──野球編完結でございますっ!
いやぁ〜ここまでほんっとうに長かった!
まず試合やるまでが長かった……(笑)
まぁ前書きはこの辺にしてそれでは野球編最終話をどうぞっ!
※あとがきにて超超重大発表があります。絶対に読んでください(念押し。フリじゃないですよ?)
~果南side~
最終回、ツーアウトランナー1・3塁。
バッターは前の打席でホームランを打っている5番の絢瀬絵里さん。
この人を打ち取ればここで私たちの勝利が決まる。
でも逆に打たれてしまうと私たちが負けてしまう。
いや、そんなことを考えても意味は無いか。今考えなければならないのはどうやって絢瀬さんをアウトにするか、ただそれだけだ。
ふぅ……、よしっ!大丈夫、もう緊張は取れた。
落ち着け。投げ急ぐな。周りを見ろ。みんなを信じて。仲間を信じて。自分を信じて。
曜の構えたミットに向かって私はただ思い切り腕を振るうだけだ……!
☆☆☆
~曜side~
わざわざみんなを集めておいてアドバイスが「楽しめ!」だなんてお兄ちゃんには1本取られたよね……あはは♪
でも確かにその通りだよ。だってさっきまであんなに緊張してたのに今はすっごく楽しいんだもんっ!
私は果南ちゃんを信じてミットを構えるだけ。
絢瀬さんにはさっき初球のストレートをホームランにされてるからね……。
本当なら変化球投げたいんだけど残念ながら持ってないからなぁ〜。
ということで初球から強気のリードで……!
~果南side~
あはは……さすが曜だね。いきなりさっきホームランを打ってる人に対してインコースを攻めるだなんて……。
でも確かにこの人を相手にするにはそれくらいの賭けをしないと勝てないか。
大丈夫、いつも通り投げるだけ。打たれてもいい、後ろにはみんながいる。
「ふっ!」ビュン
私の投げた球は曜の構えたミットをめがけて一直線に軌道を描く。
──しかしその途中
「せいっ!」カキン!
絢瀬さんが振ったバットに阻まれる。
「ファールっ!」
打球はサードを守る千歌の横をライナーで通り抜けてファールになる。
強い打球だったので一瞬ビクッとしたがとりあえずこれでワンストライクだ。
もう1度心を落ち着かせて投球フォームに移る。
次に曜がミットを構えた場所はアウトコースのギリギリのところだ。
「ふっ」ビュン
先ほどより少しだけ外に脚を開いて一気に体重をボールに乗せる。
「ボール!」
際どいコースに決まったが審判の判定はボールだった。
これでカウントはワンボールワンストライクだ。
次のボールによってはだいぶ相手の立ち回りも変わるのでとても重要な一球になる。
よし、次の球も慎重に……、、
落ち着け。そう自分に言い聞かせてボールを投げる。
「せいっ!」ツルッ
しかし投げた瞬間──
「……あっ!」
ずっとこの中で投げていたせいか、出ていた汗が手に持っていたボールを滑らせる。
やばい、このままじゃ──打たれる……!
「ふんっ!」カキーン!
甘く入った球はバットの芯で捉えられ空高くへと舞い上がっていく。
打球の方向はレフト方向。その打球が向かっているさきには
──レフトを守る花丸がいる
~花丸side~
うわぁ〜ほんとに打球が飛んで来ちゃったずらー!?
ぜ、全然足が動かないずら……。
前?後ろ?
「ずらまる、後ろよ!まだ急げば間に合うわ!」
どっちに動けばいいかわかんなくてオロオロしているとセンターを守っている善子ちゃんから指示が出る。
善子ちゃんの指示通りに後ろへと走りつつ打球を追っていく。
そして段々こちらへ迫ってきているボールに向かってグローブを差し出す。
「届けぇ〜っ!」
さきほどの打席での悔しさをぶつけるように叫びながら必死に手を伸ばす──。
「パシッ」
☆☆☆
「ゲームセット!5-4でAqoursの勝利ですっ!お互いに礼!」
「「「「「「ありがとうございましたっ!」」」」」」
ふぅ……ギリギリの試合だったな。
それにしてもあのμ'sに勝てたのか……。
そうして悦に浸っていると試合後の礼を終えたみんながベンチへと帰ってきた。
「みんなお疲れ様!それと──優勝おめでとうっ!」
「あはは、ありがと♪それにしても花丸、最後の打球よく取れたね」
俺の労いの言葉に対し果南が答える。
確かに最後のずら丸ちゃんは凄かったな……。
後ろ方向への難しい打球だったが懸命に走って手を伸ばし見事にボールをキャッチしたのだ。
「いやいや、最後は善子ちゃんが助言をくれたから取れただけずら」
果南が褒めると花丸ちゃんは少し照れくさそうに顔を赤らめて言う。
「ま、まぁ?ヨハネにかかればこんなものよ」
「善子ちゃんありがとずらっ♪」
「よ、善子ゆーなっ!」
そして善子とずら丸ちゃんはいつものやり取りをしている。
あぁ……尊い。めちゃくちゃ微笑ましい。俺も混ぜてほしい。
「さて、そろそろ俺たちは帰らなきゃ帰りの飛行機間に合わねぇぞ?」
俺、果南、曜、千歌、梨子ちゃん、侑人の6人はもうすぐ北海道に帰らなければならないのだ。
ちなみに今が16時で帰りの便が18時なのでそろそろ向かって準備をしなければならない。
「名残惜しい気もするけど……そうだね、そろそろ帰ろうか!」
「ヨーソロー!それじゃまた会おうね!」
「みんな、じゃあねっ!」
「みんな身体には気をつけてね……。それじゃあさよなら!」
「「「「「バイバーイっ!」」」」」
ザッザッ
するとみんながお別れの挨拶を告げる中後ろからたくさんの足音が聞こえてきた。
振り返るとそこには──μ'sの面々がいた。
それも鬼のような形相で。
あれ、これってもしかしてやばいやつ……?
