空に輝く星のように   作:さとそん

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みなさんこんにちは!さとそんです!
先日ついに総合評価が252(にこにー)を達成しました!この調子で投稿頑張りたいと思いますっ!

そして大事なお知らせです!
この度同じくハーメルン作家の5代目流星号(仮)の鍵人さんが主催の「ラブライブ!~僕らの軌跡0→1~」に参加させていただくことになりましたっ!詳しいことはまた後日お知らせいたしますのでぜひ読んで見ていただけると嬉しいです!
僕の他にも僕が大好きな作家さんが多数出品しておりますのでどうぞご覧ください!


だがしかし

「え、今なんて……?」

 

「いや、だから変化球は捨てようぜって」

 

 

「「「「「なんで!?」」」」」

 

ふーむ。なにが不満なのだ?別に打てない球を無理して打たなくてもいいんじゃね?

 

「そうだな……じゃあお前ら、アレを見てみろ」

「「「「「あれ?」」」」」

 

やっぱりこういうのは実際に見てもらった方がいい。ということで現在絶賛バトル中の津島善子たんを例にとって見てみよう。

 

 

 

 

 

 

「これが堕天使の力よっ!」ブンッ

「ストライクーっ!バッターアウトぉぉーっ!」

 

「なっ……!?……こ、これがあなたの能力だというの?自在にボールを操る能力がこんなに強大だなんて知らなかったわ……!」

 

 

 

「「「「「「…………」」」」」」

 

 

ほらな?こういうことだよ。

 

 

 

「いいか?みんなこうならないように変化球は打たなくていいからな?」

 

 

「そんな言い方しなくてもいいじゃないのよっ!」

あ、善子もう戻ってきてたんだ。さては恥ずかしかったから急いで帰ってきたんだな?

 

「まぁまぁ、そんな怒りなさんな。後はこいつらに任せとけって!ほら、今打席に立ってる千歌だって……」

「うぅ〜、よいしょーっ!」カキン

 

ボテボテ

 

「サード!海未!」

「任せてください!せいっ!」

「アウトぉーっ!」

 

 

……あれ、話伝わってなかったのかな?いま初球から変化球に手出してたよね?

 

 

 

「う〜……打てると思ったんだけどなぁー」

そんなことを言いながら千歌がベンチに向かって歩いてくる。

 

「千歌」

 

「な、なんでしょうか?」

 

「あとでOHANASHI☆しような♪」

 

「ちょ、ちょーっとそれは勘弁して欲しいというか……」

 

「しようなっ♪」

 

「はい……」

 

よし、これで千歌は良しとしよう。まぁ別に打ってもいいんだけどね?ある程度の指示には従って欲しいが自由にできない野球なんてクソも面白くないと俺は思ってるし。ただその分責任も負わなきゃいけないけどな。

 

 

「そんじゃ、切り替えて守備につこうぜ!先に言っておくがここからは例の作戦は使えないからな?」

 

「「「「「「「「はいっ!」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

さて、一番の凛ねぇに打順が戻ってきたか……。

相手さんはどんな作戦を立ててるんだろうねぇ……。

 

「せいっ!」ビシュッ

 

まぁまずはアウトローに直球。定石だな。

 

「にゃーっ!」カコン

 

……なっ!?

ドラックバントだと!?しかも絶妙な位置に転がしてきた……!

 

ドラックバントとは左打者がファースト側に少し強めにバントすることを指す。打球をファーストが取らなければならないためピッチャーかセカンドがファーストからの送球を受けなければならないのでその分送球が遅れてしまう。

 

更にこちらはまだ最近野球を始めたばかりなのでベースカバーなどの慣れてなければ難しい動きなど到底できない。

 

 

と、言うことは──

 

「セーフにゃーっ!」

 

先頭打者を出してしまったな……。しかも一番厄介な足の速い凛ねぇを。

これは盗塁警戒だな。曜もこちらを軽く見て支持を仰いでいるのでアウトコースに少し外すように指示を出す。

 

 

「にゃーっ!」ダッ

予想通り!凛ねぇは果南が投球モーションに入ると同時に二塁ベースへ向かって駆け出す

 

「ふっ!」ビシュッ

よし、ナイスコースだ!曜の肩なら盗塁を防げるはずだ……!

 

カキーン

 

なに……!?打ってきただと?ちっ……エンドランかよ!

 

にこさんが打った打球は盗塁阻止のためにセカンドのベースカバーに入ったルビィちゃんの横を通り抜けていき右中間へと転がる。それをライトの梨子ちゃんがキャッチする。

 

くっ……これは凛ねぇの脚なら三塁まで到達されちまうな。

 

「おーい、梨子ちゃん!落ち着いて送球していいよ!送球ミスだけはしないようにね」

「はい!」

 

よし、これでノーアウト一三塁……って、え?

 

「凛ちゃーん!そのまま回ってホームまで帰ってきてー!」

「任せるにゃーっ!」

 

一塁を出発した凛ねぇは二塁、三塁ベースを蹴りそのままの勢いでホームベースへと向かって走っている……!

 

「梨子ちゃん!ルビィちゃんも!急いで曜に送球するんだ!」

 

おれは咄嗟に梨子ちゃんとその球を受け取ったルビィちゃんへ指示を出す。

 

「えっ?……あっ!」

 

少し遅れてルビィちゃんがホームにいる曜へとボールを投げる。

凛ねぇはもうすぐホームへ帰ってきてしまう。

 

そして曜がボールをキャッチしタッチしに行くと同時に凛ねぇがタッチをくぐり抜けるようにホームベースへと突っ込んでくる……!

タイミングは際どいぞ……?どっちだっ……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セーフ!セェーーフっ!」

 

くっ……!少し遅かったか……。

 

気づけばこのやり取りの間にバッターのにこさんも二塁へと進んでいる。抜け目ないなぁ……。

 

やばいな、ノーアウト二塁か……。しかも1点返されてしまった。今のは安全に行こうとして油断していた俺のミスだな……。

 

「すまん、今のは俺の判断ミスだ!ここからしっかり守っていくぞ!」

 

ベンチの中から大声でみんなに向かって叫ぶ。先程までは皆、悔しそうな表情を浮かべていたが今はしっかりと前を向いている。

だが……

 

 

「世の中そんなに甘くないわよ?」カキーンッ

 

 

「…………!」

 

 

 

後に続く絵里さんの打球は高々と上がり、やがて──

 

 

 

 

 

 

「ホームラァーンっ!」

 

 

フェンスを超えて行った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回の投稿は「FallenAngel!」の予定です。あくまで予定です←念押し
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