悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り 作:(´鋼`)
『翌朝』
………んぅ、眠い。あー疲れた。悪役も疲れた。ってかあんだけDIOのオーラ出したんだ。疲れるのも無理は無いか。
プ「やぁ京谷、目が覚めたか。」
京「父さん、おはよ。」
プ「あぁ、おはよう。それより、ちょっと私は浄夜君にご挨拶しようと思っているので退出させてもらうよ。」
京「ん、分かった。そろそろ起きましょうk「きょーやー!!」ふべらッ!!」
咲「あ~♪良かった~♪」
京「さ、咲夜!?ってか頬擦りはストップストップ。」
咲「嫌!!」
プ「それじゃあ、私はこれにて。あぁそうだ、他のスタンド使いたちにも来てもらっているぞ。」
京「………えっ、マジ?」
プ「本当の事だ。では、行ってくるよ。」
京「はーい………」
父さんが部屋から出ると、咲夜が目一杯甘えてくる。いや、良いんだけどさ………
咲「きょーやー♪」
京「どうしたー?咲夜ー♪」
咲「チューしよっ♪」
京「唐突だねぇ。んまぁ良いけどさ。」
咲「んー♡」
こちらに向けて唇を差し出す咲夜。全く、可愛い奴め♪
咲夜の唇を奪う。それだけでも俺たちは、癒しを得られる。得られるのは良かったんだが………
咲「はむっ………んちゅ………むにゅ………♡」
京「!?ぷはっ!!さ、咲夜!?何やってんの急に!?」
咲「だって………ここ最近………その………///シテないじゃない?だから………その………我慢出来なくなって………///」
そっちかー………いや、プライベートで声を小さくして言うならまだしも、こんな別世界で言う事か?んまぁ、責任は此方にあるんだよなぁ。
耳元に近付いてっと。
京「だったら、帰ったらする?」
咲「………うん♡」
京「よし。だったら約束な♪」
もう一度、咲夜の唇を奪う。まぁ、ちょっとした俺たちの約束の仕方だけどよ。
一石二鳥で良いんだけどな。
プ「京谷、浄夜君を連れてk………おっと。」
浄「ん?何かあ…………」
京「…………あ。咲夜。」
咲「ん~?♪………あっ///」
………いやさ、何で?何でこのタイミングで来るのぉおお!?
そそくさと出ていくな!!二人とも!!
京「………と、取り敢えず。部屋から出ようか。」
咲「………あのままでも良かったのに///」
京「なら宴会の時に見せつけるよ?」
咲「………イチャイチャしたいなぁ………」
京「宴会で目一杯すれば良いじゃん。」
そんで、俺たちは部屋から出る。父さんと浄夜と一緒に宴会の行われる場所まで行くのであった。
その途中、何故か浄夜からパルパルという声が聞こえたような………
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『宴会場にて』
シャ「京谷様ッ!!」
京「いや、そう急いで来なくても良いのに。シャーベット。」
ブ「京谷様ー!!」
京「やぁブロウ。どうだい?調子は。」
ブ「オォ!!何トオ優シイオ言葉!!勿体無イデス!!」
京「いや、勿体無いとか良いから。それより、他のスタンド使いは?」
シャ「現在、魂魄妖夢と東風谷早苗を含めた私たちしか居りません。」
京「ありゃ?利久と安神は来なかったか。仕事か?」
シャ「その通りでございます。」
京「それよりシャーベット、もうその体勢良いから立って。お願いだから。」
シャ「御意。」
シャーベットが立ち上がった。やっとか、もう少しラフにしても良いんだけどなぁ。
ついでに、ブロウは左肩に乗ってるし。
浄「あの、プッチさん?スタンド使いって………まさか………」
プ「ん、あぁ。その事か。勿論、私、京谷、シャーベット、ブロウ。そして咲夜と、さっき言ってた魂魄妖夢と東風谷早苗がそうだ。後他に2人居るんだが、仕事の都合で来れなくなったそうだ。」
聞こえてるよ、話。ってか浄夜の口が塞がってない。人数多い事に驚いてんのかな?
ってか、多いかな?