なんかみんなこっち見てニコニコしてるし。目は笑ってないけど。
「おい、お前ら!早くここから逃げるぞ!そうしないと俺の命がやばいっ!」
「そんなの無駄にゃ」
「っ!?」
みんなに声をかけて走り出そうとするとなぜか一瞬のうちに凛ねぇが目の前で仁王立ちしていた。
「え、え〜っとぉ……なんの御用でせうか……?」
「ウフフ、惚けても無駄よ。もうおクスリの準備は出来てるのよ?」
更に凛ねぇの隣には真姫さん。
「よくも私達を辱めてくれたわねっ♪」
そしてもう一方には絵里さんが立っている。
や、やばいっ!囲まれたっ
「おい、そこで見てないで誰か助けてくれよっ!」
すかさず俺はAqoursの面々に助けを求める。……が、
「さ、さーてそろそろ帰ろっかぁ〜」
と、果南
「うんうん、飛行機遅れちゃうしね〜」
と、曜
「は、はやく家に帰りたいしねぇ〜」
と、梨子ちゃん
「あー、私まだ課題終わってないんだったー」
と、千歌。
……お前はそれ本音だろ。
「ほ、ほらルビィ、早く帰らないとお父様が怒るわよ?」
「え、で、でもこのままじゃ……」
「いいのよ、アレはもう仕方ないことなのです」
と、黒澤姉妹。ルビィちゃんまじえんじぇー。
だけどダイヤ様酷すぎる……。
「そ、そろそろヨハネは魔界へと戻るわ」
と、善子。
「ま、マルはお寺の掃除あるし……」
と、ずら丸ちゃん
「さぁ早く帰るデースっ!」
と、マリー。
お前ら……この、このぉ……!
「薄情者おぉぉーっ!」
「さぁっ、みんな行くわよっ!」
「「「「「「「「「ヤーっ!」」」」」」」」」
そして絵里さんの掛け声に合わせて全員が特攻してくる。
「ちょっ、まっ!確かに情報流したのは俺だけど直接言ったのは曜じゃんっ!……っておい!曜、お前逃げてんじゃねぇぞっ!」
「問答無用っ!覚悟ぉぉおーっ!」
「ぎゃあぁーっ!?ちょっ、なにそれ餡子っ!?いや、かよねぇおにぎり顔面に投げないで!あ!?いまなんかチクってした!なんか力抜け……ぎゃあああーっ!オヤツだけは勘弁してくださいいぁーっ!」
そうして先程まで白熱した試合が繰り広げられていたグラウンドに一人の男の絶叫が鳴り響いたのだった。
さて、その超超重大発表ですが。
──申し訳ありませんっ、この「空に輝く星のように」を凍結しますっ!
考えに考え抜いた結果です。
しかしご安心くださいっ!
何度か以前にもお話しましたがこの話は終わりません。
「空に輝く星のように」は終わりますがその続編を書きます。
事情は色々あるのですが(これは自分のプライベートに関わる話ですのでお話できません)この話の続きを主人公の名前・タイトル・その他を変更して書きますっ!
次に書く物語の時系列は「空に輝く星のように」の最終話(今週には出そうと思います)の直後からです。
そして「空に輝く星のように」は削除はしません。このまま残しておきます。もし良ければこれを機に読み返してみてください(笑)
恐らく僕の文才の成長がわかると思います←
なにか質問があれば感想お待ちしております。
次のタイトルは最終話のときにお知らせしますので!
すいません、長文になりましたがこれからもさとそんを宜しくお願いしますっ!