天才科学者と超能力者の妹は平凡な人間でした。 作:えすぷれっそ
容姿だけなら50%ですが、ツンデレで30%追加されています。
…中間テストか。
楠兄はきっと90点取ってるんだろうな。
でも、私が来たからにはそんな事させない。
…方法がくー兄のようになるけど…まぁ、いいか。
「楠兄、テストだね。」
『そうだな。』
…たった2行で会話を終わらすのはやめてほしい。
「…ねぇ、テストの点数で勝負しない?」
『はぁ?お前もアイツに汚染されたのか?』
汚染って…まぁ、勝負で負ける度に気持ち悪いのは認めるけど…
「汚染されてなんかないよ。まぁ、ただで勝負しろとは言わないわ。楠兄が勝つか、私と同点だったら…
(いつぞやの)高級コーヒーゼリーを3個でどう?」
『乗った。』
「おい、斉木と紅葉様が勝負するんだってよ。」
「えっ、何で?」
「中間テストらしいぜ?多分紅葉様の圧勝だろうけどな。」
「だよなー。あいついつも90位だし。」
ダレガヒロメヤガッタ?
ふむ、佐藤か。佐藤に決まってる。
「というかさ、佐藤っていつも紅葉さん関係の噂流してくるよな。」
「あいつ、途中まで紅葉さんと同じ通学路だから付けてるらしいぜ…!」
え…ストーカーじゃない!キモッ!
じゃぁ兄妹ってこともばれてたり?
いや、でもそれなら問いただされるだろうし、まだ大丈夫か。
「紅葉さん、勝負頑張って下さい!」
「ん。ありがと」
「フォォォォ!!紅葉様にお礼言ってもらえたぁぁぁ!!」
「あっ、抜け駆けするんじゃねぇ!」
~対戦のルール~
・これは勝負とかそれ以前の問題だけど、勿論カンニングはダメ。
・楠雄はゲルマニウム指輪を付ける事。
・景品は勿論自分の財布から。
・問題が同じじゃないと不公平なので、紅葉は特別に2年のテストを受ける。
普通は受けられない?超能力で何とかなったよ(適当)
「…ふぅ」
さて、私だけ特別に2年のテストを受けさせてもらいました。
楠兄はどうかな?多分満点よね。知ってるわ。
数日後に貼りだされた結果__
1 斉木楠雄
1 斉木紅葉
…うん、知ってた。
「おい…斉木、あいつカンニングしたんじゃないか?」
「いや…あいつの前後左右はほとんど170位代だ。」
「信じられねぇ…」
『さて、約束通りにコーヒーゼリーを買って貰うぞ。』
…仕事して金貯めてこよ。
__その後、次の中間テストまで噂をされた。
ーー文字数が足りないので短編をーー
楠兄にシュークリームを買って貰えることになって、私はうきうきしていた。
…表には一切出さないけどね。それが私。
…う、この巨大な気配は…!多分照橋さんだ。
「おはようっ、紅葉ちゃん!」
「おはよう、照橋さん。」
「あ、心美でいいよ。先輩だからって気にしないで。」
「う、うん。」
…そうだ、聞くなら今のうちよね。
「…心美ちゃんって、2年の斉木先輩の事、好きなんですか?」
「えっ!?」
ちなみに、昨日に私と楠兄が兄弟だって事は照橋さん…心美ちゃんには言っていない。
だってその方が面白そうじゃない。性格悪い?何とでも言え。
「いや、えっとね、あのね、気付いたら斉木君の事ずっと意識するようになってるだけで、そんなんじゃ…」
「心美ちゃん、それって恋です。」
「うっ…そうよね…」
今の心美ちゃんの表情は耳まで赤く染まっている。
周りの男達がさっきから「おっふ」「おっふ」ってうるさい。
_だからおっふって何!?
「わかってると思いますけど…あの人、ダイヤモンド並みの堅物ですよ。頑張って下さいね。」
「…うん、ありがとう!」
心美ちゃんは十組の教室まで送ってくれた。
_たまには、こういう話で盛り上がるのもいいかもしれない。