「一人になってしまったな‥これでは世界を変えるなんて、夢になってしまうな‥」
数メートル離れた場所で、政府兵2人が話しているのが見えた。
「しかし、大統領の会議はすごかったな~」
「会議?いつのだ?」
「ほらあれだよ!‥8年前の大統領会議のだよ!」
ナジェンダは…
「(8年前!)」
「アジトのモニターで見てたけどよ‥何といっても帝具は恐ろしいもんだよな~」
「あぁ‥本当だよな~」
「帝具で他の大統領を全員殺しちまったもんなぁ、本当に帝具って存在したんだな」
「俺も帝具がそのうち手に入るかな?」
「バーカ!政具と違って帝具は適合者しか手に入らない品物だぞ!」
「それほど恐ろしいものなんだな~帝具ってのは」
現在に戻る‥アカメは言う。
「帝具?聞いたことはあるが、大昔に滅んだはずじゃないのか!?」
「歴史では、そう記されているが…仮説に過ぎなかったんだ」
チェルシーが言う。
「残っている帝具がどんなものかが分かればいいんだけど、わかる?」
「大体は見当がついている‥」
アバマが言う。
「やっぱり、元政府軍の将軍ってすごいですね‥」
クロメが言う。
「おなべ!飴頂戴!」
「僕は飴持ってませんよクロメちゃん(だからおなべはやめてください)」
チェルシーがナジェンダに言う。
「詳しくわかると、私も対処できるから教えて」
「残っているのは、千変万化クローステール、魔獣変化ヘカトンケイル、死者行軍八房、それと‥」
チェルシーの後ろから、誰かが囁くように言う。
「一斬必殺村雨…」
「‼っ」
皆はその者から距離をとる。
「誰!アンタは!」
「よく避けたわね‥お見事」
アカメは何かを感じる。
「(あいつ!ただものじゃない!気配を感じなかった!)」
「そうね‥自己紹介は大事ですからね‥わたくしは、リヅ ウォリシアと申します‥以後お見知りおきを‥」
皆は自然と体から汗が無意識に出始める。
「はぁ…はぁ‥」
笑顔でリヅは言う。
「皆さん、どうしたのですか?体が震えてますよ?」
皆は無意識に足が震えていた。アカメは皆に言う。
「皆…大丈夫か?」
チェルシーは言う。
「う…うん…」
クロメは座り込んでしまう。
「怖い…怖いよ…お姉ちゃん‥」
「クロメ!‥」
クロメは涙が出ていた。
「うっ!…うっ!」
アバマが言う。
「チェ‥チェルシーさん…」
「私なら…大丈夫だよ…」
「何があっても‥僕が…」
「アバマ君…今は‥少し落ち着いて…」
ナジェンダは…
「(こんな奴がこの世にいたとはな‥この恐怖感を感じたのは、あいつ以来だ!)」
リヅは言う。
「よくみたら…皆、女の子みたいね…」
ゾクッ!
ナジェンダは言う。
「お‥お前…その刀…どこで…手にしたんだ?」
「それは…教えられません…秘密ですので‥」
リヅの通信機が鳴る。
「どうしました?」
「“倉庫の保管に着けと大統領に言われているだろ!戻れ!”」
「あっ…そうでした?すぐに戻りますので~待っててください‥」
ピッ!
「そういう事なので~さよならです…では」
そういうと、刀で空間を裂いて去っていった。
アカメ達は一気に力が抜けた。
「はぁ~」
ナジェンダは言う。
「あいつ‥村雨と初めに言ったな、あの刀がそうみたいだな!」
チェルシーが言う。
「その武器が…いやっ!あの子自体が私達とは別格の存在ってことだよ…あの殺気は!(あのアカメちゃんでさえ体が震えていたくらいだもの)」
アカメは…
「(あいつの体の一部を見ただけでも、こんなに震えるなんてな‥ギルとは比べものになんかならない!)」
クロメはまだ震えが収まらなかった。
「お姉ちゃん‥怖いよ…私!…怖いよ…」
その姿を見て、強く抱きしめるアカメ。
「クロメ…大丈夫、私だけじゃない‥皆がクロメを守るから」
「お姉ちゃん‥」
アバマが言う。
「あの人‥何者だったんだろう(でも‥政府側だというのは確かだった、いずれまたどこがであうかもしれない!)」
リヅ ウォリシアの特徴
・髪はロングヘアで白髪
・年齢は20歳
・体系は細身で身軽
・性別は女
・性格は今は不明
・身長はアカメとチェルシーの間ほど
・服装は振袖で下はミニスカート
・目を合わせると笑顔で対応するのが癖になっている
・所持している帝具は(原作のアカメが所持している)一斬必殺村雨
・見た目は美人だが相手が恐怖を感じるほどの殺気を持っている