Awakening   作:アリス・リリス

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第三話~真実~

 

「…ウッ…、ここは…?」

 

牢屋の中で目覚めたソフィアは、辺りを見回した。

 

窓の外を見ると、

 

「そんな…どうやって出ればいいの…!?」

 

ソフィアは、愕然とした。

 

 

 

「ソフィア様~!」

 

ヨシュアとゾーファが飛んできた。

 

「ヨシュア、ゾーファ…。どうしよう…」

 

ソフィアの瞳が潤んだ。

 

 

「ソフィア様、お泣きにならないでください!私がどうにかいたしますから!」

 

 

ヨシュアは、ソフィアをなだめるように話しかけた。

 

 

「まずは、ゾーファ。あの扉に穴をあけてくれないか?」

「グルル!」

 

 

ゾーファは、火を吹いた。

 

扉に穴が開き始めた。

 

ヨシュアが通れるくらいまで開いたとき、

 

「私がまず向こうに向かいます」

 

とヨシュアが出ていった。

 

 

「…ヒュドー?」

「…ヨシュア?」

「久しぶりだな…。リューリク様がお亡くなりになったって聞いたけれど…」

「亡くなってなどない。リューリク様は、あの邪悪なゼルファルスに幽閉されたのだ…。予言ではリューリク様を助けられるのは、ソフィア王女だけなのだが…。ゼルファルスは、ソフィア王女の抹殺を計画している。早く脱出しないと!」

「ヒュドー、リューリク様は、今どちらに…?」

「神隠しの森に幽閉したと言っていた。早く助けないと、この国が危ない!」

 

「ヒュドー、ソフィア様がここから脱出するのを手伝ってくれないか?」

「わかった。その代わり、リューリク様を助けてくれ。私は、飛行機を作ろう」

 

 

会話が終わると、牢屋の扉が開いた。

 

 

「はじめまして、ソフィア王女。私の名は、ヒュドー。どうか警戒なさらないでください。あなたの味方です。どうか、我らの王・リューリク様をお救いください!」

「ヒュドーさん、リューリクさんを助けられるのは、私だけなの?」

「ええ、リューリク様は、神隠しの森に幽閉されています。このままゼルファルスが国を乗っ取ってしまったら、この国も終わりです!」

「わかりました。私もリューリク王にお会いしなければなりませんので」

 

 

ヒュドーは、ソフィアの答えを聞いて、すぐに飛行機製作に取りかかった。

 

 

 

ヨシュアは、ゴブリン王国のある大陸の地図を広げた。

 

 

「ここがルテフォです。『神隠しの森』は、ここから西に向かいます」

「リューリクさんは、この森のどこに幽閉されているの?」

「残念ながら、全くわかりません…。ただこの森に幽閉されているのは確かです!」

 

ヨシュアがソフィアに飛行ルートやリューリク救出後の動きについて説明している間、ヒュドーは、絶えず動き回っていた。

 

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