世界変革~平和を求める者たち~   作:ガイアプロローグ

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それは、数日前の出来事のこと…群馬の団子屋の近くで、ナジェンダが座っていた時のことである。


第22話 見えない殺気

「一人になってしまったな‥これでは世界を変えるなんて、夢になってしまうな‥」

 

数メートル離れた場所で、政府兵2人が話しているのが見えた。

 

「しかし、大統領の会議はすごかったな~」

 

「会議?いつのだ?」

 

「ほらあれだよ!‥8年前の大統領会議のだよ!」

 

ナジェンダは…

 

「(8年前!)」

 

「アジトのモニターで見てたけどよ‥何といっても帝具は恐ろしいもんだよな~」

 

「あぁ‥本当だよな~」

 

「帝具で他の大統領を全員殺しちまったもんなぁ、本当に帝具って存在したんだな」

 

「俺も帝具がそのうち手に入るかな?」

 

「バーカ!政具と違って帝具は適合者しか手に入らない品物だぞ!」

 

「それほど恐ろしいものなんだな~帝具ってのは」

 

現在に戻る‥アカメは言う。

 

「帝具?聞いたことはあるが、大昔に滅んだはずじゃないのか!?」

 

「歴史では、そう記されているが…仮説に過ぎなかったんだ」

 

チェルシーが言う。

 

「残っている帝具がどんなものかが分かればいいんだけど、わかる?」

 

「大体は見当がついている‥」

 

アバマが言う。

 

「やっぱり、元政府軍の将軍ってすごいですね‥」

 

クロメが言う。

 

「おなべ!飴頂戴!」

 

「僕は飴持ってませんよクロメちゃん(だからおなべはやめてください)」

 

チェルシーがナジェンダに言う。

 

「詳しくわかると、私も対処できるから教えて」

 

「残っているのは、千変万化クローステール、魔獣変化ヘカトンケイル、死者行軍八房、それと‥」

 

チェルシーの後ろから、誰かが囁くように言う。

 

「一斬必殺村雨…」

 

「‼っ」

 

皆はその者から距離をとる。

 

「誰!アンタは!」

 

「よく避けたわね‥お見事」

 

アカメは何かを感じる。

 

「(あいつ!ただものじゃない!気配を感じなかった!)」

 

「そうね‥自己紹介は大事ですからね‥わたくしは、リヅ ウォリシアと申します‥以後お見知りおきを‥」

 

皆は自然と体から汗が無意識に出始める。

 

「はぁ…はぁ‥」

 

笑顔でリヅは言う。

 

「皆さん、どうしたのですか?体が震えてますよ?」

 

皆は無意識に足が震えていた。アカメは皆に言う。

 

「皆…大丈夫か?」

 

チェルシーは言う。

 

「う…うん…」

 

クロメは座り込んでしまう。

 

「怖い…怖いよ…お姉ちゃん‥」

 

「クロメ!‥」

 

クロメは涙が出ていた。

 

「うっ!…うっ!」

 

アバマが言う。

 

「チェ‥チェルシーさん…」

 

「私なら…大丈夫だよ…」

 

「何があっても‥僕が…」

 

「アバマ君…今は‥少し落ち着いて…」

 

ナジェンダは…

 

「(こんな奴がこの世にいたとはな‥この恐怖感を感じたのは、あいつ以来だ!)」

リヅは言う。

 

「よくみたら…皆、女の子みたいね…」

 

ゾクッ!

 

ナジェンダは言う。

 

「お‥お前…その刀…どこで…手にしたんだ?」

 

「それは…教えられません…秘密ですので‥」

 

リヅの通信機が鳴る。

 

「どうしました?」

 

「“倉庫の保管に着けと大統領に言われているだろ!戻れ!”」

 

「あっ…そうでした?すぐに戻りますので~待っててください‥」

 

ピッ!

 

「そういう事なので~さよならです…では」

 

そういうと、刀で空間を裂いて去っていった。

 

アカメ達は一気に力が抜けた。

 

「はぁ~」

 

ナジェンダは言う。

 

「あいつ‥村雨と初めに言ったな、あの刀がそうみたいだな!」

 

チェルシーが言う。

 

「その武器が…いやっ!あの子自体が私達とは別格の存在ってことだよ…あの殺気は!(あのアカメちゃんでさえ体が震えていたくらいだもの)」

 

アカメは…

 

「(あいつの体の一部を見ただけでも、こんなに震えるなんてな‥ギルとは比べものになんかならない!)」

 

クロメはまだ震えが収まらなかった。

 

「お姉ちゃん‥怖いよ…私!…怖いよ…」

 

その姿を見て、強く抱きしめるアカメ。

 

「クロメ…大丈夫、私だけじゃない‥皆がクロメを守るから」

 

「お姉ちゃん‥」

 

アバマが言う。

 

「あの人‥何者だったんだろう(でも‥政府側だというのは確かだった、いずれまたどこがであうかもしれない!)」




リヅ ウォリシアの特徴
・髪はロングヘアで白髪
・年齢は20歳
・体系は細身で身軽
・性別は女
・性格は今は不明
・身長はアカメとチェルシーの間ほど
・服装は振袖で下はミニスカート
・目を合わせると笑顔で対応するのが癖になっている
・所持している帝具は(原作のアカメが所持している)一斬必殺村雨
・見た目は美人だが相手が恐怖を感じるほどの殺気を持っている
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