北海道旅行3日目
──とでも言うと思ったか?まだ二日目の夜だ、残念だったな。実を言うと今回の旅行で俺が企画していたイベントは北海道の名所巡りだけではないのだ。むしろこちらの計画の方がメインと言っても過言ではないだろう。
よく考えてみろ、いま俺は女の子4人と5人で旅行してるんだぞ?
しかも元スクールアイドルと。そんな人間を見かけたら世の童貞たちはどうするだろうか。そう、瞬時にそのクソ男を殺りに行くだろう。
だがしかし、俺は選ばれし者。つまりはそのクソ男だ。どうせクソならクソなりにやれることをやってしまおうではないか。そしてそれを乗り越えた先にある桃源郷を見に行くのだ……!
──というわけで
「覗きに行こう(`・ω・´)キリッ」
この計画はオレ達が旅行をすることに決まったその夜から既にスタートしていたのだ。俺はその夜ある男に電話をした。
「もしもし千金楽ですが」
「久しぶりだな、さとるだ。今日は用事があってな。お前に帯広に来て欲しいんだ」
「は?帯広?何を言ってるんだ、行くはずがないだろ。」
そう、この男。千金楽侑斗である。こいつは扱いやs……ゲフンゲフン。こいつは頭もキレるし身体能力も高い。この計画には必須な男だ。そして何より──
「来なくてもいい。元スクールアイドルの裸を見なくてもいいのならば、だがな。」
「……!ぜひ行かせてくださいお願いします」
「ふっ……よかろう」
この男はとてつもなくエロいのだ。
そして時は現在に至る
千金楽には俺の部屋に待機していてもらい、俺はご飯を食べ終わったあとにそれとなく風呂に入るよう伝えておいた。そして先ほど果南から
『もう温泉にいってから寝るね♪お休み』
という内容のメッセージが届いた。
作戦決行のときは今だな!
「おい侑斗。目標が温泉に行ったようだ。俺らも行動を開始するぞ」
「いえっさー!ようやくこの瞬間が……グヘヘ」
「20:40。作戦を開始するぞ!」
「おうよ!」
こうして男達の仁義無き戦いが始まった──!
その頃女性達は──
果南side
「ほら、温泉行くよ千歌」
「はぁ〜い……」
もう千歌は眠いのかな……?まだ8時半過ぎなのに昔から変わんないなぁ
「そうだ、さとるに連絡入れとくかな。『もう温泉にいってから寝るね♪お休み』っと……。これでよし!」
「準備できた?そろそろいくよ」
「じゃあみんな!温泉に向かってヨーソローっ!」
あははっ!曜はいつも元気だな
曜side
「じゃあみんな!温泉に向かってヨーソローっ!」
「……なんかお兄ちゃんも楽しそうなこと考えてるっぽいしね♪ボソッ」
曜の小さなつぶやきが誰もいない部屋に消えていった。
やはり男はこういう生き物なんです!つまるところ変態なんだ!馬鹿なんだ!覗き?そんなものは男達の宿命だろっ!
ちなみに作者は覗いたことありません。私は覗いてる男子を覚えて女子に密告してからその女子と仲良くなる派の人間です。自分で言っててあれですけど私ってクズですね(笑)
冗談はそのくらいにしておいて。久しぶりに千金楽くんが登場致しました。正直いってただのモブです。でも変態に悪いやつはいません。つまりはいいやつです(モブだけど)。どうかこのバカどもを見守っててあげてください。次回もよろしくお願いします