第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今回から次々と別れたメンバーについて物語を追っていきます。
まさか風呂に入ったらすぐに寝て投稿を忘れるとは…すみません。
ダンガンロンパv3 のネタバレ多いのでご注意!それではどうぞ、


襲来!!1999

 

ー99年世界ー

ーUAOH基地ー

 

僕の名前は最原終一。

僕たちはある場所にて殺し合いをさせられていたんだ。

たった16人しかいない学校でそれぞれ超高校級の才能を持つ者として殺し合いを強要させられていたんだ。

一人、また一人と仲間は減っていき…僕と残り二人の3人しか生き残れなかったんだ。

そして、ある事実を知った僕らはその学校から脱出して、そして辿り着いたのがここであった。

 

最原『というわけなんです。』

 

僕はこの事実をそこにいた三浦と神崎という人に話した。

二人とも驚いていたが信じてくれた。

ま、ここのことも聞いて僕たちはびっくりした。

スーパー戦隊という存在と脅威となる敵の存在…だが、少なくとも僕たちは仲間同士で殺し合うこともない。

それだけでも学校を出た意味がある。

この三人だけでこれから生きることに問題ないといったら嘘になるから…

それにこれから僕たちは僕たちになるんだ。

そのためにも少しでも頑張らないといけないと思っていたからこのような話しは嬉しかった。

 

すみれ『なるほど…大変でしたのね。ま、ともかく当面はこの世界で暮らしたらいいと思いますわよ。三浦さんは大丈夫ですか?』

 

三浦『まあ大丈夫だとは思います。戸籍とかそういうのもこの世界だと申請さえすれば異世界の人間でも大丈夫です。』

 

最原『ありがとうございます。』

 

すみれ『で、そちらのお二人さんの名前は…』

 

春川『春川魔姫…肩書きは超高校級の暗殺者ってことになってる。』

 

夢野『うちは夢野秘密子…超高校級のマジシャンじゃ。』

 

三浦『探偵に暗殺者にマジシャンか…なるほど君たちの才能はよくわかった。そっちの世界のこともわかった。しかし…君達はこれからどうしたい?この世界に頼るべき人物がいないのならば我々の組織に入ってみるかい。』

 

春川『私達に殺しをやれと…』

 

三浦『もちろんそんなことはさせない。ただ…最原君には敵の行動分析を夢野君には敵の出鼻を挫く仕掛けを春川君にはこちらの訓練を行っていただきたい。我々の一番の敵は機械帝国バラノイア!』

 

春川『機械帝国バラノイア…相手はロボット…そうなの…なら、構わない。相手が侵略者なら私も容赦なく戦えるから…もしもの場合はね…』

 

三浦『それはやめたほうがいい。一般兵だけの対人戦だけでもきついはずだ。それに君達が直接手を出すのは…』

 

夢野『確かにうちらは友達同士で殺し合いをした…じゃが!今度のその戦いは人を守るための戦いじゃ!協力はおしまん!』

 

三浦『わかりました。しかし、あなた方にはここで生きて行くためにもまずは戸籍の準備やらがあるので役所へとご同行お願いします。』

 

最原『はい、よろしくお願いします。』

 

三浦『あ、神崎さん。あなたには私が出ている間、星野吾郎からこの世界のことを教えてもらってください。少し体が動くようになってからでいいので、扉を出てまっすぐ歩いて左側にある扉にいます。』

 

すみれ『お気遣いありがとうございます。でも、私はもう動けますのでその司令室に行きますわね。そちらの方達のことは任せましたわ。』

 

三浦『わかりました、それでは行こう。』

 

そういって四人は部屋から出て行きすみれも司令室へ向かいそのドアを開けた。

そのまま車庫から車を出して基地の秘密出口から出て行った。

車が外へと出るのはもう少し基地から離れた場所からだがそこまで通るのに時間はかからないらしい。

 

すみれ『星野吾郎というのはどなたですか?三浦さんから話しは聞きましたわ。』

 

吾郎『はい、私が星野吾郎というものです。階級は大尉です、神崎すみれさんですね、よろしくお願いします。』

 

神崎『で、バラノイアからの通達というものは。』

 

吾郎『日本時間の明後日から地球侵略に向けて攻撃を開始する。攻撃されたくなければ地球の資源を全て渡し、地球人類の半分を奴隷として異星で働かせるといってきています。』

 

神崎『なるほどですこと…で、あなたは戦隊の一人なのかしら?』

 

吾郎『はい!超力戦隊オーレンジャーのオーレッドです。』

 

