一応意識はあります。」

京谷「ごめんねー。ちょっと試したくなった。」

美鈴「そんな事より、お願いしますよ。」

京谷「分かってるって。『クレイジーダイヤモンド』」

 

京谷は右腕を変化させ、美鈴に触れる。すると、美鈴の火傷が治っていく。

完全に治ると、美鈴は立ち上がる。

 

美鈴「お帰りなさい京谷さん。」

京谷「はっはっ!!ただいま!美鈴さん。」

 

そんな時、周囲の色が失われる。

 

京谷「(お、これは…)」

 

そして、京谷に向かって来る人間が一人。

 

咲夜「きょーやー!!」

京谷「咲夜!!」

咲夜「えーい!!」

京谷「おっとっと。」

 

京谷は飛びついて来た咲夜を抱えたまま、くるりと一回転する。

その後は、

 

京谷「ただいま♪咲夜♪」

咲夜「おかーえり♪きょーや♪」

 

そして、口付けを交わす。

 

京谷「んー♪」

咲夜「んふぅ♪」

 

咲夜は少し離れる。

 

咲夜「時は動き出す。」

 

周囲の色が戻される。それと同時に、もう一度京谷と口付けを交わした。

 

咲夜「ひゃむ♪」

京谷「はーむ♪」

 

その光景を見ていた美鈴はというと。

 

美鈴「ひゃー!!お熱い!!」

 

そんな事も気にせず二人は続けていた。

と、門が開かれる。

 

プッチ「おーい、きょう……や……」

京谷「あ。ただいま、父さん。」

プッチ「………お邪魔だったみたいだな。ではでは。」

京谷「いや何で?何で閉めるの?僕らも入るのに。」

美鈴「いや、お二人の邪魔をしないというプッチ様の優しさが…」

咲夜「きょーや♪早く中に入ろ♪」

京谷「おっ、そうだね♪行こっか♪」

咲夜「はーい♪」

 

咲夜は京谷の右腕にしがみつき、二人はそのまま紅魔館へと入っていくのであった。

 

美鈴「………無視された………」

 

一方の美鈴は、無視された事に対し少しショックを抱いていた。

 

 

 

 

 

 

 

『キングクリムゾン!!』

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館内にて。京谷はレミリアの部屋のドアをノックする。

 

レミリア「どうぞ。」

京谷「失礼するよ。」

咲夜「失礼します。」

 

京谷と咲夜は中に入る。

 

レミリア「お帰り、京谷。どうだったかしら?月は。」

京谷「いやー良かった良かった。月君と友だちになれたし。」

レミリア・咲夜「月君?」

 

レミリアと咲夜は首を傾げる。

 

京谷「月読見って言えば分かるかな?月の神様。んで、その月君とポーカーしたりしてた。」

 

レミリアと咲夜は驚く。そして唖然とする。

 

咲夜「……えっと、京谷。それは本当の事?」

京谷「本当だよ。意外に月君、思っている事とか顔に出やすかったから面白かったよ。」

レミリア「(だめだ。どんどん京谷が規格外になっていく。……って、もうなってたわね。)」 

咲夜「そうなの……でも、きょーや。」

京谷「ん?」

咲夜「無事に帰って来てくれて良かった♪ありがとう♪約束、守ってくれて♪」

京谷「そりゃ、約束だもん♪守らなきゃいけないでしょ?♪」

咲夜「ふふっ♪やっぱり優しい♪」

京谷「咲夜の方が優しいと俺は思うよ♪」

咲夜「誉めても何も出ないぞー♪」

 

咲夜は京谷の鼻の先に『チョンッ』と触れる。

 

レミリア「うおっほん!!」

 

レミリアの咳払いで二人は我に戻り、レミリアに向かう。

 

レミリア「咲夜。まあ京谷とイチャイチャしたいのは分かるわ。けど時と場合を弁えましょうか。」

咲夜「……はい///////。」

レミリア「京谷も。咲夜と同じ様に時と場合を弁えなさい。」

京谷「あはは、はい。」

 

 

その後、京谷と咲夜は部屋を出るのであった。

 

レミリア「……何か、京谷が帰って来た途端に変わったわね。咲夜………ま、いっか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『食事等々キングクリムゾン!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京谷「ふぁー、疲れた。」

 

京谷は食事を取り風呂に入った後、咲夜の部屋のベッドでくつろいでいた。

 

