~8月1日 0時0分~
「お誕生日おめでとう、千歌。」
「ありがとう悠之くん!」
「んで、今年の誕生日プレゼントは…」
「おぉ~♪2年ぶりの誕生日プレゼント楽しみ~♪」
「…家に忘れてきてしまいました!」
「え…えぇー!?そんなぁ~…」
「…ほりゃ!」バサっ
「うわっ!?」
悠之くんに何かを深くかぶさせられ、前が見えなくなる。
「み、みえないよ~!」
「それ、取ってみて。」
「う、うん。」
頭にかぶさせられた物を取ってみる。
「ほわぁ~♡可愛い麦わら帽子だ~♪」
「誕生日プレゼントだよ。」
「ありがとう~♪…って!ちゃんと持ってきてあるじゃん!!」
「あはは…どんな反応してくれるかなって思っちゃってな。」
「もぅ一!」
「はい、あとこれも」
今度はちゃんとしたラッピングに包まれたものを私に差し出す。
「何かな~何かな~ふふっ♪」
包装を解く…
「わぁ~今度はサンダルだ~これも可愛い♪リボン付きでとっても可愛いよぉ~♡」
「リボンの色、水色とか黒とかいろいろあったけど、やっぱりオレンジ色が千歌に一番似合うかなって。」
「うん!とっても嬉しい♪やっぱり悠之くんのくれるプレゼントは最高だよ~♡」
「そっかそっか…喜んでくれて良かった。」
千歌が嬉しそうにプレゼントを受け取ってくれるのでなんか安心した。
「えっへへ~明日使うの楽しみだな~♪」
「……」ギュッ
「ゆ、悠之くん?もぅどうしたの?」
「いや…こんなにも喜んでくれるから…なんというか…嬉しいというかさ。」
「も、もぅ…悠之くんも甘えんぼさんだなぁ~///」
「千歌の性格が移ったかも。」
「むぅ~それって千歌が子供っぽいってバカにしてるでしょー!」
「してないよ?」
千歌を抱きしめるのをやめて、自分の方から押し倒すように千歌の顔を見つめる…。
「いつも可愛い顔と声で俺のところに抱きついてくる千歌の事が好きだよ。」
「ふぇっ?」
「子供っぽいって思ったら時々見せてくれる色っぽい表情も好き。」
「……///」
「一緒にお出かけに行った時の無邪気な笑顔や、美味しそうに食べる千歌の笑顔も好き。」
「うぅ……///」
「疲れた時とかに癒してくれる母性的な……」
「も、もうやめて…///」
千歌が顔を赤くしながら目をそらす…
「それ以上言われたら…恥ずかしくて…悠之くんの顔が見られないよ…。」
「…可愛い。」
「も、もぅわかったから…///もぅ…」
『悠之くんのバカぁ…///』
「……」
無意識に 千歌のお腹に触れる…千歌が「んっ…」と吐息を漏らす……その甘い声が俺の理性をあっさりと吹き飛ばしてしまった。
「んっ…あっ…///」
千歌が自分の口元を手で抑える…。
「どうして…声を抑えるの?」
「だっ…だって…みとねぇやしまねぇに…聞こえちゃ…恥ずかしくて…///」
「じゃあ…やめる?」
千歌の太ももを下から上へなぞるように触れていく。
「んぅっ…///ひゃ…やめ…ないで…♡」
色っぽい顔をして俺の顔を見つめる…。
これだ…いつも千歌のこの表情で自分が何をしているのかが分からなくなる…。
千歌のワンピースの肩の辺りから少し脱がし、千歌の胸が露出する形になった。
相変わらず綺麗なピンク色をしている…
「そ、そんなにジロジロ見ないでよ…///」
「…千歌ってさ、ほんとに大きいよね…大学生になってからまた大きくなった気がする。」
「だ…だって悠之くんおっぱい…///たくさん触るから…///」
確かに俺が触っているのもあるかもしれないけど、胸だけじゃなくて身長も高校生の頃よりも大きくなっている気がする。
だから、より身体も大人っぽくなっていっている。
「ね、ねぇ…悠之くん…」
「ん?」
「もっと…触って…♡」
「…あぁ。」
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「ねぇ…しまねぇ。」
「ん~?2人のこと?」