神崎『なるほど…ひと通りの訓練を受けた軍人らしさはわかります。しかし、実戦の経験はない以上…危なくないかしら死ぬんですよ。』

 

吾郎『それについては覚悟の上です。』

 

神崎『ならば…はあっ!』

 

すみれは急に吾郎に向けて持っていた薙刀を振り下ろすと吾郎もその薙刀の柄を掴みその刃を止めた。

 

吾郎『これくらいは出来ます。』

そう言って薙刀を離した。

 

すみれ『私は少し力を向いて行いましたがその必要もなかったようですね。これから厳しくするので…』

 

吾郎『はい!了解しました。』

 

すみれ『で、残りのオーレンジャーは?』

 

吾郎『はい、それぞれの基地から隊員を選び四人こちらに来る予定です。』

 

すみれ『四人…その数に拘る理由は?』

 

吾郎『超力を手に入れられる戦士は5人しかいないことと数より質を重視していっている他の先輩方に乗っ取っています。』

 

すみれ『確かに…私達と同じように?』

 

吾郎『はい、戦隊は基本的に5人編成と決まっていまして、大神一郎総司令官がかつての魔との交戦時に、少数精鋭による連携の強さや被害のことを考えた結果5人へとなりました。』

 

すみれ『5人…帝国華撃団は9人…巴里華撃団は6人での戦闘を行った。

その経験から考えた場合ですか…なるほど、でも他の軍人は何をしているのですか?』

 

吾郎『基本的に月組、夢組と同じく、整備員や通信役や避難誘導、兵器開発に当てられます。金銭面のサポートは地球がまとまっているので様々な国が莫大な予算を使って運営しています。』

 

すみれ『あの帝劇の資金不足のことも解消されている…しかし軍人といっても戦争がない以上、やはり実戦経験を積むことは難しいのではないですか?』

 

吾郎『その通りです。最後の戦争がベトナム戦争ですから…シュミレーターや実際には戦争を経験した人から訓練を受けてもそのままというわけにはいきません。

そこで我々はネット世界に入る技術を習得しました。』

 

すみれ『ネットに入る?』

 

吾郎『ええ、ネット世界で実戦経験を積みます。そこで現れるのはかつて地球を襲った敵たちです。

黒十字軍に次元戦団バイラム、ジャシンカ帝国といった組織をコンピューターで再現しています。その中に入ると死んでしまった場合でも意識的にこちらに戻ってきます。』

 

すみれ『そんな技術がこの世界にあるのですか…』

 

吾郎『いえ…意識だけ人間を中に入れるというのは中々難しくて…そのようなシュミレーターが出来たのはある人のおかげなんです。』

 

すみれ『ある人とは?』

 

吾郎『ミャン王女という人です!彼女はある本を我々に貸してくれました。我々はその本を読み調べるうちに意識をネット世界に入れる技術を完成させました。これにより本気で命掛けで戦うことを知り我々は全力を尽くしました。私も実は何回もこのネットで死にました。』

 

すみれ『そんな軽々しく命を扱うのはあまり関心出来ませんが…地球のことを考えると仕方ないかもしれません。』

 

吾郎『我々もそれは考えました!しかし、実際にスーパー戦隊では過去にキレンジャー、バトルコサック、イエローフォー、ブラックコンドル、ドラゴンレンジャーといったように死者を出してしまいました。それに加えて何人もの関係者が基地を襲われて殺されています。我々はそんなことがないよう全力を尽くして戦うのです!』

 

すみれ『…私達も実際にかなりの死者を出しましたから…それくらいの警戒も必要なのかもしれないですわね……ネット世界からの復活!』

 

吾郎『どうかしました?』

 

すみれ『ネット世界で死んだ人が復活するといいましたわね…なら!三浦さんに連絡を!』

 

吾郎『どうかしたんですか?』

 

すみれ『彼らの…最原さんたちの仲間を復活させられるかもしれません!ある事件の被害者はネット世界で殺された…もし、そのデータが残っていたら…』

 

吾郎『そうなんですか…復活できると思います!』

 

すみれ『ならば!三浦さんに連絡をしてみれば…』

 

ガガーッ!!ガガーッ!