京谷「(って、今考えてみれば一応、人の部屋なんだよね。良いのかな?こんなに自由にして。)」

咲夜「きょーやー♪お待たせー♪」

京谷「咲夜ー♪待ってたよー♪」

 

京谷は起き上がり、咲夜は京谷の隣に座る。

 

咲夜「きょーや♪」

京谷「なーに?♪咲夜♪」

咲夜「呼んだだけー♪」

京谷「何だそりゃ♪」

 

と、ここで京谷は思った素朴な疑問を咲夜にぶつけてみた。

 

京谷「あのさ、咲夜。」

咲夜「んー?♪何ー?♪」

京谷「おかしな事聞くけどさ。」

咲夜「うん。」

京谷「僕の行動とか、迷惑じゃあ無いかなぁ?って。」

咲夜「ううん、迷惑じゃないわよ♪」

 

咲夜は首を横に振り、京谷に向けて笑顔を放つ。

その笑顔は、京谷をも笑顔にさせた。

 

京谷「そっか。なら良いや♪」

咲夜「何よ急に♪」

京谷「さーくや♪」

咲夜「んー?♪」

京谷「大好き♪」

 

京谷は前のめりになり、咲夜と口付けを交わす。

 

京谷「はむっ♪」

咲夜「んー♪//////(可愛い♪)」

 

だが、

 

京谷「はむっ……ちゅ……んくちゅ////////」

咲夜「(あ、あれ?何か今日は積極的/////)」

京谷「ぷはっ/////へへっ♪/////」

咲夜「き、京谷?//////どうしたの今日は?////」

京谷「んー♪/////ちょっとね♪」

 

京谷は積極的に咲夜の唇をついばんだ。

その積極性は咲夜の頬を赤くさせた。

京谷も同じ様に顔を赤くさせた。

 

京谷「えーい♪!!」

咲夜「ふわわっ!?」

 

京谷は咲夜の肩を掴み、ベッドに引き込む。

 

京谷「ふふん♪」

咲夜「き、京谷?今日は本当に積極的なんだけど?」

京谷「だめ?」

 

京谷が笑顔で言った。咲夜は即座に首を横に振り、否定する。

 

京谷「ふふっ、なら良いでしょ?」

咲夜「ふぇ!?/////あ、うん/////(何よ、この可愛い奴め♪)」

京谷「さーくや♪」

咲夜「なーに?♪」

 

京谷は咲夜に近付き、またも唇を………ではなく、咲夜の首筋にキスをする。

 

咲夜「ふにゃ!?」

京谷「んー。」

 

京谷は舌を少し出して、咲夜の首筋を伝う。

 

咲夜「ひあっ/////ちょ、京谷/////(京谷ってこんなだっけ?でも、可愛い♡///////)」

 

京谷は咲夜のその表情を見ると、いたずらっ子の様な目をし咲夜と顔を合わせる。

 

京谷「ふふっ♪こんな事されると思ってなかったでしょ?」

 

咲夜は頷く。

 

京谷「あのねー咲夜♪」

咲夜「んー?♪」

京谷「どうも僕ってさ、独占欲が強いらしいね。」

咲夜「な、何よ急に?」

京谷「だからさ、好きな人には目一杯甘えたくなるらしいんだ。僕。」

咲夜「/////////」

京谷「それで………好きな人には目一杯、悪戯をしなきゃ僕って満足しないみたい。」

咲夜「………それって///////」

京谷「気付いた?でも言わせてもらうよ♪」

 

京谷は咲夜の耳元で、こう囁いた。

 

京谷「僕は咲夜が好きだ♪だから、今日は寝かさない♪良い?」

咲夜「//////////……はい♡♪」

 

因みに、この時は全員寝ていたので何かが聞かれる事も無かったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、うぷ主の鬼の半妖です。
………oh、京谷君が微サディスティック。まあ京谷の性格はこんな感じが良いかな?と思ってましたが。
だって殆ど主人公が受け、女キャラが攻めっていうのが多いので、この小説では主人公が攻めの性格っていうのも良いかと思いまして。満足していただければ幸いです。

さて、次から新しい章に入っていきたいと思います。
次は『京谷君の里帰り』ですね。
後ですが、アンケートの期限を今日から一週間取らせていただきます。つまり、次章が出るのは一週間後となるということです。それまでは別の小説を書いていく予定です。

それでは皆さん。また一週間後にお会いしましょう!!

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