悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」   作:須井化

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緑谷「6月も終わり、梅雨のピークも過ぎ去ろうとしている今日この頃」

緑谷「皆様猛暑には参っておられませんか?熱中症などにはくれぐれも注意を!」

緑谷「さぁそんな暑さも先月の疲れも今日でリセット(吹き飛ば)しましょう!」

緑谷「月初の恒例イベント…オラのヒーローアカデミア、ブレイクタイムーーー!」

麗日「いあーー!」

八百万「」パフパフ~

緑谷「はい!今回で3回目となる番外編!!」

緑谷「今回からなんと!特別ゲストとしてB組から拳藤さんが、その諸々からは発目さんがお見えになっております!」パチパチ…

発目「フフフ!まさか本編より先に名前付きで登場するとは思ってもみませんでしたよ!」

拳藤「そもそもあたしは初回から出てたよな?え、あの2回ノーカンなの?」

発目「私が選ばれた暁には!貴方の看病にうってつけな可愛いベイビー達を是非プレゼンいたしましょう!フフフフ…」

蛙吹「よろしく頼むわ、明ちゃん、一佳ちゃん」

麗日「一緒に企画盛り上げてこーー!」

↑以上2名は既に当選済

八百万「」ギリギリギリギリギリギリギリギリ

芦戸「すっごーい。何アレー」

葉隠「歯ぎしり鳴らすのが得意なフレンズさんなんだよ分かってあげなよ」

耳郎「お前ら…ちょっかい出すのも大概にしなよ」

耳郎(まぁ八百万の気持ちは分からんでもないよ)

耳郎(まだ風呂敷広げてない私達が出番来ないのはまだしもただでさえ本編で接点作りまくってる八百万がこうも票が少ないと…)

耳郎(いや投票自体はされているんだけどなぁ…何というか)

緑谷「ほんじゃま早速先月の投票結果発表していきましょう!」ドゥルルル…

緑谷「今回はメッセージボックスからかなり沢山の意見を貰いましたよ!早速統計結果を見てみましょう!」


緑谷「まず芦戸さん1票、塩崎さんも同じく1票!!」

緑谷「さらに小大さんは2票!」

拳藤「おー。唯中々人気あるじゃん」

蛙吹(というか作者が推してるは割には一佳ちゃんが1度も出てきてないわね)

麗日(9割方そのせいやないの?)

緑谷「そして八百万さん3票!!」デデン!

八百万「マジですのっ!?」クルッ

耳郎「や、やったじゃん八百万…!これで今回は安t
緑谷「そんでもって今回主人公(ヒロイン)を務めるのは見事4票を獲得しました耳郎さんです!」デデ−ン

緑谷「感想欄を独占していたにも関わらず、最後のダメ押し(メッセージ)で1位に食い込みました!」

緑谷「おめでとうございます!!」

耳郎「……………」

八百万「………………」



クルッ

八百万「じろう゛ざぁん…」ドバババ


耳郎「…えっと…その」

耳郎「なんかごめん、八百万………」





拳藤(…え、あ…コレ7月想定してるのね、うん)

拳藤(長い間、更新が滞ってしまい大変ご迷惑をおかけしました)

拳藤(作者に代わり、この場をもって謝罪させていただきます)ペコッ


拳藤(…あれ、昨日から私弁明してばっか…?)


No.3

 

 

 

 

 

ミーンミンミンミンミーン

 

 

「………」

 

ミーンミンミンミンミーン!

 

「……あt

ミーンミンミンミンミンミンミンミーン!!!