そうしてると紫さんが来た。話か。
紫「やっほー京谷君、お疲れ様ー。」
京「それ昨日も言いました。それより………樹条浄夜君の事について、この世界の紫さんと話がしたいんですが。」
紫「はいはい、ちょっと待って………じゃあねぇ~。」
そう言って此方の紫さんは隙間の中に入り、この世界の紫さんが現れた。
紫2「はいはーい、浄夜について私と話って何かしら?」
京「いえ、大した事では無いです。ただ、『浄夜君に新たな能力が追加された』事に関してです。」
紫2「………新たな能力?」
京「その能力は、事実上『世界《ザ・ワールド》』の時止めよりも遥かに上。さらに使い方次第で全てを支配できる能力の事です。」
紫2「………教えて頂戴。」
京「勿論です。その能力こそ【時間を決める】能力。」
咲「………それって………あのリーバスの!?」
紫2「リーバス?」
京「元々の、この能力の持ち主です。僕も持っていますが、劣化型ですね。」
紫2「………つまり、どういう事を言いたいのかしら?」
京「………いえ、すいません。ただの注意喚起です。失礼しました。」
紫2「そう………よし、さっさと宴会を始めましょう。霊夢たちも来てるし。」
京「そういや最近会ってないなぁ………土産話でも聞かせるか。」
そんな考えはさておいて、さっさと宴会の場に行って飲みに行くぞー!!!
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現在は、浄夜、俺、こちらの咲夜と早苗と妖夢、シャーベット、ブロウ、父さん、この世界の雛、鈴仙が円陣を組んで宴会を楽しんでいる。
京「さて、浄夜君。改めてご挨拶だ。」
俺は手を差し出し、握手を求める。
京「俺は五十嵐京谷。知っての通り、『ジョナサン・ジョースター』と『DIO』の生まれ変わりだ。宜しく。」
浄「俺は樹条浄夜。まぁジョースターの末裔だ。宜しく。」
共に握手を交わす。次は父さんの番。
プ「浄夜君には先程教えたが、エンリコ・プッチ。京谷の父親だ。宜しく。」
浄「よ、宜しくお願いします。」
そして、父さんと浄夜は握手を交わす。次に早苗たち。
早「初めまして!!京谷さんの世界の東風谷早苗です!!スタンド名は………京谷さん、いい加減決めてくれません?」
京「じゃあ、『守護の奇跡《ガーディアン・ワンダー》』なんてどう?」
早「良いですね!!それ!!では改めてまして!!スタンド名『守護の奇跡《ガーディアン・ワンダー》』です!!以後お見知りおきください!!」
浄「よ、宜しく………」
妖「京谷さんの世界の魂魄妖夢です。スタンド名『サムライ・スピリット』です。以後お見知りおきを。」
咲「京谷の世界の十六夜咲夜。そして、京谷の恋人で~す!!♪スタンド名は『J・T・R』よ♪」
浄「………ダメだ、ついてけねぇ。」
京「お疲れ。日本酒でも飲む?」
浄「あ、サンキュ。」
浄夜は猪口に注がれた日本酒を飲み干す。喉直しにはちょうど良いと思うけどね。んで、次がシャーベットとブロウ。
シャ「シャーベット・マルズ。スタンド名『俺に構うな!!』だ。」
京「因みにローブ型のスタンド。能力が【全ての影響を受けない】能力。」
浄「マジもんのチートじゃねぇか!!」
仕方無い。だって、そういう能力なんだもん。俺でも『オーバーヘブン』使わなきゃ負けてた相手だったからねぇ。
ブ「ブロウ。スタンド名『レインボー・レイブン』。最大射程距離3キロダ。」
京「確か、赤、青、水色、黄、茶色、白、黒の烏スタンドで7体のスタンドだな。」
俺たちの自己紹介が終わると同時に、早苗が俺に尋ねてきた。
早「それより!!どうでしたか!?同じスタンド使いとの対決は!?」
京「いやー負けた負けた。でも、途中で良い能力も手に入ったし良しとしますか。」
早「それは一体なんですか!?」
京「黄金の回転。んまぁ共鳴の能力で得たから完全には馴染んでないけど。」
浄「共鳴?」
京「俺のチェンジャーのもう1つの能力で【共鳴する】能力があってな。能力と共鳴して該当するスタンド能力を得られる特殊な能力さ。時間は懸かるけどね。」
早「ってか!!黄金の回転ですか!?もうチートじゃないですか!!」
京「シャーベットの能力には劣るけどさ。ってかシャーベットが1番チートじゃね?」
シャ「何を仰いますか?京谷様の【真実を上書きする】能力の方が上でございます。」
プ「それもそうだ。」
浄「………おい、京谷。真実を上書きするって………どゆこと?」
京「そのままの意味だよ。」
浄「いや意味が分からん。」
京「それは後で教えるよ。と、言うわけで。次回に続くよ♪」
浄「メタイわ!!」