伊勢崎を出て1時間程経つと、次の目的地…埼玉県にたどり着く。
第21話 違和感
アカメは皆に言う。
「少し‥ここで休憩しよう、ここらは政府兵がいないから」
チェルシーが言う。
「思ったんだけどさ…政府から取ったお金で車を購入するのはどうかな?」
アバマが言う。
「それ…僕も賛成です!はぁ‥はぁ‥」
ナジェンダが言う。
「だが、下手に音を出せば位置を知らせているのと一緒だ!歩くしかない」
クロメが言う。
「…眠い…それにお腹すいた、何でもいいからお菓子食べたい!」
その時、チェルシーがクロメに言う。
「え?クロメちゃん?お腹すいた?」
「うん‥」
「これ‥舐める?最後の棒付飴だけど…」
「ありがとう!チェルシーお姉ちゃん!」
クロメはやはりお菓子に対しての反応速度が並ではない。
アバマが言う。
「クロメちゃん‥少しは遠慮することも大事だよ‥」
「何か言った?おなべ」
「いえ‥何でもありません(頼むからおなべはやめてください)」
アカメは周りの景色を見ていた。
「ここも、荒らされている跡がたくさんあるな…政府は一体何を企んでいるんだろうな」
その景色は、建物が崩壊していて大地など所々に血の跡が付いていた。8年前の人々の悲鳴がアカメの頭に聞こえるのを思い出す。
(「いやー!」)
(「やめてくれー!」)
(「うあぁぁぁ!」)
「くっ!(あの時の悲鳴が頭から抜けない!)」
アカメは頭を抑える。
「だけど‥私がとめないと‥」
ナジェンダがアカメの所に来る。
「大丈夫か?アカメ‥」
「大丈夫だ‥過去のことを少し思い出してただけだ」
「8年前のことか?」
「…」
アカメはナジェンダに言う。
「ナジェンダ…政府の奴らは、どうしてこんな真似をするんだろうな」
「…今の大統領が、一番原因だと‥私は思う‥あいつがいなかった時は、世界はこんな残酷ではなかった」
「…」
「アカメ…少し違和感を感じないか?」
「?」
「なぜ‥大統領は…あいつだけなんだと」
「…!(そういえば、普通なら他の国にもいるはず!)」
「気が付いたか…そうだ!今の大統領は、他の国の大統領を‥殺したんだ!」
「何だと!それって、ナジェンダ!お前がまだ政府側の時か?」
「いや‥私はもうやめている時だ」
「…そうか、でもなんでそんな事知っているんだ?」
「…お前らと‥まだ会う前に、政府兵が言ってたのを聞いた」
チェルシー達が二人の所に来る。
「その話、私達も聞いていいかな?」
アカメが言う。
「あぁ‥もちろんだ」
ナジェンダが言う。
「今から話すことは、政府が私たちにヒントを与えてくれることかもしれないから、よく聞いてくれ!」
今更だけど、アバマの特徴
・髪型は「ニセコイ」の桐崎千棘とそっくりだけど、色が黄緑色。(リボンはないです‥)
・目は藍色で少し大きめ
・背はクロメより2㎝だけ大きい
・年齢は、チェルシーと同じ21歳
・服は違和感がないため姉の御下がりのワンピース(下は男なので流石に長ズボン)
・顔は女性と勘違いされるほど
・体系は小柄
・声は一般男性より少し高い
これは女性と勘違いされてもおかしくないなぁ‥でも男性とわかると何かショック!