悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り   作:(´鋼`)

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第2話 invader & gatekeeper

不気味な空間から二人と一匹が出てきた。

京谷、シャーベット、ブロウが『紅魔館』に。

 

シャ「ここですか、見たところ紅魔館のようですが。」

京「そりゃあ、別の幻想郷といっても建物とかは同じでしょ。」

ブ「全ク、京谷様ノ目二悪イ。モット黒クシタ方ガ宜シイノニ。」

京「ありがとう、ブロウ。後シャーベット、スタンドを発動させて俺を守ってくれ。」

シャ「御意。『俺に構うな!!』」

 

京谷は何故かシャーベットに命じてスタンドを装着させる。

すると、その瞬間、周囲の色が失われた。即ち………

 

シャ「時止め………」

京「そう、そして………」

 

京谷が指さす方向をシャーベットは見た。十六夜咲夜であった。

 

咲?「!?な、何故止まった時の中を………しかも二人!!」

京「シャーベット、あれは別世界の咲夜だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       思う存分にやれ。

 

 

 

 

京谷は、その一言だけを雰囲気を変えて言い放った。

直ぐにシャーベットは頷き、戦闘態勢に構える。

対し、目の前に居る十六夜咲夜には………恐怖があった。

 

咲「(な………何が………起きて………今、目の前の奴から………こんな………こんな………)」

 

咲夜は言葉に表せなかった。それもそうだ、DIOのオーラは精神を徐々に蝕んでいくのだから。

 

シャ「フッ!!」

咲「!?がぐっ!!」

 

瞬間、DIOのオーラに負けた咲夜は、シャーベットの拳を鳩尾に受けた。その影響で呼吸困難に陥る。

同時に周囲の色が戻された。即ち時が動いた。

 

咲「ごほっ!!がふっ!!がはっ!!」

シャ「京…「ここでは『DIO』と呼べ。シャーベット。」………御意。DIO様、如何なさいましょう。」

咲「(でぃ、DIO?………一体………何を?………)」

京「気絶させろ。私は当主と話をする。ブロウ、門番を潰せ。次に向かってくる侵入者に対応しろ。」

ブ「侵入者………トハ?」

京「………首の痣が………疼くのだ………ジョースターの末裔が、こちらにやって来るのだ。それを対処しろ。」

 

京谷は首の痣を触りながら言った。

 

ブ「了解シマシタ。」

 

ブロウは門の所まで行った。シャーベットは咲夜を気絶させた後、京谷と共に内部へと足を進める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京谷とシャーベットは紅魔館内部に侵入し、とある少女と……いや、フランドール・スカーレットと出会った。

 

フ「………誰?」

 

その声は震えていた。目の前の京谷に………DIOのオーラを放っている京谷に怯えていた。

京谷は、そっとフランの耳元に近付き………

 

京「大丈夫………大丈夫さ………安心して良いんだよ………君は安心してて良いんだよ………」

 

その言葉にフランドールは震えを止め、安心した。

それと同時にフランドールの意識は消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ブロウside~

 

ブ「他愛無イ………ソシテ、実二呆気無イ。」

 

ブロウは門の上に鎮座し、空を見ていた。美鈴は門の一部にめり込まれ、意識を失っていた。

ブロウは京谷から言われた『ジョースターの末裔』が来るのを待っていた。

そして、それは現れた。二人………うさ耳と派手な赤の服を着た緑髪を連れて。

しかし彼らは先に美鈴に向かっていった。

 

?1「『クレイジーダイヤモンド』。」

 

その男は、姿が変わると怪我をしている美鈴に手を当てた。

美鈴の傷は、治っていった。

ブロウは、それを見ると直ぐに一体黒の烏スタンドを出し京谷に知らせる。

ブロウはゆっくりと立ち上がり水色の烏スタンドを出し………一発レーザーを放つ。

 

?2「危ない!!」

 

うさ耳が男を抱え、その場から離れる。

男が立っていた場所には、人間並の大きさの氷が現れていた。

 

?1「な、何じゃあこりゃあああ!?」

?3「五月蝿い!!」

ブ「アホー。」

三人「!?」

 