鈍い機械音が基地中に響き渡る。

全ての職員が慌て始める。

 

吾郎『どうした!何かあったのか!』

 

吾郎はすぐさま側にいた通信兵へと歩いて向かった。

 

通信兵『大変です!こちらに向かっている四人と三浦参謀がバラノイアの偵察部隊とぶつかりました!』

 

吾郎『なんだと!全員無事か!そこに揃ってるのか!』

 

通信兵『いえ、車から出たメンバーと他の隊員は近い場所に集まっていますが合流したかは不明です。あ、敵の部隊がその場所に向けて進行中です!』

 

吾郎『なんだと!くそっ!バラノイアめ!とうとうこの日が…俺が行く!機体を一機出す!』

 

通信兵『了解しました!』

 

すみれ『吾郎さん!あなたは救助を最優先に!私が光武で偵察部隊と戦いますわ。』

 

吾郎『助かります!これで地上の敵の殲滅に集中できます!』

 

そういってすみれは光武を懐から取り出して外へと出て、吾郎は飛行機に乗っていった。

 

すみれ『バラノイア…どんな奴なんでしょうかね…』

 

一抹の不安を抱えながらもすみれは基地から出て行った。

そのころとある世界ではある軍団が星を攻めていた。

 

ーPD世界ー

ー東の星ー

 

????『ちっ!奴等やつあたりに来やがったか!』

 

一人の男が森の中を駆け抜けている。

この世界ではザール星間帝国の支配のため、宇宙は混沌に包まれていた。

この星では、ザール星間帝国の支配を受け付けずに反抗していたが問題は別にあった。

この星は土地ごとにそれぞれの国に分かれて対立していた。

 

????『ちくしょう!タケダの奴等か!あいつらは今、テラツーを襲ってるんじゃねぇのかよ!』

 

????『しょうがねぇだろ!でも、あのタケダ軍と戦っているのは誰だ?』

 

その者たちが走り抜けていた村には既にタケダ軍と別のものが戦っていた。

 

オルガ『おいおいおい、やつあたりなんて無様な真似俺たちが許すかよ。タクトたちは逃したがな…こっちはそんなに甘くないねぇんだよ。』

 

シノ『だけどよ!これで謎が解けたぞ!あの妙な映像に映っていたこいつらがこの村を襲ったみたいだが…もう終わりだ!』

 

既にタケダ軍のヨロイは10ほどしかなかったようだ。

最初に炎を燃やしていたのは一つの民家だけだが運の良いことにそこに住む人はいなくて空き屋敷だったらしい。

 

フォルテ『あーあ、こっちに来る部隊はほぼなかったね。被害もこの屋敷だけ…ふぅ、張り合いがないというかなんというか。』

 

レスター『だが、これで十中八九タケダ軍はここに来るぞ。』

 

オルガ『オダに協力を仰げるかが問題だな…で、名瀬の兄貴になんとかしてもらうしかねぇな。』

 

レスター『まあ、そうだろうな。俺やお前達ではやはり信用性が足りない。残念ながらな…それに俺たちエンジェル隊とは手を組むのがいい。お前達鉄華団にとってテイワズと盃を交わしたことは有意義になる。』

 

鉄華団は分かれている間にテイワズと盃を交わして、名瀬とは義弟関係となった。

俺たちとは違う道を歩いていくらしいがらしいといえばらしい。

タクトみたいな穏健派とじゃ上手くいかないこともあるからな。

 

シノ『あんたらエンジェル隊ともこれからも仲良くなっていくのに変わらねーから大丈夫だぜ。それに、あんたらの教えは結構役に立たつしな。』

 

ランファ、フォルテのそれぞれの指導は彼ら鉄華団には斬新で厳しいながらも確実にレベルアップしていったのだった。

 

ジョウ『ん?そこにいるのは誰だ。隠れてないで出て来たらどうだ?』

 

草むらにいた二人の男は様子見で隠れていたようだが、ジョウに見つかったようだ。

 

????『凄いなあんた。』

 

ジョウ『この星の人間だな…名前は?』

 

ノブナガ『ノブナガだ。』

 

ヒデヨシ『ヒデヨシだ。この村は俺の村だ。』

 

ジョウ『そうか…なら気をつけたほうがいいかもな…』

 

ヒデヨシ『どういうことだ?』

 

ジョウ『ここにこういつ奴らが来るのはバラノイアやベーダー一族だけじゃなくスパイが紛れているからかもしれない。』

 

ヒデヨシ『スパイ?』

 

ジョウ『そうなんだろ…お殿様よお?オダ・ノブナガさん。』

 




????『やっほー次回のナレーションは私がやるよー。お楽しみにねー。』

タクト『ねぇ、あの褐色肌の子は誰?死んでいたような…』

ジャック『気にしたら負けだろ。』

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