 

 

うるせぇ…

 

 

 

7月…夏真っ盛りの時期である。それを証拠に、只今の外の気温【34C°】。死ねます、こんがり焼けてしまいます。

 

日頃から通学している私達にとってはこの時間帯がどれだけ過酷なモノか…

 

何しろ日光の長時間吸収により温度が急激に高くなったこの灼熱の鉄板(コンクリート)の上を、コレまた高熱の陽射しを浴び続けながら優に1時間は下らない時間の間、歩いていかなければならないのだ。

 

更にそれに加えてこの煩わしい蝉の鳴き声と来たものだ。余計腹立だしい。まぁそもそも疲れが溜まってるせいで怒る気力も無いんだけど…

 

 

 

個性使用許可されてたら今頃会う度に粉々にしてるぞ?あ?

 

ミーンミンミン…

 

私の心の声に反応したのか周りで鳴いていた蝉共が急にその場から離れていった。おーおー虫の癖に利口じゃないか。次は最初からそうしてくれ給へ。

 

 

…とまぁグダグダと話はしたが実を言うと、今私がイラついているのは虫のせい…と言うわけではない。無論コレは【全てにおいて】という意味での話で、実際に蝉共に気分を害された事に変わりは無いが…

 

あ。ウチの紹介が遅れてたね。

 

私の名前は耳郎響香。どこにでもいる平凡なヒーロー志望生。

 

今回はそんな私とそんなクラスメイトとのお話である。

 

 

 

 

 

事の発端はおよそ1時間前に起きた出来事だ。猛暑には耐えながらも授業を受け続け、クタクタになった身体を引きずりながら私は廊下を歩いていた。

 

そんな時、不意に後ろから孫先生(私の担任)に呼び止められる。

 

 

「耳郎〜悪りぃけど少し帰る前に緑谷ん家寄ってくんねぇか?」

 

「早めに渡してぇ紙?があんだけど…」

 

「え…私が……ですか?」

 

緑谷……は確か今日風邪引いて欠席してたんじゃなかったっけかな。朝聞いた時にはびっくりしたよ。何たってあの超健康体が体調を崩すとはハッキリ言って誰も予想だにしてなかったもんなぁ。

 

成る程、それで今日渡す筈だった資料が緑谷に行き届いてないから私にこれを配達しろと……

 

 

 

 

ふざけんなぁぁっ!!?

 

確かに同県に住んでるし、他の奴らと比べて家が近いのは事実だけどさぁ!?それ考慮したとしてもバカみたいに距離あるだろ!?私が行く義理無いだろ!?

 

つかその前にUSBだとかメッセージで送ればいいのでは?と先生に聞くと…

 

「いやぁ…うっかりまたすまほ壊しちまったし」

 

「オラパソコン使えねぇからな〜」

 

<後ゆーえすびぃってなんだ?

 

孫先生はオールマイト顔負けの脳筋である為、力があまりに強い分知能はそれ程高くない。

 

 

…高くないってレベルじゃないような気がするがまぁ突っ込まないでおこう。

 

「駄目かぁ?耳郎〜」

 

「……うーん……」

 

さてとどう言い訳を考えたものか…ん?診てやるって選択肢は無いのかって?無い無い!

 

家までの距離で言うのなら爆豪に頼んだ方が絶対早いし、多分こんな話私の知ってる中じゃ少なくとも3人はすぐ食いついてきそうだけど。私より適任なんてわんさかいるぞ。

 

いや、無駄にこの人抜け目無いからなぁ。もしかしてそれを見計らって予め聞いてあって断られただけ……ってそんな訳無いか。

 

とにかく、然程仲のいい友人でもない奴の所にお見舞いなんて行くなんて糞食ら………

 

 

 

 

 

「分かりました、一走り行きますよ」

 

前言撤回。やっぱり行くわ。

 

 

 

 

 

 

さて…何故こんな面倒くさがり屋な私が孫先生の無理難題を了承したのかと言うと、案外単純な理由だったりする。

 

いや、その…さ。実は今更こう言うのもアレかもしれんが

 

 

私と緑谷ってまともに喋った事が無い!!!(迫真)

 

 

本編ではいざ知らず、2人で会話を交えた事なんてほんの数回!!1桁に収まってしまうぞ、すっごーい(本日2回目)

