空に輝く星のように   作:さとそん

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どうも、かよちんイベ走りまくってます。さとそんですっ!
また前後編に分けていきます。というかこれからはこの形がメインになります。ご了承ください……。

最近曜ちゃんの出番が多かったので今回は果南ちゃんですっ!


かなんさん@がんばりたい

新学期が始まってからようやく二週間がたった頃

たまたま講義の終わる時間が果南と同じだったため共に帰路についていた。

 

「ねぇ、さとる」

「ん、どうしたんだ?」

「せっかく午前中で講義終わって家に戻っても曜たちもいないんだし2人で買い物でも行かない?」

 

なっ……なん……だと?こ、これがデートのお誘いってやつですかぁっ!?しかもお相手はあと果南様ですとっ!?

 

「行こう!いますぐいこう!」

「それじゃあ決まりだねっ♪」

「おう!まずはもう昼だし飯でも食いに行くか?」

「うんっ!そうしようか♪」

 

 

 

 

やってきたのは大学近くにある落ち着いた雰囲気の食堂だ。

「この店なかなかお洒落だね」

「あぁ、ここの店長が叔父さんの知り合いでな。俺が中学生の頃からよくお世話になってたんだ」

「へぇ〜、それは彼女さんとのデートかなんかかな?」

「いやいやいや!生まれてこの方彼女なんていないよ」

 

というか果南たちとシェアハウスすることになる以前に女子と話した記憶がない……。このまま30になって魔法使いになるんじゃねぇか?

 

「おっ♪じゃあこれが初デートかな?」

「からかうのはよしてくれ……。とりあえず中入ろうぜ」

なんでこう恥ずかしいことを堂々と言えるかな……。これが顔面偏差値が高い人との格差か...。

 

「うーん、別にからかってるわけじゃないんだけどなぁ……((ボソッ」

「お?なんかいったか?」

「いや、なんでもないよ。早く行こっ!」

どうしたんだ?いつもより顔が赤かったような……まぁいっか。

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ〜……って聖流じゃねぇか!久しぶりだな!」

「あぁ、久しぶり茂雄さん」

この人は野平茂雄さんといって俺の叔父さんの後輩に当たる人物だ。

年齢は二十代後半で中肉中背。いつも黒い帽子とマスクを欠かさない。

……ここだけみるとただの不審者情報じゃね?

 

おっほん……とにかく俺が中学生の頃から懇意にしてもらっていて頼れる兄貴分のような存在だ。人当たりもよく俺は基本タメ口で接している。

 

「で、そちらの彼女さんはどうしたんだ?……あ、もしかして若気の至りとか言ってあることないことやっちゃった感じ?」

 

なにを言ってるんだこのおっさんは。若気の至りとかそんなのリアルが充実してらっしゃる言葉であって俺なんかが使うような言葉じゃない。

 

「そんなのじゃないよ。ほら果南も何か言ってやれって」

「彼女……あることないこと……それって...ブツブツ」

「おい、どうしたんだ果南」

なんかおかしいな。いつもより考え事してる時間も多いし……。

 

「おいおい、聖流マジでこんな美人さんとやっちゃったのかよ!?」

「だから違うって!おい、ほんとにどうしたんだ?」

「あっ……いやなんでもないよっ!」

「そうか?それならいいんだが……」

なんか不安だな……。

 

「ま!とりあえず2人とも席座って落ち着け。久しぶりに会ったし俺がご馳走してやるよ!」

 

「茂雄さん……ほんとにいいのか?」

たしかこの店も固定客は多いがそんなに羽振りは良くないはずだ。

 

「おうっ!俺とお前の仲だ、気にすんな!」

ほんとこういうところはかっこいいよな…。

 

「じゃあお言葉に甘えて。俺はこのカルボナーラとホットコーヒーで」

「私はあさりのクリームパスタと紅茶でお願いします。」

「あいよっ!」

 

 

 

 

 

 

 

「……どうしようかな、、((ボソッ」

「ん、果南?どうした?」

「いやっ!なんでもないよ!あはは……」

ほんとに今日の果南はどうしたんだ?

 

「果南、なんかあったのか?」

「ほんとに何も無いからっ!気にしなくていいよ!」

またなんか誤魔化そうとしてる。やっぱりなんかあるはずだ。

 

「なぁやっぱり──「はいっ!お待ちどうさま!ご注文の品だぜ?」

 

「あっ!きたよ!早く食べようよ♪」

「あ、あぁ……」

くそぅ、タイミング悪いなこのおっさん。空気読んでくれよ……。

そういった冷たい視線で茂雄さんをみると

 

「(・v‐)✡」

いや、マジでウィンクとか要らないから。サムズアップもせんでええわ。さっきかっこいいと思った俺の純粋な心を返してくれ。

 

 

 

「ん、上手いな!このカルボナーラ!」

やっぱりこの味は昔から変わらない。相変わらず麺のゆで具合も最高だ。

「だろ?嬢ちゃんの方はどうだ?」

「はいっ!とても美味しいです♪」

「そうか!それなら良かったぜ」

たしか果南が頼んだのはあさりのクリームパスタだったか?

 

「そのパスタ俺食ったこと無いな……果南、一口もらってもいいか?俺のも一口やるからさ。ほれ!」

そう言って俺は果南にカルボナーラを巻いたフォークを差し出した。

 

「えっ……//」

あれ、どうしたんだ?

 

「あっ……そっか。悪かったな、俺が口つけたものだし嫌だよな」

やべぇ、危なくリア充コースに突入するところだった……!こんなイベントは俺にはまだ早い。俺は30までDTを貫いて魔法使いに転生するんだ!

 

「いや、その……」

あれ、そうじゃないのか?

 

「あ、もしかしてカルボナーラ好きじゃなかったか?」

「いや、そういうわけでも……いや、あんまりカルボナーラは好きじゃないんだよねっ!」

 

やっぱりそうだったか。俺にもエスパーの才能はあるかもしれないな。うん、絶対あるわ。

 

「はぁん、なるほどねぇ……」

「どうしたおっさん、独り言が大きいと気持ち悪いぞ?」

「いいや、なんでもねぇよ」

ほんとにどうしたんだ?果南もなんか調子がおかしいし……

うーん、気にしてても仕方ないか……

 

「果南、じゃあ一口もらってもいいか?」

「いいよ!それじゃ…はい、あ〜ん……//」

 

………………え?まじで?

 

「ほら、早くしてよ……//」

おいおい!?ほんとにいいのか?!あの果南があ〜んしてくれているだと……?我慢出来るわけがなかろう。

 

「そ、それじゃあ遠慮なく……パクッ」

「ど、どう……?」

味なんか感じられねぇ……!強いて言うなら幸せな味がする……。

 

「お、美味しいよ!」

「ほっ...良かったぁ〜……」

これがリア充の気分か……。悪くない、むしろ最高すぐる!

 

 

「いやぁ若いってのは良いもんだねえ…。というかそれ作ったの嬢ちゃんみたいになってるけど実際に作ったの俺だからな?」

 

だまれおっさん。これは果南が作ったんだ(錯乱)!異論は認めない!

 

 

 

 

 

 

ふぅ〜……食った食った!こうも上手いと毎日でも通いたくなるな。

「じゃ、食い終わったことだしそろそろ行くわ」

「はいよ、お粗末さん!」

「茂雄さん、ご馳走さまでした」

「おう、また来いよ〜!」

 

 

 

そんじゃあ買い物、行きますか!

 

 

 

 

 




元々はもっと違う展開にする予定だったんですがこういう展開もアリかな……と思いまして。

もしかしたらあと2話この話をやるかも……。
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