「うん…若いって凄いね。」
「ほんとよね~ねぇ?お母さん?」
「そうね、夜は若い2人に任せて、朝になったら千歌ちゃんの誕生日を祝ってあげましょ。」
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~夕方~
「どうどう?似合ってるかな?」
「あぁ、とっても可愛いよ。」
千歌が浴衣を着て嬉しいそうにはしゃぐ…今年の千歌は髪が長いので、また違った雰囲気が良い感じに雰囲気が出ている。
「じゃあ、行こうか。」
「うん♡」
千歌の手を少し強く握って歩いた。
今年は二人きりで夏祭りに出かけられる。おととしは曜と梨子もいたけど、今年は千歌と2人だ。初めての夏祭りデートなんだ。
きっといい思い出になりそうだ。
「ちょっと早く来たのにもう人がたくさん~」
「やっぱりみんなも祭りを楽しみにしてたんだろうな。」
「あ、悠之くん見てみて!」
千歌がわたあめの屋台に引っ張っていく。
「わたあめ一緒に作ろ?」
「おぉ~こうやって回す機械はまだ残ってたんだ~」
割り箸でくるくる回していくうちに綺麗なわたあめができた。
「はむっ…んっ~!あま~い♡悠之くんも1口いる?」
「ん?俺も千歌も同じ味じゃなかった?」
「いいから、いいから♪ はい!」
「あー……甘いな。」
「わたあめだもの♪*」
「ふふっそうだな。」
「そうだ!今度は悠之くんの好きな大判焼きを買いに行こう♪」
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
あれからたくさんの店に回った…そして、そろそろ花火が打ち上がる時間帯になった。
「よしっ、ここなら花火を見ながらご飯も食べれそうだな。」
「あんまり人もいないしちょうど良さそう♪」
一緒に座って花火を待っていると丁度いいタイミングで打ち上がった。
外に出て花火を見るのはほんとに久しぶりだ…そしてとても綺麗だ。それにいつもよりも特別な雰囲気にしてくれる。
それはきっと大好きな人がそばに居てくれてるから…なのだろう。
「ほわぁ~…綺麗…ねぇ悠之くん。」
「ん?」
「今日は一緒に来てくれてありがとう♡」
「あぁ、それはこっちも同じだよ。ありがとうな。」
「その…こっちみて?」
「ん?」
千歌が俺の顔を触れながらじっと見つめる…。
「これからも…私のことを好きでいてくれますか?」
「もちろん、約束するよ。」
ためらわずに答える。
「ごめん…急に約束事なんか言っちゃって…」
「ううん、きっとこれからも2人で生活していくうちに、約束事はたくさん出来てくると思う。だけど…その約束事の中で楽しく生活して行ければ俺はそれでいいと思う。」
「だから…俺からも約束させて?」
『俺も…千歌の事をずっと愛しています。』
もぅ…どうしていつも私の心を動かしてくれるようなことを言ってくれるんだろう…。
高校生の頃からずっとそうだ。貴方はずるい…でも、その貴方に心を引き寄せられて今はここにいる。
「悠之くん…キス…させて?」
「うん。」
もう今の私には人の目なんて何も気にならなかった。ただ、ただ悠之くんの事が大好き。
そんな自分の欲に囚われながら悠之くんにキスをした。
どうしてだろう…いつも私はキスをする時、本当は恥ずかしくて目を閉じるのに、私が目を開けると、悠之くんはちゃんと私の顔を見ていてくれている。
だから今日こそは…目を開けて、悠之くんの顔を見る……あれ?悠之くんは今日は目をつぶっている。
なんでだろう?外だから恥ずかしかったのかな?
「千歌…ちょっと恥ずかしかった。」
「…そんな顔してた。」
「悠之くんからも…きて?」
「うん…」
千歌にキスをした瞬間…またひとつ大きな花火が上がった。
「ありがとう…悠之くん。」
「大好き…だよ♡」
私はそう言いながら、悠之くんの手に自分の手を添えた。
.*♥Happy Birthday ♥*.