 

だがあの男一見地味に思えて、中々の強者だ。中間・期末共に筆記で5位以内の成績を収めており、実技系統に至っては言わずもがな。

 

そんな超優等生と何の友人関係も築かない手は無いだろう。今ここで恩を売っておけば後々の人生に大きく響く事間違い無しだろう。

 

…ま、すぐにでもこんなクソ暑い中行く程の価値が出てくるのかは別としてさ。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでようやくやって来ました、緑谷ん家。正確にはあるアパートの仲の1部屋に住んでる訳だが…この際どうでもいいか。

 

後は言われた所の部屋に向かって適当に資料渡して、適当に頼まれたの伝言して、適当に相槌をうてば私のミッションは終了だ。

 

……いやいやいやっ

 

折角緑谷とじっくり2人で話せる機会(チャンス)を自分から作ったんだ。友達の家に遊びに行くなんて高校に入ってからそうそう無かったし…決して遊びに来たくて態々ここまで足を運んだ訳じゃないけどさぁ…

 

 

………機会(チャンス)がある内に仲は進展しておきたいし

 

 

 

…みたいな。ぁあ〜うまく言葉がまとまらないぞー。

 

そうこうしている内に緑谷のいると噂のお部屋に到着。早速ピンポンでお呼び出ししますか。

 

 

ピンポーン

 

 

「……なぬ?」

 

どうした事か、インターホンを鳴らしても返事どころか人が動く気配も感じられない。何だ、もしかして留守なのか?いや…緑谷は家に居る筈。

 

はっ!?もしや、あ奴仮病!!?

 

 

……ってこいつに限ってあり得ないしなぁ。

 

 

とまぁ色々と想像したり妄想していたりすると中からのそっ、のそっと妙に気味悪い足音が聞こえてくる。

 

なんだ、ゾンビでも居るのか?と言う程重く遅い歩き方なモンだから尚更不安が頭を過る。もしかして敵でも侵入していやがるのだろうか。

 

恐る恐るドアを開けてみると…

 

 

 

ガチャ…

 

「……ん?」ゴホッ…

 

「…」

 

 

 

 

なんと目の前には苦しそうに咳き込みながら、ドアへ近づく緑谷の姿が…

 

驚きつつも、何故病人である筈の緑谷が態々出向いてくれたのか?とか聞こうとしたが

 

 

というか、緑谷本人が出て来てくれたお陰で大体の状況は察せた。

 

ひとまず挨拶だけ済ませ、早速部屋の中へお邪魔させてもらおう。

 

 

「よ、緑谷」

 

「お、おはよう」

 

「耳郎さん…こんな時間帯、ってかそもそもなんで僕ん家に?」

 

「いや〜それが孫先生にあんたの書類渡し頼まれちゃってさぁ」

 

「ま、外で長話もアレだし、部屋入らせてよ」

 

「あ、ど…どどぞ!少しばかり汚いかもだけど……」

 

 

 

 

出久's roomに案内してもらう途中、ここまでの経緯を緑谷に軽く話してもらった。どうやら私が来る直前にお母さんが買い物に行ってしまったらしく1人で出る他無かったらしい。

 

そりゃ迷惑かけてすまんかったな。サプライズ的な意味で連絡してなかったのが裏目に出たわ。

 

 

…つまり幸か不幸か今現在、見事にここは私と緑谷の2人きりの部屋になってしまっているという事か。ますます御三方が怒り出しそうなシチュエーションだ。

 

まぁ殺意の視線×3など気にせず、ちゃっちゃか看病していきましょうか。

 

 

 

「お」ガチャ

「う」ドッ

「ふ」ストン

「っ!?」ガバッ

 

「完了ー」

 

 

 

 

とは言えベッドに寝かせて、布団かけて、多少お話するだけなんだがな。勝ったッ!第3部完!

