「アイタタタ……」
「派手にやりましたな。
…無事サン・フックの塔に着きましたね」
「そうね…」
ソフィアが塔の入口に向かおうしたとき、
「あ…!」
船で見たローブをまとった小さな魔法使いが入口に入ろうとしていた。
しかし、シールドにはじかれ、姿を消した。
入口は、壁におおわれ、小さな印が現れた。
「陛下、あの魔法使いは、船にいましたよね…?」
「ええ…、でもどうして?」
「わかりません…。
……急ぎましょう!」
入口の前に立つと、印が形を変えた。
印は、女性の姿を取った。
「スカイウォードの女王、あなたがこのサン・フックの塔にいらっしゃることは存じ上げておりました。
ですが、来てはなりません。
敵の狙いは………………」
魔女の姿が突然消え、小さなゴブリンの像が数体現れた。
そして、同時に紫の禍々しい蔦が現れた。
「陛下!
“呪いの蔦”です!」
「この蔦、アイアンフーフと同じ気配がするわ!
どうにかして、取り除かなきゃ…」
「お待ちください、陛下!」
ソフィアは、“呪いの蔦”に触れた。
「きゃあっ!」
バリッバリバリッ!
「うかつに“呪いの蔦”に触れてはならないのです!」
「グルルッ!!!」
ゾーファの口から炎が漏れ出ている。
「ゾーファ、炎でも蔦を消せませんよ。
どこかに呪いを解く鍵が隠されているはずです………」
「ヨシュア…もっと早く言ってよ…」
「申し訳ございません、陛下」
ソフィアは、じっと壁を見つめた。
「これかしら」
下に落ちていた“ルーンストーン”を壁に空いた穴に嵌め込んだ。
「ぴったりだわ」
すると、ボッと蒼い炎が蔦を包んだ。
蒼い炎は、蔦を飲み込み、不意に消えた。
「蔦が消えた…。
……急ぎましょう!」
最初に入った部屋は、天井の高い部屋。
奥には、エレベーターホールが見える。
「魔女に会わなきゃ!」
ソフィアたちは、エレベーターホールに急いだ。
エレベーターホールに足を踏み入れると、不思議な精霊が現れた。
「ソフィア女王、私は、
この“
と同時に、精霊があの“呪いの蔦”に縛られた。
「……苦……しい……。
へ……い……か、探し……出して……タぺ…スト…リーを……直して…くだ……さい……」
「わかったわ!
それまで、持ちこたえて!」
ソフィアは、他の部屋に走った。