空に輝く星のように   作:さとそん

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今回は番外編、というより過去編みたいなもんですね。オリ主とスクールアイドルの出会いを書きました。けっこう時間が飛んだりするのでわかりづらい点もあるかと思いますができるだけ手直しした結果がこれです。そこはこれからの問題点ですね……
それではスタートです


番外編
スクールアイドルとの出会い


「それじゃあ行ってくるにゃー!」

 

「行ってらっしゃい、気をつけてな」

 

何年ぶりだろうか、姉のあんなに女の子らしい姿をみたのは……

 

あれは俺が中1の頃...

 

プルルル

「はい、もしもし星空です。」

「久しぶりだにゃー!凛だよ!」

「あぁ、久しぶり凛ねえ」

「あのね、凛これから高校の先輩やかよちん達と"スクールアイドル"はじめるんだっ!」

「スクールアイドル?なにそれ?」

「えぇー!さとちゃんスクールアイドル知らないの!?」

「ごめん、凛ねえ。まったく聞いたことないな」

「じゃあさじゃあさ!今度ライブの動画アップするから観てみてよ!」

「ライブ?なに、凛ねえが歌うの?」

「そりゃあアイドルだもん!歌うに決まってるにゃー!」

「そりゃあそうか、分かった今度ネットでみてみるよ。」

「うん、ありがと!」

とはいえ今はまだ部活で忙しいしな……まぁ暇なときでもみるか

 

 

 

 

 

「すげぇ、これがスクールアイドル……!」

初めて見た曲は『僕らのLIVE 君とのLIFE』

ノリのいい曲調と元気なダンス。そしてなにより輝いている笑顔……

そこに俺はだんだん惹かれていった。

 

それからは気づけばスクールアイドルの大ファンになっていた。μ'sが一番好きだったが他のスクールアイドルも欠かさずチェックしていた。そんなとき出会ったのが<Aqours>。俺が高一の時だった。

 

 

 

 

 

「お、このグループ可愛いな。ほぇ〜、これでアクアって読むのか」

ドタドタ ガチャ

「た、大変!大変だよー!」

「ちょ、どうしたの花陽ちゃん、それに凛ねえも」

「今度東京で全国からスクールアイドルがくるライブがあるんだよ!だから一緒に行かない?」

「え!?ほんとに!?いくいく、絶対行くっ!」

「やったぁ!これ出場するグループのリストだよ、どーぞ!」

「ありがと、どれどれ…………え!Aqoursいるじゃん!」

 

まじか。興味を持った矢先にこれとかめっちゃついてるな、俺

 

「あ!さとくんもAqours注目してるの?良いよねぇあの綺麗な歌声に元気なダンスに輝いている感じとか!」

やっぱり花陽ちゃんはアイドルの話になると性格変わるな……

「うん、さっきまで動画も見てたんだよ」

「さとちゃんはどの娘がタイプなの?」

「ちょ、凛ねえ……まぁいっか。おれは果南ちゃんだな。スタイルいいし可愛いし」

「「へぇ〜、こういう子がタイプなんだ」」

「……なんでそんなジト目でみられてんの?」

「「べっつにー」」

「まぁいいや、そのライブっていつ?」

「来週だよ」

「ん、わかった。誘ってくれてありがとね」

「うん!私もさとくんと凛ちゃんと一緒に行けて嬉しいよ〜。真姫ちゃんは勉強忙しいって言うし……」

そりゃそうだ、あの人医学部だろ?

「それはしょうがないよ、それじゃあまた今度、よろしくね。」

「あ、そうだ!さとちゃん、今日お母さん達帰ってこないらしいから家事とかよろしくにゃー!どーせ暇でしょ?」

 

……このくそ姉貴が。パンツ投げ捨てといてやろうか?

まぁ凛ねえに家事なんかやらせたら家がめちゃくちゃになるしな。

 

「わかったよ。」

「晩ご飯もよろしくねー!」

「了解。」

あいつにはラーメンでも食わしとけば文句は言われんだろう。

「はいはい、わかったよ。」

 

 

 

 

 

そして、1週間後。

「お、次はAqoursか。」

会場はすでに熱気に包まれている。

年上2人組なんかペンライト四本持ちして大熱狂している。周りにひかれてんぞ?

 

「「「「「わぁーーー!」」」」」

ついにAqoursが登場した。……あれ、あの金髪の子、マリーと言ったか?歩き方がおかしいな。必死に隠しているようだが俺にはわかる。怪我で好きな野球を引退したわけだしな。果南ちゃんもそれを気にしてるようだ。

 

 

ザワザワザワ

周囲がざわめいている。理由は簡単、曲はかかっているのになにもしないからだ。そして舞台裏へと戻っていった。

「どうしちゃったんだろう?」

「緊張して歌えなかったのかにゃ?」

……なんとなく予想はつく。たぶんマリーの怪我...それが心配で歌わなかったのだろう。それだけではないのかもしれないが……。

 

周りの人々は「ちゃんと歌えよ」などと言っているがそんなの気にしない。むしろおれはそんな優しい彼女──果南ちゃんにますます惹かれていた。

 

 

 

 

それからというものAqoursはの話はあんまり聞かなくなった。

風の噂によると解散してしまったとかなんとか。

 

 

 

2年後

 

「ふぃ〜〜、今日も疲れたぁー。」

ピロリン

ん、侑斗からか。

『最近でてきたAqoursってグループ知ってるか?』

……は?こいつはなに言ってるんだ?Aqoursは2年前に解散しただろ。

『いつの話をしてるんだ?Aqoursはもう解散したろ?』

『いや、それが人数増えてまた再開したんだよ。1回観てみ?』

『なに!?ちょっ、確認してくる!』

まじか!嬉しすぎて発狂しそうだ!

 

 

「Aqoursっと……お!ほんとだ!」

久しぶりにみたAqoursのライブはとても素晴らしかった。曲の名は『未熟DREAMER』センターは果南ちゃんだった。人数も増えて舞台が華やかになったし衣装も和服らしさがあって可愛い。そして歌詞がAqoursのこの2年間のことを歌っているようで……気づけば涙がこぼれていた。

 

 

それからはAqoursの大ファンになっていた。

 

 




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