 

一々異性にアレコレ面倒見られるのもに精神的にクルだろうし、何より私が面倒くさい。さっさと寝てもらうのが1番だ。

 

後は横になりながら大人しく私の説明でも聞いてなさい。

 

 

「そ、それで耳郎さん、何の資料配られたの?」

 

「さっき廊下通る時にもも説明したっしょ?まず数の夏休みの宿題のプリ……」

 

「………」ダラダラ

 

私が緑谷の質問に答えようとした時、身体のある変化に気づく。

 

 

めっちゃくちゃ汗かくんですけどココ(出久's room)

 

おかしい。極め付け暑いぞココ、ヤバイぞココ。確かに真夏の外を何時間も出歩けばそら大量の汗流すのに不自然な事は無いが…

 

特に緑谷の家ん中入ってきてから汗の出方が尋常じゃなくなってきてる。シャワーでも浴びたのかってくらい髪がびしょ濡れだし、後多分服の背中部分全部シミできてる…

 

そりゃ風邪こじらせた奴の部屋にエアコンガンガンつけられ無いけどさぁ…

 

 

ってさり気なく冷房のリモコン見てみたら設定温度20C°だってさハハ。

 

「おま何自分で悪化させてんだよぉっ!?」

 

「……」

 

「冷房て!しかも20って低すぎだろお前夏風邪何だと思ってんの!?馬鹿なの!?」

 

「…」

 

「つかその割に室温35C°ってなんだよっ!?暑すぎだろ!?何!?アンタカップ麺でも作ってんのかオイ!?どしたらこんな暑くなるか逆に知りたいわ!!」

 

「」

 

「…………………???」

 

渾身のツッコミを緑谷にかますが、あれま…何も返ってこない。まさかと思いベッドに横たわっているそばかす少年の顔を覗くと…

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

あれ…もしや………

 

「……」スッ

「あっづッッ!?」ジュゥゥ…

 

「ゴホッ……ハッ…!」

 

「………つまり…さ」

 

 

 

「…原因お前か……」ヒリヒリ…

 

 

 

 

 

急いで台所へ向かい、そそくさに蛇口をひねる。小さめのタオルを濡らし、八つ当たりするように力を強く入れ絞っていく。

 

聞いてねーよ…何が軽い熱だ何だだぁ?結構な重症じゃないですかねぇ!?額に手ぇ当てただけで火傷しかける位の体温て!?

 

割と冗談では済まされないこの状況にようやく私は今回のミッションの重大さに気がついた。

 

 

これ…ウチに超責任負わされとる?

 

 

 

 

 

冷凍庫から氷を拝借させてもらい、袋に入れ、濡れタオルと共に緑谷の頭の上に乗っけた。

 

数分前までは環境の暑さと身体の熱さにかなり魘されていたものの、氷タオル(命名)を乗せてからしばらくすると少しは楽になったようで部屋の気温も大分落ち着いてきた。

 

ったく…ビビらせんなよ。熱中症にでもなったのかと思ってつい慌てちまったろ…

 

本人曰くさっき計って38°だとか言ってるけど本当なのかね…超ヒートアップしてらっしゃてましたぞ殿。

 

これでようやく資料の説明の続きができると思いきやここでさらなる問題発生。

 

 

「ご…ごめんね。耳郎さん。迷惑かけちゃって」

 

「いいって事よ。私も普段からアンタにゃ色々と助けてもらってるからね」

 

「んじゃ、多分長く聞いてんのもアレだから手短に話すな。まず数…」グゥゥ…

 

「………」

 

「……っっ…」グゥゥ…

 

「…えっと……緑谷、さん?」

 

「な、何?耳郎s(グギュルル…

 

 

「……腹、減った?」

 

 

 

 

何が食べるかと聞いてもNoとしか答えなかった緑谷だったがその反面、お腹が素直すぎるのでめちゃんこうるせぇ。

 