その三人はブロウの方向を見た。三人は、ある意味呆気にとられていた。そして………

 

ブ「………貴様ラガ『スタンド使イ』カ?」

 

静寂が訪れた。そして………

 

?1「アイエエエエエエ!?烏!?何で!?」

二人・ブ「黙れ(レ)。」

?1「orz」

 

罵倒によって男が項垂れた。この時ブロウは「(こいつ、メンタル弱っ)」と思っていた。

 

?2「それで!?アンタは何者!?」

 

うさ耳が怒鳴り散らしてくる。ブロウは汚物を見る様な目をすると………

 

ブ「喧シイ、女ノ言ウコトヲ誰ガ聞クカ。」

?2「んなっ!?」

ブ「俺ハナ、女ガコノ世デ一番嫌イナンダヨ!!失セロ!!」

?2・3「烏に言われたく無いわよ!!」

ブ「餌ト巻キ髪二言ワレタクナイワ!!」

?2「誰が餌ですって!?浄夜!!コイツはアタシが引き受けるわ!!さっさと行っt「サセルトデモ?」!?」

 

ブロウは水色の烏スタンドからレーザーを放ち、扉を氷付けにさせた。

 

?3「くっ!!爪弾で氷を!!」

ブロウ「サセルカ!!」

 

ブロウは茶色の烏スタンドを出現させ、その女にレーザーを放つ。その女はレーザーを避けた………が、

レーザーが当たった場所から土柱が迫る。

 

?3「なっ!?くそっ!!」

 

女は爪を発射し、土柱の動きを停止させた。土柱を破壊して。

 

ブ「ホォ、中々ノスタンドパワーダナ。」

?3「それはどうも。敵に言われても嬉しくないけどね。」

ブ「ダガ、アイツト『アノオ方』ニハ全テ無意味。ソノ力ハ通用センナ。」

?3「…………何ですって?」

?1「『五十嵐京谷』のことか!?」

 

ブロウは驚くと同時に、殺気を放った。三人は少し警戒態勢を強化する。

 

ブ「………貴様、今何ト言ッタ?」

?1「………何?」

ブ「

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アノオ方ノ名ヲ口二出スデナイ!!無礼者!!

 

 

 

 

 

 

 

?1「なっ!?」

ブ「貴様ノ様ナ下濺ナ猿ガ!!アノオ方ノ名ヲ汚スデナイ!!貴様ハ、コノ『ブロウ』ガ直々二……!?」

 

ブロウの近くには何時の間にかシャボン玉が迫っていた。

ブロウは赤の烏スタンドを出しシャボン玉を破裂、レーザーで攻撃をする。

うさ耳が立っていた場所には炎があった。

 

?2「炎、氷、土………一体幾つスタンドを持ってるのよ?」

ブ「フンッ。先ズハ餌ソノモノカラ始末サレニ来タトハナ。良イダロウ、纏メテ始末シテヤル!!」

?2「誰が餌よ!!」

 

門での戦闘が、今行われようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~京谷side~

 

京「実に呆気なかったな。シャーベット。」

シャ「えぇ。まさか、逆に『手伝う』ことになってしまうとは。と、申されましても当主は一切関与せず場所を提供するのみとは。」

京「それがやり易い。」

 

京谷の元に黒の烏スタンドがやって来た。

 

ブ(黒)「伝達!!伝達!!スタンド使イガ現レマシタ!!」

京「そうか………ご苦労だな。ブロウ。」

ブ(黒)「デハ、コレニテ。既二戦闘ガ始マッテオリマスノデ。」

 

黒の烏スタンドはブロウの元へと帰っていく。

 

京「………シャーベット、この大図書館の通路の守護を頼めるか?」

シャ「御安い御用でございます。」

京「………期待しているぞ、シャーベット。」

シャ「貴方の期待に答えましょう。DIO様。」

 

京谷はシャーベットを残し、大図書館へと歩みを進めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 




どうも皆様、うぷ主の鬼の半妖です。
遂に動き出したよ、お三方!!誰が出てくるかは………もう、分かってますよね?

次回、ブロウvs主人公+二人の対決をお楽しみに!!

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