午後1:00、今は小屋の中にはナジェンダとアバマだけがいた。(捕虜も)
第4話 仲間探し
「アバマ…お前は行かなくて良かったのか?アカメ達と一緒に」
「いえ、僕はこの景色を見ているだけで、十分です」
「(アバマ…本当は女の子と一緒にいるのが恥ずかしいだけじゃないか?)」
その頃、アカメとクロメは休憩する場所を探していた。
「クロメ‥喉乾いたか?」
「お姉ちゃん…頭がクラクラする~」
今日の群馬の気温は、35.6℃。外は猛暑に包まれていた。
「クロメ‥あそこの飲み物屋に行くか?今なら金もそんなに少なくないから大丈夫だ」
「うん…ありがとう‥お姉ちゃん」
二人が行った店の名は、カフェラテ・オールベルグ。群馬市民の中でも人気の高い店である。
「人が多いということは、人気があるかもなこの店」
「お姉ちゃん…喉乾いて来た‥」
「大丈夫、もう席はとってるから店員が来たら注文するだけだよ」
そして、店員(メイド)が二人の所に来た。
「ご注文は決まりましたか?お二人方」
すると、少し離れたところから声がした。
「おい!あのメイドめっちゃかわいい子じゃないか?」
「あっ本当だ、チェルシーちゃんだ!」
クロメは、その名前を聞いた瞬間…
「(チェルシー?どっかで聞いたことがあるような気が…)」
アカメは注文する。
「アイスウーロン茶を二つ頼むよ」
「はい‥わかりました!」
そういうと、チェルシーは次の客の所へ行った。
クロメがアカメに言った。
「お姉ちゃん…」
「どうした?クロメ」
「さっきのメイドの人‥チェルシーって言ってたよね?」
「…え?」
「何か‥どっかで聞いたことがあるような名前だと思わない?」
「…そういえば、私とクロメがまだ小さいころだったかもな…注文するとき、顔見ていなかったからわからなかったなぁ~」
「(いや、さっき客が名前言ってたよ‥)」
アカメが言う。
「この店、人気ではあるが…店員とメイドが少ない気がするな‥」
「お姉ちゃん…喉がもうヤバイ…」
「そのうち来るよ‥大丈夫」
そう言ってるうちに、チェルシーが来た。
「お待たせしました!アイスウーロン茶二つです!」
すると、クロメが真っ先にアイスウーロン茶を取る。
ゴクッゴクッ!「あぁ~生き返る~」
チェルシーが言う。
「フフッ注いだ甲斐があって良かった」
「じゃあ、まだお客さんがいるからまたね」
チェルシーがそういった瞬間、アカメがチェルシーの手を掴んだ。
「あっあの~お客さん?」
「なぁチェルシー…私たちの仲間にならないか?」
「…へ?」
クロメが突っ込む。
「お姉ちゃん…それは流石に急すぎるでしょ!」
「無理にとは言わないけど、できれば仲間に‥」
「いやいやお姉ちゃん!まず無理に誘うのやめようか?」
すると、チェルシーが言う。
「ごめんね‥アカメちゃん‥私、今は仕事中なの‥」
そういうと、チェルシーは他の客の所へ行った。
「お姉ちゃん、無理やりは良くないよ。あの人も仕事があるんだから‥」
「…そうだな、少し強引だったかもな…」
そして15分後、二人は会計をする準備をしていた。
「財布の中身‥どの位入っていたかなぁ?」
すると、会計の所に立っていたのはチェルシーだった。
「さっきはごめんな…チェルシー、強引に言っちゃって‥」
「ううん、こっちもごめんね‥」
「…なぁ、チェルシー」
「?」
「いきなりだと思うけど‥今の世の中のことどう思う?」
アカメがそういうと、チェルシーは‥
「私は…今の大統領が来てから正直に言うと、辛いな‥生活も‥給料も‥」
クロメはチェルシーに言う。
「だから‥お姉ちゃんと私と今いる仲間達で世の中を変えるの!」
「だからチェルシーお姉ちゃんも、この店でがんばってね!」
すると、チェルシーはクロメの頭を撫でた。
「ありがとう‥クロメちゃん‥強いんだね…」
アカメは…
「頑張れよ、チェルシー」
そういうと、アカメはチェルシーの手にお金を置いて小屋に戻って行った。
「私も…私なりにできることを全力でするよ、アカメちゃん!」
ここでついにチェルシーが登場しました。この後、どういう展開が待ってるのか。ちなみにチェルシーはこの物語のもう一人の主人公です。次回の後書きから、アバマの日記を始める予定です。