話に集中できないのも仕方ないので、私は冷蔵庫に封印されしOKAYUを取りに行く事にした。部屋の中にあったお菓子等を口の中に放り投げるという選択肢も無い訳じゃなかったが文字通り喉が通らないようなので物理的に食べられないらしい。流石に体温下がっただけで風邪の症状全てが良くなる訳じゃないか…

 

 

 

そして起き上がった後病態が悪化する可能性があるので、緑谷を横にさせながら喰わせるという寸法である。

 

コレはもう3人に殺されるの各停事項ですわ。

 

 

「ほ、ほれ…口開け!」

 

「あああっあーん」

 

 

 

スプーン片手に口を開けるよう催促すると、緑谷は顎を外す勢いで口を広げていく。なんか台詞だけ聞くとエ○い風に聞こえる奴は病院行っとけ、妄想症だ。

 

おお。よく麗日が緑谷の食べ姿が動物みたいでカワイイとか言ってたがアレだな

 

コレ猛獣が獲物食らう絵面だな。

 

とは言え今回は家族以外の異性に【あ〜ん】だ。年頃の男子高校生なんだから多少抵抗はあるか、顔が震えてて尚更怖いぞ。

 

おかゆをゆっくり緑谷の唇に近づけていき、口内に流し込む。緑谷の唇がスプーンに当たった瞬間ビクッと身体が震えてしまう。自分で言うのもアレなんだけど慣れてないつーか初の試みとは言え反応が過敏すぎやしませんか…

 

というか何だ?これって【初あ〜ん】なのか?【あ〜ん】って性的行為に入るのか?【あ〜ん】を奪われた所で支障出るのか?ヤバい。あんあん言ってる間に今度はウチの頭がoverheat。

 

 

クチャクチャ

 

「…?」

 

「うんうん」クチャクチャ

 

「美味しっ」クチャクチャクチャクチャ

 

「…………」

 

 

 

こいつの顔見たら…なんか考える気失せたな

 

 

 

 

「んん…そう、良かったじゃん」

 

 

 

「後くちゃくちゃうるさい」

 

「むご?」クチャクチャクチャクチャクチャクチャ

 

 

 

 

 

おやつ時間も終了し、ようやく資料の説明にまでこぎつく事が出来た。後はこいつに今日の連絡を伝えてさっさとこの部屋からトンズラすればいいだけの簡単作業だ。

 

ここまで長かった…熱は高過ぎだわ腹は減ったわでなかなり振り回されたものだ。今となってはいい思い出だ。

 

つーか結局何の進展も発見も無かったなぁ…なんで私今日ココにやってきたんだろ、そりゃ確かにこいつとイチャイチャする為にやってきた訳ではないがなんというか…消化不良感が半端ないね。

 

 

 

…ま、いいか。元々緑谷と仲良しこよししたいと思ってた訳でも無いし、どうでもいいっちゃどうでもいいけどさ。

 

 

 

 

「ねぇ、今日ってLHRあったよね?何したの?皆」

 

「…えーと、HR?まぁテキトーにいつも通り話したけど」

 

「あ、そういえば仮免の説明とかあったな。少し」

 

「え、それって僕出てないとヤバイ感じ?」

 

「いやいや、根本的に仮免ってなあに?みたいなさわりの部分しか話してないから聞いてなくても平気平気」

 

「そっか…話し合いとかはしたの?」

 

「んぁー…と。多少、夏季合宿についてぼちぼちと」

 

「ふーん……」

 

「で、どうだった?」

 

「……ど、ドーダッタて…」

 

話し合いにどうも何も無いような気がするが…これは一体私にどういう答えを求めているのだろうか?

