天才科学者と超能力者の妹は平凡な人間でした。   作:えすぷれっそ

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このサブタイトルは結構使います。


暗殺者と超能力者 2

シュークリーム…帰ったらシュークリーム…!

 

「…えへへっ」

 

「「「おっふ…」」」

 

「お、おい見たか、あの紅葉さんの表情…!」

 

「ま、まさかあれが俗にいうツンデレ…?」

 

いけない、つい表情が緩んでしまった。

 

だってシュークリームだもの。

 

…意味がわからない?それはシュークリームへの愛が足りない証拠よ。

 

「…斉木?帰りたいのは解るがせめて席に座って授業を受けてくれ。」

 

「いえ、このままで大丈夫です。」

 

そう、私が今教室のドアの前で立ちながら授業を受けているのも、全てはシュークリームの為。

 

 

 

「楠兄ってさ、眼鏡取ったら絶対モテるよね。」

 

『そうだな。僕と目を合わせた奴は石になるな。』

 

…でも、要するに塞げれば良いんでしょう?なら_

 

「コンタクトレンズとか、どう?」

 

『…コンタクトレンズ?』

 

「うん。ちょっとそこの店に寄ってみる?」

 

 

「…おっふ。」

 

『やめろ。』

 

あれ、うちの兄ってこんなイケメンでしたっけ?

 

ちなみに眼鏡は取り上げました。こんな人が多い所じゃ超能力は使えないし。

 

「あっ、紅葉ちゃんと…どちら様?」

 

うっ、こんなタイミングで神に溺愛されし少女…、もとい照橋さんに会うなんて…最悪だ。

 

「あー…うーん…エーット…」

 

「あっ、もしかしてデート中だった!?ごめんね!」

 

・・・

 

『お前のせいだぞ』

 

「ごめんなさい…」

 

 

 

「紅葉さん!昨日デートしてたって本当ですか!?」

 

やれやれ… こんな事になるなんて。全部自分の所為なのだけど。

 

「おい、お前らいい加減にしろ!紅葉様が困ってるだろ!」

 

うん、そこのモブ君、その一言は嬉しいけど様付けはやめようね。

 

でも、何処から情報が漏れたんだろう。照橋さんは言いふらすような人じゃないし…

 

その時、恐らく登校直後の男子とその友達の会話が聞こえた。

 

「知ってるか?紅葉さんが昨日デートしてたんだってよ。」

 

「まじかよ…誰だよその相手…」

 

「佐藤が言ってたんだけどさ、超イケメンだったらしいぜ。」

 

…佐藤、貴様か。

 

貴様の首を切ってこの世界から消滅させてあげようか?あ?

 

まぁ佐藤を殺すか殺さないかは置いといて。楠兄のコンタクトversionは永久保存だね。

 

もう毎日コンタクトで良いのに。どうせ燃堂君とかで目立ってるんだから。

 

とにかく、誤解は解いておかないと。

 

「…一緒に歩いてたのは、私の兄だから。」

 

時が止まったように静かになる教室。

 

・・・

 

「よかったぁぁぁ…」

 

「ふぃー、明日死のうと思ってた所だぜ…」

 

「そうだよなー、紅葉さんが付き合う訳ないもんなー。」

 

おい2番目誰だ。私人殺しになるんだけど。…もう遅いか。




最近投稿してなくてすみませんでした。

…ちなみに佐藤君は意外と登場します。
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