 

次々に連鎖していく質問に少々戸惑いつつも私は答えていく。

 

「…夏季合宿で何かしらのレクリエーションをやるっぽくてその意見を徴集したんだけど

 

「キャンプファイヤーとか森林使って全力鬼ごっことか色々討論した所、肝試しに決まったと」

 

「ま、その間にかなり下らない茶番が入ったけど…」

 

「…とにかく色々大変だったわな、今日は」

 

「……そっか」

 

 

 

「ホント、()()()()()の皆で安心したよ」

 

「……」

 

 

 

…少し私は単純に考えていたみたいだな。そう、こんな超健康体野郎がたかが冷房の入れすぎで風邪を引くような輩では無いのだ。この期に及んで自分の体調より先にクラスメイトの心配をするのかよ。

 

 

風邪の原因、お節介(それ)じゃねーか。

 

 

緑谷は伊達にクラス委員長をやっているんじゃないと改めて認識をする事が出来た。この流れからじゃどちらかというと【認識させられた】が正しそうだが。

 

こいつはこいつで、人の倍以上の苦労をしているんだなぁ…

 

 

 

「…そういえばさっき下らない茶番とか言ったけど…何かあったの?今日のHR」

 

「あー。それなんだけどさ」

 

「どっかの馬鹿阿保頓珍漢の2人組が手ブ○ジーンズで水泳大会やろうだとか間抜けな事言い出してきたりとか」

 

「肝心な孫先生は面白そうだの一点張りでまさかの手○ラジーンズ勢力に入ったりとか」

 

「途中で轟が暴走しかけたりとかしてね」

 

「全くなぁ…毎度のごとくあいつらの変態発言には参っちゃうよ」

 

「軽く迷惑行為の度を越しちゃってる」

 

「は、はは…その2人組、分かったかも」

 

「この間なんかなぁ?授業中にあいつ…」

 

「うわっ…そりゃ大変だったね。ド直球に言うなぁ。上ゴホゴホッ」<ナイス咳

 

「だろ?しかも聞いてよ緑谷、一昨日なんて教室であいつとんでもない事しでかして…」

 

「ぷっ!?ま、本気で?それはやり過ぎたよ峰ゴホゴホッ」

 

「……」

 

 

 

 

 

 

 

アレ、こいつと話すのこんな楽しかったっけ。

 

 

 

 

 

内容はともかく(卑猥な話題だけじゃないけどな)、緑谷と話していくと何かこう、安楽感つーか、何というか気が和らぐんだよな。

 

麗日とか、八百万が積極的に話しかけるのもなんとなく理解できた気がする。だって…

 

 

 

「…確かにね」クスッ

 

…じゃなきゃこんなに笑ってないもん。

 

 

 

ーーーーーー………………………ーーーーーーー

 

緑谷「それでね、かっちゃんがしつこく電話してきて…」

 

緑谷「………ん?」

 

耳郎「」グースピー<zzz

 

緑谷「あ、あらら…寝入ちゃったか。相当疲れてたのかなぁ」

 

緑谷「いくら真夏日でも冷房ガンガン効いてる部屋で腹出したまま寝たら風邪ひいちゃうよ…」

 

緑谷「まぁ人の事言えないけど」コホッコホッ

 

緑谷「僕の布団かけとこっと」ポフッ

 

耳郎「」グーグー<zzz

 

緑谷「………おやすみなさい、耳郎さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュンチュン…

 

耳郎「………」ガバッ

 

耳郎「…えーと……」ボーッ

 

鳥の囀りがこんなに心地悪いと思った事が初めてでは無いだろうか?見た事のある天井…グチャグチャに染み付いた寝癖……

 

時間を確認してみると…もう始業時刻はとっくに過ぎてた。

 

耳郎「…けほけほ………」

 

 

 

あー…そういうパターン?

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、何故か緑谷がペコペコ頭を下げながら私の家にやってくるのだけれど…

 

それはまた、別のお話…




〜耳郎の場合〜

拳藤「何、デクも【あーん】させてもらうの初めてだったのか?」

緑谷「……う、うん///」プシュゥゥ

拳藤「ご感想のほどは?」ゲスガオ

緑谷「……女子の…味がしました…」

麗日「がぁああああ!!私さえ躊躇っていた禁じ手をおおおおっ!?」ドバババ…

蛙吹「緑谷ちゃんの…緑谷ちゃんの童貞があああああっ!!」ドバババ…

発目「なんかここだけ見るとHな事をしただけにしか聞こえませんね」
耳郎「うるせぇ!!!///」

八百万「どなたでも構いませんから…私を…私を…」ブツブツ












<え、えーっとそろそろ入ってもいいですかぁ?

緑谷「あ、いいですよブロ○ーさん」

<一昨日話した件なんだけどもー

<コレェは一体何なんだぁ?(ピラッ

わあきかににこどはふ
にるかちさんわはりに
わなわにくぐすいじい
まといろおえざわにわ ヒント:10時
たまくにわさちはわさ
せまみにわかわさそま
あむわわめそほにるめ

八百万「…暗号…かしら。よく分かりませんが」

緑谷「ヒントが10時…か。今11時だし投稿時間は関係なさそうだけど…」ピラッ

緑谷「ん…裏になんか書いてますよ」

八百万「えっ!?」
<ヘェアッ!?




今回、8月と9月の分をまとめて次回回しにして10月にまとめて3回分を書き上げなければならない状況に陥ってしまった。私自身にかかる負担も大きくなるが、何より募集している時間が無い。そこで今回は八百万救済というのも兼ねて、読者の皆にちょっとしたなぞなぞを解いてもらおうと思う。

この暗号にはあるキャラクターの名前が書かれている。それらが一体誰の名前なのか、答えてもらおう。ただし、それぞれ()()()()()()()()()()()()()()()()()()成立していないものとする。

メッセージのみで答えを送ってもらいもし当たっているのであれば最も早く答えられた3人のリクエストをそれぞれ、8月、9月、10月の分として書き上げよう。今回は票数も関係ないから八百万や他のモブキャラも番外主人公の権限を取得できるチャンスとなるし、私自身集計する手間もかからないからwin-winな方法って訳だ。
え、ヒントがよく分からない?【10時】と出された暗号をよく見て、共通するものを探し出してくれ。掛け時計とか見たら分かるんじゃないかな?アレ、デジタルじゃなくて針の方の。

さて、私は別の仕事もあるのでここらでおいとまさせていただこう。あ、頼むから感想欄に書かないでね?答えバレたらこの企画丸潰れだから。頼むよ?頼むよ?


後、他の報告で載せた私の動g
<宣伝はどうでもいいだロット…

八百万「全くですわ。それにしても今回は得票数では無く、いかに早いかで次の看病役を決めるという事ですか」

緑谷「言うなれば、スピード勝負かな。後、1〜3位の人に選ばれるかどうかって運もかかってくるけど」

八百万「…………」

八百万(キマシタワーーーー!!コレ!こういうのをお待ちしておりましたのよ!!毎回毎回投票する人が少なくて、中々出番が回らないからこのままずっと役無しで終わるかと終わりかと思いましたわ!!)

八百万(行ける!私は本編でもそれなりに活躍してますし、何よりこの企画の最大の抜け目はリクエスト採用期間の長さ!)

八百万(昨日今日再開したばかりではここに戻ってきた人も少ない!という事は即ち、投票する人も少ない!まずそもそも3人揃うまでの時間が長すぎますのよ!!)

八百万「おーっほっほっ!!今回こそ!今回こそは必ず選ばれますわ!見てらっしゃい!!」

緑谷「……」<オーホッホッホッ!!

緑谷「ねぇ、八百万さんはなんであんなに高笑いしてるの?」

<俺に聞かれても〜分からぬぅ!!

<フリー○の真似でもしてるんじゃあないのかぁ?

緑谷「…うーん……掛け時計…か」

緑谷「!!!?ま、まさか…?」



《続く…?》







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